1. TOP
  2. エッセイ & 注目商品
  3. 食事・栄養管理
  4. ダイエット中の「栄養バランス」セルフチェック

ダイエット中の「栄養バランス」セルフチェック

ダイエット中、「カロリーは意識しているのに、なかなか体重が落ちない」「何をどれくらい食べたらいいか分からない」…そんなモヤモヤはありませんか?

もしかすると、原因は“栄養バランスの偏り”かもしれません。

この記事では、ダイエット中の食事を見直すための「栄養バランスセルフチェック」を、やさしく&具体的にまとめました。難しい栄養学の話ではなく、今日から自分でチェックできるレベルにかみ砕いてお伝えします。

【本ページはアフィリエイト広告が含まれています。】

目次(表示させると見出しが見られますよ!)

この記事を読むべき理由

まずは「このページがどんな人向けなのか」をハッキリさせておきますね。

  • カロリーは減らしているのに痩せない・停滞している
  • 「栄養バランスが大事」と聞くけど何をどう見ればいいか分からない
  • 自己流ダイエットで体調を崩したくない・リバウンドしたくない
  • 家族やパートナーの健康も考えながらダイエットしたい人

こういった方に向けて、この記事では次のポイントを解説します。

  • ダイエット中に意識したい「ざっくり栄養バランス」の考え方
  • 自分の食事が偏っていないかを確認するセルフチェックリスト
  • チェック結果から見えてくるよくあるパターンと対処のヒント
  • 今日からできるかんたんな栄養バランス改善のコツ

完璧な栄養管理を目指す必要はありません。「そこそこバランスが取れている」状態を目指すだけでも、ダイエットの進み方や体調はガラッと変わります。

そもそも「栄養バランスがいい食事」って何?

まずは前提として、「栄養バランスがいい食事ってどんなイメージ?」を軽くそろえておきましょう。

PFCバランスをざっくりイメージ

ダイエット界隈でよく出てくるのがPFCバランスという考え方です。

  • P(Protein)=タンパク質:筋肉や肌、髪の材料
  • F(Fat)=脂質:ホルモンや細胞膜の材料、エネルギー源
  • C(Carbohydrate)=炭水化物:体と脳のメインエネルギー

ダイエット中にありがちな失敗は、

  • 「とにかく脂質カット」「とにかく糖質カット」でエネルギー不足になる
  • タンパク質が足りず、筋肉まで減って代謝が落ちる

カロリーだけでなく、「何からカロリーを取っているか」がかなり大事になってきます。

ビタミン・ミネラル・食物繊維も忘れずに

さらに、ダイエット中ほど意識したいのが

  • ビタミン(代謝のサポート役)
  • ミネラル(体の調整役:むくみ・血圧・神経など)
  • 食物繊維(腸内環境・便通・血糖コントロールのサポート)

調べてみると、これらが不足すると「なんとなくだるい」「痩せにくい」「便秘気味」といった状態になりやすいと言われています。なので、主食・主菜・副菜をできるだけそろえることが、シンプルだけど強力な対策になります。

まずは現状チェック!栄養バランスセルフチェックリスト

ここからは、あなたの普段の食事をイメージしながらセルフチェックをしてみましょう。
最近1週間くらいの食事を思い出しながら、「当てはまる」「やや当てはまる」「当てはまらない」で感覚的にOKです。

① タンパク質足りてる?チェック

  • 1日3食のうち2食以上で、肉・魚・卵・大豆製品のどれかをしっかり食べている
  • 「ご飯+おかず」ではなく、「ご飯+メインのタンパク質」を意識して選んでいる
  • 外食のとき、揚げ物だけでなく焼き・蒸し・煮る料理も選んでいる
  • カロリーを気にしすぎて、サラダ+スープだけで済ませることが多くない

↑これらがあまり当てはまらない場合は、「タンパク質不足寄り」の可能性大です。

② 炭水化物・糖質のとり方チェック

  • 主食(ご飯・パン・麺)をほぼゼロにしている日が続いていない
  • 「白いパン・菓子パン・甘いドリンク」が1日1〜2回以上になっていない
  • 夜遅い時間に、ラーメン・丼もの・パスタをがっつり食べる頻度は週1〜2回以内
  • 主食はできる範囲で白米だけでなく雑穀・玄米・オートミール等も使っている

主食を極端に削りすぎると、エネルギー不足→ドカ食い・集中力低下につながりやすいとされています。逆に、白い炭水化物+甘い飲み物ばかりだと、血糖のアップダウンで太りやすい状態にもなりやすいです。

③ 脂質の質と量チェック

  • 揚げ物・スナック菓子・クリーム系のデザートを毎日は食べていない
  • 肉は脂身たっぷりの部位ばかりではなく、赤身や鶏むね・ささみも選んでいる
  • ドレッシング・マヨネーズ・バターの「かけすぎ」に自覚がある
  • ナッツ・オリーブオイル・青魚などの良質な脂質も時々は意識してとっている

脂質ゼロを目指す必要はありませんが、「揚げ物+スイーツ+菓子パン」が重なりやすい人は要注意ゾーンです。

④ ビタミン・ミネラル・食物繊維チェック

  • 1日を振り返って、野菜を両手いっぱい分くらいは食べているイメージがある
  • サラダだけでなく、汁物・煮物・野菜入りのメインおかずも意識している
  • 果物をまったく食べない日が何日も続くことは少ない
  • ヨーグルト・納豆・味噌汁など、発酵食品もときどき食べている

ここが「ほぼ当てはまらない」場合、便秘・むくみ・だるさが出やすい状態かもしれません。

⑤ 1日のトータルバランスチェック(ざっくり判定)

上の①〜④をざっくり振り返ってみて、当てはまり具合でイメージ診断してみましょう。

Aタイプ:そこそこ良いバランス(合計○が多い)

  • タンパク質・主食・野菜が、1日を通してそこそこ揃っている
  • たまの外食・スイーツはあるが、「毎日ドカン」ではない

→このタイプは、「量」と「タイミング」の調整で、さらに結果が出やすくなります。

Bタイプ:カロリーは低いけど、栄養不足寄り

  • サラダ+スープだけ、コンビニおにぎりだけ…など「片寄り食」が多い
  • タンパク質・野菜・主食のどれかが欠けていることが多い

→一見ヘルシーなのに、痩せにくい・疲れやすい状態になりやすいパターンです。

Cタイプ:カロリーも質もややオーバー気味

  • 揚げ物・スイーツ・菓子パン・ジュースが「気づいたら多め」
  • 主食もおかずも多く、プラスでお菓子や夜食が入りがち

→このタイプは、「足す」より「引く」調整からスタートするのが現実的です。

チェック結果からわかる「よくある3パターン」と対策

パターン①:カロリーは抑えているのに痩せない(Bタイプ)

ダイエットで多いのがこのパターン。
「サラダ中心」「置き換えドリンクだけ」など、一見ヘルシーですが、タンパク質や必要な脂質が不足しやすくなります。

すると、

  • 筋肉が減って代謝ダウン
  • 肌・髪がパサついて見た目もやつれやすい
  • 満足感が低くてドカ食いリスクが高まる

こんなことが起きやすいと言われています。

こういう人にこそ役立つのが、具体的な食事ルールを整理してくれているガイドです。
ライザップ式の実践ルールをまとめたこちらの記事も、参考になると思います:
ライザップの食事ルールまとめ【実践ルール】

パターン②:栄養はそこそこだけど「量」と「タイミング」がズレている(Aタイプ寄り)

バランスは悪くないけれど、

  • 夜にどかんと食べがち
  • 昼までほぼ何も食べない
  • 寝る直前にお菓子タイムが習慣

こういう人は、総カロリーよりも「いつ・どう食べるか」を整えるだけで変化が出ることも多いです。

調べてみると、夜遅い食事が体重増加と関係している可能性も指摘されていますが、ここは個人差もかなり大きいと言われています。大事なのは、

  • 朝〜昼にかけてほどほどにエネルギーを入れる
  • 夜ほど「控えめ+消化に良いもの」を意識する

というざっくりルールです。

パターン③:美味しいもの優先で「質」も「量」もオーバー(Cタイプ)

仕事が忙しかったり、ストレスがたまっていたりすると、つい「手早く・美味しく・満足感の高いもの」に偏りがちですよね。

  • 揚げ物+ご飯大盛り+デザート
  • 菓子パン+甘いカフェラテが習慣
  • 夜にお酒+おつまみ+シメの炭水化物

こういう場合、最初から全部を完璧に直そうとしないのがポイントです。

  • まずは「1日のうち1食だけ整える」
  • 週5日→週3日→週1日…と、オーバーしがちな日を少しずつ減らす

というように、段階的に戻していくイメージの方が続きやすいです。

「自分ひとりだと調整が難しい…」と感じる人は、
リバウンドリスク診断で、自分のクセを客観的に見てみるのもおすすめです。

今日からできる「栄養バランス調整」のコツ

① 1食ごとに「主食+主菜+副菜」をざっくりそろえる

難しく考えず、お弁当のイメージでOKです。

  • 主食:ご飯・パン・麺など
  • 主菜:肉・魚・卵・大豆製品など
  • 副菜:野菜・きのこ・海藻

ダイエット中はつい「主食を削る」方向に行きがちですが、

  • 主食は量を調整する
  • 代わりに主菜と副菜を減らしすぎない

というバランスが大事です。

② コンビニでの「栄養バランス優先セット」例

忙しい人ほど、コンビニの使い方がカギになります。例えば…

例1:おにぎり1個+サラダだけ→バランスアップ

  • おにぎり1個
  • プラスでサラダチキン or 卵入りサラダ
  • 味噌汁やスープを足せるとさらに◎

例2:菓子パン+甘いカフェラテ→バランスアップ

  • 菓子パンをサンドイッチ(たんぱく質入り)にチェンジ
  • 甘いラテ→無糖コーヒー or カフェラテ(砂糖少なめ)
  • プラスでカットフルーツやヨーグルト

全部を完璧に変えようとするより、「1つだけ置き換える」ぐらいから始めるのがおすすめです。

③ 外食が多い人の栄養バランスの考え方

外食が多くても、工夫次第で「太りにくい選び方」はできます。

  • ラーメンなら、スープを全部飲まない+トッピングで卵・チャーシューをつける
  • 定食なら、ご飯少なめ+揚げ物より焼き・蒸し料理
  • パスタなら、サラダ+スープをつけて麺を少なめ

こうした「現実的な外食テク」は、別記事でも詳しくまとめていますが、まずはメインのタンパク質と野菜を確保する意識からでOKです。

栄養バランスを整えると、ダイエットはどう変わる?

体重だけじゃなく「調子」が変わる

私、和久井朗もそうでしたが、栄養バランスを整え始めると、体重より先に「体調」が変わることが多いです。

  • 朝の目覚めが少しラクになる
  • 午後の眠気が減る
  • イライラ・ドカ食いが減る
  • 便通が安定してくる

こうした変化が積み重なることで、「結果的に体重も落ちていく」という流れになりやすいんですよね。

メンタルも安定しやすくなると言われている

調べてみると、食事内容とメンタルの状態には何らかの関係があると言われています。
もちろん個人差はありますが、

  • 栄養不足や血糖値の乱高下が続く
  • 極端な制限で常に「我慢モード」

こういった状態は、イライラ・落ち込み・やる気低下につながりやすいとも言われます。

だからこそ、ダイエット中でも「ちゃんと食べる」ことをあきらめないでほしいんです。

プロに相談した方がいいケースもある

セルフチェックで「かなり偏ってるな…」「一人で直せる気がしない」と感じたら、専門家に相談する選択肢もあります。

「自分はどのくらいサポートが必要なのか?」をざっくり知りたい人は、
RIZAP向き度チェック診断で、今の状況と相性を確認してみるのも一つの手です。

まとめ:完璧じゃなくてOK。「そこそこバランス」を続けよう

最後に、この記事の内容をギュッとまとめます。

  • 「痩せない…」と感じるとき、栄養バランスの偏りが原因になっていることは多い
  • まずは、タンパク質・炭水化物・脂質・野菜・果物のバランスをセルフチェック
  • コンビニ・外食でも、「主食+主菜+副菜」を意識するだけでかなり変わる
  • 完璧な食事よりも、続けられる「そこそこバランス」を目指す方が、結果的に痩せやすい

ダイエットは「減らす」ことばかりに目が行きがちですが、本当に大事なのは「何を残して、何を足すか」です。

今日の食事を思い出しながら、まずは1食だけでも栄養バランスを意識してみるところから始めてみてくださいね。
少しずつ整えていくその積み重ねが、未来のあなたのカラダと心を作っていきます。

関連記事

  • ライザップサポートミールは口コミで話題!食べ方・効果をご紹介

  • 食べながら痩せる人がやっていること【痩せる方法】

  • 管理栄養士が教える正しいダイエット食事法

  • 「水を飲むだけで痩せる」は本当か?水分と代謝【ダイエット】

  • 腸内環境を整えると痩せやすくなる理由【ダイエット】

  • 「糖質制限」が向く人・向かない人の違い