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夜だけ糖質オフはアリ?なし?現実的な続け方

「昼は付き合いもあるし普通に食べたい。でも、太りたくないから夜だけ糖質を減らしたい…」。
こんなふうに思ったこと、ありませんか?
夜だけ糖質オフはうまく使えば続けやすいダイエットのひとつですが、やり方を間違えると、
・昼にドカ食いしてしまったり
・体調を崩したり
してしまうこともあります。

この記事では、「夜だけ糖質オフって実際どうなの?」を、現実的に続けられるラインでお話ししていきます。
専門家の診断ではなく、「日常生活で無理なく使えるテクニック」をイメージして読んでもらえたらうれしいです。


目次(表示させると見出しが見られますよ!)

この記事でお伝えしたいこと

  • 夜だけ糖質オフのメリット・デメリットのざっくりイメージ
  • 調べてみると分かってきた、「夜の食事」と体重の関係の話
  • 現実的に続けやすい3つの「夜だけ糖質オフ」パターン
  • リバウンドしやすい人の共通パターンと、その対策
  • やってみる前にチェックしたい、自分に合うかどうかの目安

まずは「夜だけ糖質オフって、そもそもアリなの?」というところから、一緒に整理していきましょう。


夜だけ糖質オフって実際どうなの?体のリズムから見る「アリ・ナシ」

「昼は普通、夜だけガマン」の発想はすごく現実的

多くの人の生活リズムを考えると、昼は仕事や付き合い、夜は自分でコントロールしやすい時間になりがちです。

・ランチは同僚と定食屋や社食
・おやつも多少は避けにくい
・でも夜ごはんは、自炊・コンビニ・外食を自分で選びやすい
という流れを考えると、「夜だけルールを決める」ほうが現実的に感じる人は多いです。

実際、「夜だけ白ごはんを半分にしたら少しずつ体重が落ちてきた」という声も聞きます。
なので結論から言うと、夜だけ糖質オフは「条件付きでアリ」と考えています。

夜の食事は太りやすい?調べてみると…

「夜遅く食べると太る」とよく言われますが、調べてみると、夜遅い食事と肥満には関連がありそうだという報告もあります。

たとえば、日本健康教育学会誌に掲載された論文では、成人では夜遅い食事をする人ほど肥満との関連が見られたというまとめがされています
(「日本人の成人と子どもにおける夜遅い食事及び夜食と肥満との関連」
https://www.jstage.jst.go.jp/)。

また、一般財団法人日本気象協会のコラムでは、「BMAL1」という脂肪をためやすくするたんぱく質が夜に増えるという解説も紹介されています。
BMAL1の分泌が多い時間帯(おおよそ22時〜深夜)の食事は、脂肪をため込みやすいと考えられているそうです。
(「夜遅い食事はなぜ太る?」
https://www.ichiken.org/

もちろん、研究によって結果はバラつきもあるようですが、「夜遅い時間のドカ食いは、やせたい人には不利っぽい」というのが、今のところのざっくりした方向性かなと感じています。

「糖質」だけにフォーカスしすぎるのは危険もあるらしい

じゃあ「夜だけ糖質ゼロにすれば最強?」と言われると、これはさすがにやり過ぎの可能性も。
調べてみると、糖質制限そのものにも注意点があると書かれている国内サイトも多いです。

たとえば、タニタのコラムでは、糖質を減らした代わりに脂質(脂の多いおかず)を増やしてしまうと、カロリーが減らず、かえって健康リスクが高まる可能性があるといった注意が紹介されています。
(「糖質制限って? 健康維持に必要な食事の取り方とは」
https://www.tanita.co.jp/

つまり、「糖質だけ悪者にして他はノーチェック」だとバランスが崩れやすいということですね。


夜だけ糖質オフは「アリだけど条件付き」だと感じる理由

前提1:結局は「1日のトータルエネルギー」が大事

夜だけ糖質オフをしても、昼と間食で食べ過ぎていれば体重は落ちにくいです。
減量の基本は、「1日の消費エネルギー > 1日の摂取エネルギー」になっているかどうか。

厚生労働省と農林水産省が作った「食事バランスガイド」でも、主食・主菜・副菜などをバランスよく、適量とることが大切だとされています。
(農林水産省「『食事バランスガイド』について」
https://www.maff.go.jp/

夜だけ糖質オフは、この「バランス」の中で、「夜の主食の量をちょっと控えめにする作戦」として使うイメージが安全ゾーンです。

前提2:「自分の体質・持病」によって向き不向きがある

・糖尿病の治療中
・腎臓病などで食事制限がある
・かなり痩せ型で、筋肉量も少ない
こういった方は、独断で糖質を大きく減らす前に、必ず医師や管理栄養士に相談したほうが安心です。

調べてみると、日本糖尿病学会の考え方などでも、糖質制限は特定の条件下では有効な場面もあるが、長期的な安全性や効果については慎重なスタンスが示されているようです。
(詳細は日本糖尿病学会の情報や、それを解説した国内クリニックのサイトなどを参照)

この記事では、「持病がなく、健康診断で大きな指摘はない人が、生活習慣レベルで夜の糖質を少し控えたい」というケースを想定して話を進めます。


現実的に続く「夜だけ糖質オフ」3つのパターン

ここからは、ガチガチではなく、続けやすさ重視の具体的なやり方を3パターンに分けて紹介します。

パターン1:主食量を「半分」にするライト版

一番おすすめなのは、「完全に抜く」のではなく「量を半分にする」方法です。

いつもの夜ごはんでイメージしてみる

例:いつもの夕食が
・白ごはん 茶碗1杯(約150〜180g)
・焼き魚or肉のおかず
・野菜のおかず
・味噌汁
だとしたら、白ごはんを半量にするだけでも、糖質はそこそこ減らせます。

茶碗1杯のごはん(150g前後)の糖質はざっくり約50〜55gと言われます。
これを茶碗半分(75g前後)にすると、糖質も約半分。
体感としては「物足りないけど、ギリギリ耐えられる」ラインになりやすいです。

外食・コンビニでの工夫

  • 定食なら「ごはん少なめでお願いします」と一言添える
  • コンビニ弁当なら、ごはんを少し残して、サラダチキンやサラダを追加
  • 丼ものより「ごはん+おかず」が分かれているメニューを選ぶ

このやり方は、昼の食事はほぼ変えずに、「夜だけ微調整」する感覚で始められるので、三日坊主になりにくいパターンです。

パターン2:平日だけ「夜糖質オフ」にする週間リズム

次は、平日と休日でルールを分ける方法です。

  • 月〜金:夜は主食を半分 or 抜いて、おかず+野菜メイン
  • 土日:家族や友人と普通にごはんを楽しむ(食べ過ぎ注意)

「毎日ストイック」だと心が折れやすい人でも、「平日だけ頑張ればOK」と思えると続きやすくなります。

ただし、休日に気がゆるみすぎて「2日で平日のマイナスを全部チャラにしてしまう」ケースもよくあります。
そんな人は、休日に太るのはなぜ?|RIZAP式「2〜3食ルール」でダラダラ食いを終わらせる のように、
「休日の食べ方ルール」も合わせて整えておくと安心です。

パターン3:筋トレとセットで「夜の糖質」を調整する

夜だけ糖質オフを、筋トレとセットで考えるパターンもあります。

  • 筋トレをしない日は:夜の主食を少なめ or 抜く
  • 筋トレをする日は:トレーニング後に少量の糖質をとる(おにぎり半分など)

筋トレをした日は、筋肉の回復にエネルギーが必要になります。
調べてみると、トレーニング後に適量の糖質をとることで、筋グリコーゲンの回復を助けると言われることが多いです。

「筋トレも少しずつ始めたい」という方は、全身をバランス良く鍛える筋トレメニュー|週2〜3回の基本プラン のような、
週2〜3回の全身トレと組み合わせて、「トレーニング日だけ糖質を少し戻す」というバランスもアリです。


夜だけ糖質オフでよくある失敗パターンと対策

失敗1:昼のドカ食い・間食爆発で帳消し

夜だけ頑張っているつもりでも、昼+おやつでカロリーオーバーしていたら、体重は動きません。

ありがちなパターンは、
・夜にごはんを減らす → お腹がすく → 翌日の昼にドカ食い
・夜の糖質オフ中のストレスで、夕方〜深夜にお菓子に手が伸びる
など。

こういうときは、「夜を極端に削りすぎない」ことも大事です。
最初は「ごはんを 1/3〜1/2 減らすくらい」から始めて、様子を見ながら調整したほうが、トータルではうまくいきやすいです。

失敗2:「糖質ゼロ信仰」で体調を崩す

・頭がボーッとする
・イライラしやすくなる
・便秘気味になる
などのサインが強くなってきたら、糖質を削りすぎている可能性もあります。

調べてみると、国内のヘルス系サイトでも、極端な糖質制限は筋肉量低下や脂質の取りすぎにつながるリスクがあると指摘されています
(例:タニタのコラムや、製薬会社・食品メーカーの健康情報ページなど)。

夜だけ糖質オフをする場合も、「ゼロにする」のではなく「控えめにする」ほうが、長期的には安全ゾーンに近いと考えておいたほうが良さそうです。

失敗3:リバウンドしやすい「性格パターン」を抱えたまま突っ走る

ダイエットがうまくいかない人を見ていると、食事の方法だけでなく「考え方のクセ」が原因になっていることがよくあります。

例えば、
・完璧主義で、「一度崩れると全部どうでもよくなる」
・ストレスがたまると、食べることで発散しやすい
・短期決戦で結果を求めすぎて、続く前に燃え尽きる
などなど。

こういうリバウンドリスクの高さは、食事テクだけではカバーしきれません。
自分のタイプを客観的に見ておく意味でも、リバウンドリスク診断のようなツールを使って、
「自分はどこでつまずきがちか」を知っておくのも、夜だけ糖質オフを続けるうえで役に立ちます。


私が見てきた「夜だけ糖質オフ」がハマった人の共通点

私、和久井朗がライザップ経験者としていろいろな人の話を聞いてきた中で、夜だけ糖質オフがうまくハマる人には、いくつか共通点がありました。

  • 「夜のルーティン」が比較的安定している
    毎日帰宅時間がバラバラよりも、「だいたい◯時〜◯時の間に夕食」という人のほうがやりやすいです。
  • 「完全禁止」ではなく「自分ルールのゆるさ」を持っている
    例:「外食の日は夜の糖質オフは一旦お休み」など、自分でルールに例外を用意できる人は続きやすいです。
  • 体重だけでなく「体調」も指標にしている
    朝の目覚め・便通・仕事中の集中力など、数字以外の変化も気にしている人ほど、無理なやり方をしにくい印象があります。

逆に、「短期間で◯kg落とす!」と期限だけにこだわりすぎると、どうしても極端になりがちです。
夜だけ糖質オフは、「数ヶ月〜半年くらいかけてじわじわ効かせるイメージ」で取り入れたほうが、メンタル的にもラクです。


夜だけ糖質オフを始める前にチェックしたいQ&A

Q. 夜ごはんの時間がそもそも遅いんだけど、それでも効果ある?

A. 正直なところ、「22時以降にがっつり食べる」のは、糖質オフ以前に不利になりやすいです。
さきほどのBMAL1の話でも、夜遅い時間の食事は脂肪をため込みやすい可能性が示されています。

できれば、「帰宅後すぐに軽めの夕食」+「どうしてもお腹がすいたら低糖質の軽いものを少し」という形に寄せていけるとベターです。

Q. 夜だけ糖質オフを何ヶ月くらい続ければいい?

A. 体重や生活習慣にもよりますが、1〜2週間では大きな変化は出にくいことが多いです。
体重は水分変動も大きいので、「まずは1ヶ月」をめどに、体重と体調の変化をセットで観察してみてください。

そのうえで、
・体重が少しでも落ち始めている
・体調も悪くない
と感じられれば、3ヶ月くらい続けてみる価値ありだと思います。

Q. 夜だけ糖質オフと、運動はどっちを優先したほうがいい?

A. 理想は「どちらも少しずつ」ですが、まずは食事のほうが体重には効きやすいことが多いです。
ただし、筋肉量を守るためにも、週2回くらいは軽めの筋トレやウォーキングを合わせていくのがおすすめです。

運動メニューのイメージが湧かない人は、全身をバランス良く鍛える筋トレメニュー|週2〜3回の基本プラン のような、
「これだけやればOK」型のメニューから始めると迷いにくいです。


まとめ:夜だけ糖質オフは「自分ルール化」できれば心強い

夜だけ糖質オフは、・現実的に続けやすい
・生活リズムに合わせて調整しやすい
という意味で、うまく使えば心強いダイエットの味方になります。

ただし、ポイントはここです。

  • ゼロにするより「控えめ」にする
  • 平日・休日でメリハリをつける
  • 体重だけでなく体調も見ながら微調整する
  • 自分のリバウンドパターンを知っておくリバウンドリスク診断など)

「夜だけ糖質オフ」は、あなたの生活に合わせてカスタマイズできるツールのひとつです。
完璧を目指すより、「昨日よりちょっとだけいい選択ができた」を積み重ねていくほうが、結果的には大きな変化につながっていきます。

今日の夜ごはんから、茶碗1杯を「ちょっと少なめ」にしてみる。
そんな一歩から、ゆるく始めていきましょう。

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