コンビニで買えるダイエット向き食品ガイド

「今日もコンビニごはんかぁ…太りそう…」って、ちょっと罪悪感を覚えたことありませんか?
でも実は、コンビニは選び方次第でかなり“ダイエット向き”になるんですよね。私も減量期はコンビニにかなりお世話になりました。
この記事では、セブン・ファミマ・ローソンなどで買いやすい“高たんぱく・低糖質・食物繊維多め”のアイテムを中心に、組み合わせ方やNGパターンまで、やさしくまとめていきます。
「料理は苦手」「仕事が遅くて自炊がムリ」「外食や飲み会も多い…」という人ほど、コンビニを味方につけた方がラクになります。一緒に“太りにくい選び方”を覚えていきましょう。
目次(表示させると見出しが見られますよ!)
この記事を読むべき理由
- コンビニ飯=太る、という思い込みをゆるめてラクになる
- どのコンビニでもほぼ再現できる「高たんぱくな組み合わせ」が分かる
- つい選びがちな「太りやすいパターン」と、そのリカバリー方法が分かる
- 仕事・育児・介護などで忙しくても続けやすい“現実的なダイエット”がイメージできる
「完璧じゃなくていいから、まずは太りにくい選び方を知りたい」という人にピッタリの内容です。
コンビニは本当にダイエットの敵じゃない?
結論から言うと、コンビニは“敵”にも“味方”にもなる場所です。
店内を見回すと、菓子パン・スイーツ・揚げ物・甘いドリンク…カロリー高めのものもたくさん並んでいますよね。でも同じ棚に、
- サラダチキンやグリルチキン
- ゆで卵、豆腐バー、納豆
- カップサラダ、カット野菜、カットフルーツ
- おにぎり、サバの塩焼き、冷凍ブロッコリー
など、ダイエットに使いやすい食材もかなり増えている印象です。
さらに、調べてみると、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランス(いわゆるPFCバランス)を意識することが、健康づくりの基本らしいと言われています。コンビニをうまく使えば、このバランスも整えやすくなります。
大事なのは、
- 「なんとなく」で選ばないこと
- 「たんぱく質をまず確保する」意識を持つこと
- 主食・おかず・野菜・汁物のバランスをざっくり見ること
この3つだけでも、コンビニごはんの“太りやすさ”はガラッと変わります。
コンビニダイエットの基本ルール5つ
① まず「たんぱく質」を1〜2品キープする
ダイエット中は、筋肉を落としすぎないことがとても大事です。調べてみると、たんぱく質は筋肉の材料になり、満腹感もサポートしてくれると言われています。
コンビニなら、次のようなもので簡単にたんぱく質を追加できます。
- サラダチキン、グリルチキン
- ゆで卵、味付き卵
- 豆腐バー、冷奴、厚揚げ
- ギリシャヨーグルト(なるべく無糖)
- 焼き魚・煮魚のお惣菜
- プロテインドリンク・プロテインバー(糖質控えめなもの)
「主食+たんぱく質1〜2品」を最低ラインと考えると、かなり組み立てやすくなります。
② 主食は「白い炭水化物」より“茶色・ずっしり系”を選ぶ
もちろん白ごはんやパンもNGではありませんが、ダイエットを意識するなら、
- 白いふわふわパン → 全粒粉パン・ライ麦パン・サンドイッチ
- 具なしおにぎり → 雑穀米・鮭・ツナマヨ少なめなど
- 大盛りパスタ → そば・うどん(具だくさん)・スープパスタ少なめ
といった感じで、「精製度が低くて、噛みごたえのある主食」を選ぶと血糖値の上がり方がマイルドになりやすいと言われています。
③ 揚げ物・クリーム系は「1食1アイテムまで」を目安に
からあげ、コロッケ、フライドポテト、クリームパスタ、グラタン…おいしいですよね。ただ、これらが2品3品と重なると一気に脂質オーバーになりやすいです。
目安として、
- 揚げ物は1食1品まで
- 揚げ物を選んだら、主食は控えめ&デザートは我慢
- どうしても食べたい日は翌食か翌日に調整する
くらいの“ゆるいマイルール”を作っておくと、ストレスも少なくて続けやすいです。
④ ドリンクは「ほぼ水・お茶・無糖コーヒー」で固める
コンビニで地味に怖いのが、砂糖たっぷりのカフェラテ・ジュース類です。料理で糖質を気をつけていても、ドリンクでかなり摂ってしまう人も多いです。
基本は、
- 水、炭酸水
- 無糖のお茶(緑茶・麦茶・ほうじ茶など)
- 無糖のコーヒー
たまに甘いカフェラテを飲むのはOKですが、「毎朝」「毎食」は太りやすいパターンになりやすいので注意です。
⑤ 「1食の合計カロリー」をざっくりイメージする
ダイエット中の1食あたりの目安は、ざっくり400〜700kcal前後に収まるとバランスが取りやすいと言われることが多いです(性別・体格・運動量によってかなり変わります)。
コンビニ商品にはカロリー表示があるので、「合計でどれくらいになりそうか」をざっくり足し算してみる習慣をつけると、食べ過ぎ防止になります。
ジャンル別・ダイエット向きコンビニ食品リスト
おにぎり・ご飯・パンなど主食系
ダイエット向きの選び方
- 雑穀米・玄米・もち麦入りおにぎり
- 具は「鮭・昆布・おかか・梅」などあっさり系
- ツナマヨ・からあげマヨなどは頻度を下げる
- パンは全粒粉・ライ麦・サンドイッチ(マヨ少なめ)系
おすすめ組み合わせ例
- 雑穀おにぎり1個+サラダチキン+野菜スープ
- 鮭おにぎり+ゆで卵+カップサラダ
- ハムチーズサンド+カットフルーツ+無糖ヨーグルト
NGになりやすい組み合わせ
- 菓子パン2つ+甘いカフェラテ
- 大盛りチャーハン+からあげ+ジュース
- パスタ+ガーリックトースト+デザート
こういう組み合わせは脂質と糖質がダブルで多くなりがちなので、頻度を下げたり、どこか1つを「サラダ」や「スープ」に置き換えるとグッと変わります。
サラダ・野菜・惣菜系
押さえておきたいポイント
- ポテトサラダ・マカロニサラダより葉物+たんぱく質入りサラダを選ぶ
- ドレッシングはかけすぎ注意(別売り小袋を少しだけ使うイメージ)
- 野菜スティック+味噌マヨも、量を守れば◎
使いやすいアイテム例
- チキンや卵、豆が入った「おかずサラダ」
- カット野菜+自宅のノンオイルドレッシング
- ひじき煮・切り干し大根などの和惣菜(砂糖はやや多めなこともあるので食べ過ぎ注意)
チキン・魚・たんぱく質おかず
定番はやっぱりサラダチキン
調べてみると、サラダチキンはコンビニでも高たんぱく・低糖質の定番としてよく紹介されています。味のバリエーションも多いので、飽きにくいのがメリットです。
その他のおすすめたんぱく質源
- グリルチキン・ローストチキン
- サラダフィッシュ(サバ・鮭など)
- 焼き魚・煮魚のお惣菜
- ゆで卵、半熟卵
- 豆腐バー、厚揚げ
このあたりを「主食1に対して、おかずはたんぱく質を2品」くらいのイメージで合わせていくと、満足度もかなり変わります。
ヨーグルト・デザート・間食系
ヨーグルトの選び方
- 無糖・低糖質タイプを基本にする
- ギリシャヨーグルトはたんぱく質量が多いものが多い
- 甘さが欲しいときは、カットフルーツや少量のはちみつを足す程度に
どうしてもおやつが食べたいとき
「間食=太る」と思われがちですが、調べてみると、内容と量をコントロールすれば、逆にドカ食い防止に役立つこともあるようです。
そんなときに役立つのが、
- 素焼きナッツ(小袋)
- 小さめの和菓子(どら焼き・大福などを半分)
- 高カカオチョコレートを2〜3かけ
- プロテインバー(糖質控えめタイプ)
間食の考え方については、【保存版】間食が止まらない人へ|RIZAP式“置き換えテンプレ”でも詳しく書いているので、よければあわせて見てみてください。
スープ・味噌汁・温かい飲み物
ダイエット中こそ、「温かい汁物」を1品足すと満足度がかなり上がる印象です。
- 具だくさん味噌汁
- 野菜スープ・ミネストローネ
- ワカメスープ+わかめや野菜を追加
注意したいのは、とろみの強いコーンスープやシチュー系は糖質と脂質が多めになりがちなこと。頻度を下げるか、量を控えめにしてバランスを取りましょう。
冷凍食品・冷凍弁当の使い方
最近は、コンビニの冷凍コーナーにも「糖質オフ」「たんぱく質◯g」などをうたった商品が増えてきています。調べてみると、こうした冷凍弁当・冷凍おかずは、栄養バランスがある程度考えられているものもあるようです。
とはいえ、塩分が高いものもあるので、
- ラベルの栄養成分表示をチェックする
- 冷凍弁当に「カップサラダ」や「カット野菜」を追加する
- 汁物を味噌汁にして、ご飯の量を少し控える
といった工夫をすると、よりダイエット向きになります。
シーン別・コンビニダイエットのおすすめ組み合わせ
朝:時間がないときの「3分コンビニ朝ごはん」
- おにぎり1個+ゆで卵+無糖ヨーグルト
- サンドイッチ(卵・ハム系)+無糖カフェオレ+バナナ
- 豆腐バー+カットフルーツ+野菜ジュース(砂糖不使用タイプ)
朝は炭水化物をゼロにしすぎないこともポイントです。極端な糖質オフは、エネルギー切れで昼にドカ食いしやすくなることもあるので注意しましょう。
昼:仕事中の「太りにくいコンビニランチ」
- 雑穀おにぎり+サラダチキン+カップサラダ+お茶
- そば(天ぷらなし)+冷奴+ゆで卵
- チキン入りサンドイッチ+チーズ+カットフルーツ
「午後の眠気がきつい…」という人は、揚げ物と甘いドリンクのセットを減らすだけでも体感が変わることが多いです。
夜:帰宅が遅い日の「軽めコンビニ夜ごはん」
- サラダチキン+カップサラダ+味噌汁
- 焼き魚のお惣菜+豆腐+野菜スープ
- プロテインドリンク+ゆで卵+温野菜
寝る直前のドカ食いは避けたいので、夜は「たんぱく質+野菜+汁物」を中心に、主食は少なめ〜なしくらいで調整してもいいかもしれません。
コンビニでやりがちなNGパターンとリカバリー術

よくあるNGパターン
- 菓子パン+菓子パン+甘いカフェラテ
- ラーメン+チャーハンセット+唐揚げ
- パスタ+スナック菓子+スイーツ
こうした組み合わせは、「炭水化物+脂質+糖質」がトリプルで多いパターンになりやすいです。
リカバリーの考え方
- 次の食事で主食を控えめ・野菜多めにする
- その日は甘いドリンクやスイーツを追加しない
- 翌日、1駅歩く・階段を使うなど、活動量を少し増やす
一度の食事で「やってしまった…」と落ち込む必要はありません。トータルで帳尻を合わせていくイメージの方がメンタル的にも続けやすいです。
ライザップ流の考え方をコンビニごはんに応用してみる
ライザップでは、「糖質コントロール」と「たんぱく質確保」をベースにした食事が特徴的です。私、和久井朗も実際にこの考え方で−38kg以上落としてきました。
詳しいルールや具体例は、こちらの記事にまとまっています。
この記事で紹介しているコンビニの選び方も、基本は同じです。
- 主食の量&質をコントロールする
- たんぱく質をしっかり確保する
- 脂質&糖質がダブルで多い組み合わせは避ける
外食や飲み会が多い人は、外食・飲み会が多い人のためのライザップ活用法も参考になると思います。「どうにもならない日」は割り切って、それ以外の日でうまく調整する発想が大事です。
健康面で気をつけたいこと
ここまで「コンビニでのダイエット向きの選び方」をお話してきましたが、健康状態や持病によって、適した食事はかなり変わります。
- 糖尿病や腎臓病などで食事制限がある人
- 薬を飲んでいて、食事との相性が気になる人
- 体重の増減が激しい、体調に不安がある人
こういった場合は、自己判断だけで極端な糖質制限やカロリー制限をするのではなく、医師や栄養士に相談した方が安心だと言われています。
この記事はあくまで一般的なダイエットの考え方・コンビニの使い方として参考にしてもらえたら嬉しいです。
まとめ:コンビニを味方につければ、ダイエットはもっとラクになる
最後に、ポイントをカンタンにまとめます。
- コンビニは「選び方次第」でダイエットの強い味方になる
- まずは「たんぱく質を1〜2品確保」するクセをつける
- 主食は“茶色・ずっしり系”、揚げ物は1食1アイテムまで
- ドリンクは水・お茶・無糖コーヒー中心にする
- NGな日があってもOK、トータルで帳尻を合わせていけばいい
ダイエットは、「完璧にがんばる人」よりも、“70点をゆるくキープし続けられる人”の方が結果が出やすいと感じています。
今日のコンビニごはん、どれか1つだけでも「たんぱく質を足す」「甘いドリンクをやめてお茶にする」など、できそうなところから試してみてくださいね。小さな選択の積み重ねが、数か月後のカラダをちゃんと変えてくれます。
※ダイエット全体の基本について知りたい場合は、サイト内の他の記事もあわせて読んでみてください。
