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肩が不安な人向け上半身筋トレメニュー|痛みを悪化させない種目選び

肩こりや、なんとなく肩まわりに違和感があると、「上半身の筋トレをやっていいのか?」ちょっと不安になりますよね。
「間違ったことをして、余計に悪化させたくない…」という気持ち、とてもよくわかります。

この記事では、肩に不安がある人でも取り組みやすい上半身トレーニングの考え方と、種目の選び方をやさしく整理していきます。
医療的な診断ではなく、「ジムでの筋トレをなるべく安全に楽しむためのコツ」として読んでくださいね。

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目次(表示させると見出しが見られますよ!)

この記事でお伝えしたいこと

  • 「肩が不安」でも、上半身を鍛えたほうがいい理由
  • トレーニングを続けてよさそうな肩・いったん中止したほうがよさそうな肩のサイン
  • 肩にやさしい「押す・引く」動きの基本ルール
  • 肩が不安な人向けの上半身メニュー例(週2〜3回想定)
  • ショルダープレスやレイズ系、シュラッグなどの種目をどう扱うか

私、和久井朗もライザップでの減量・ボディメイクの中で、肩まわりの違和感と付き合いながらトレーニングを続けてきました。
その体験も交えつつ、ムリをしない範囲で、でもちゃんと効かせるという「ちょうどいいライン」を一緒に探っていきましょう。


なぜ「肩が不安」でも上半身を鍛えたほうがいいの?

肩まわりの筋肉が「サポーター」の役割をしてくれる

調べてみると、国内のスポーツ団体の資料などでも、「痛みが強い時期を過ぎたら、徐々に筋力トレーニングで支える筋肉を育てていくことが大事」という考え方がよく出てきます。
(例:日本スポーツ協会の資料
https://www.japan-sports.or.jp/ など)

肩関節は「からだの中でも特に動く範囲が大きい関節」です。そのかわり構造的には少し不安定で、
肩甲骨まわり・背中・胸・上腕の筋肉が、チームプレーで支えているイメージになります。

つまり、適度な筋トレでその筋肉たちを鍛えることは、長い目で見ると「肩を守ること」にもつながるんですね。

まったく動かさないと、かえって固まってつらくなることも

一方で、肩に違和感があるからといって、何ヶ月もまったく動かさない生活になってしまうと、

  • 血行が悪くなり、肩こり感が強くなる
  • 可動域(動く範囲)がどんどん狭くなる
  • いざ動かしたときに、逆に痛みを感じやすくなる

…といった悪循環に入ってしまうこともあるようです。
これも「調べてみるとそういう報告があるらしい」レベルの話ではありますが、「完全に放置」も「無理に追い込む」も、どちらも極端なんですよね。

この記事では、その中間の「やさしめ筋トレゾーン」を目指していきます。


まずチェックしたい「やってOK・控えたい」肩のサイン

ここでお話しするのは、あくまでトレーニング目線の一般的な目安です。
鋭い痛み・夜も眠れないような痛み・事故やケガのあとなど、気になる症状がある場合は、医療機関での受診を優先してくださいね。

トレーニングを続けてよさそうなサイン

  • 動かしたときの違和感や軽い張りで、30分〜1時間以内におさまる
  • トレーニング中は「痛い」ではなく「きつい」「張る」感覚がメイン
  • 日常生活の動作(洗濯物を干す、バッグを持つなど)は問題なくできる

こういった状態なら、「軽めの負荷・短めの可動域」から上半身トレをスタートしてみる価値があります。

いったん中止して専門家に相談したいサイン

  • じっとしていてもズキズキした痛みが続いている
  • 夜中に痛みで目が覚める、寝返りが打てない
  • 肩が上がらない・服の脱ぎ着ができないなど、日常生活に支障がある
  • トレーニング中に「電気が走るような痛み」「抜けそうな不安定感」が出る

こういうサインがある場合は、自己判断での筋トレは一度ストップしたほうが安心です。
整形外科やスポーツドクター、理学療法士などに相談しつつ、どこまで動かしていいのかを確認しましょう。


肩にやさしい上半身トレの基本ルール

ここからは、ジムや自宅で上半身トレーニングをするときの「共通ルール」を整理していきます。

ウォームアップは「肩甲骨まわり」から

いきなり重いダンベルやバーベルを握るのではなく、

  • 肩をすくめて下ろすシュラッグ動作を、軽い重さで10〜15回
  • 胸を張る・背中を丸める動きで、肩甲骨を前後にスライド
  • 無負荷のアームサークル(腕を小さく回す)を前後10回ずつ

など、「肩関節そのもの」より「肩甲骨の動き」を意識したウォームアップから始めるのがおすすめです。

肩甲骨まわりの筋肉を起こしておくと、プレス系・ロー系の種目で肩に変なストレスが乗りにくくなる感覚があります。

挙上角度と可動域:肩より高く上げすぎないところからスタート

調べてみると、肩のケアに関する解説では、「痛みがあるうちは、肩の高さより上に腕を上げすぎない」といった目安が紹介されていることが多いようです。
(参考:かほく市の運動プログラム資料
https://www.japan-sports.or.jp/ など)

筋トレでも同じで、最初は「肩の高さ〜それより少し下」くらいの可動域で十分です。

可動域を攻めすぎないほうが安全な例

  • ショルダープレス:バー(ダンベル)を耳の横まで上げ切らず、少し手前で止める
  • サイドレイズ:腕を真横より少し下(斜め下45〜60度くらい)で止める
  • フロントレイズ:胸〜肩の高さまででOK

可動域は、痛みや違和感がない範囲で、少しずつ様子を見ながら広げていきましょう。

重量は「あと2〜3回はいけそう」で止める

肩に不安があるうちは、限界ギリギリまで追い込む必要はありません
目安としては、

  • 10〜15回できる重さを選ぶ
  • 「あと2〜3回ならできそうだな」というところで止める

これくらいの「余裕を残したトレーニング」でも、動かすこと自体がリハビリ的な意味を持ちますし、フォームも安定しやすくなります。

姿勢と肩甲骨を意識する

肩にやさしいフォームのキーワードは、「胸を少し張る」「肩をすくめない」「肩甲骨を使う」の3つです。

  • 背中を反り過ぎない範囲で、胸を軽く張る
  • 首をすくめず、耳と肩の距離を少し離すイメージ
  • 押す動きでは、肩甲骨を軽く寄せた状態をキープ
  • 引く動きでは、「肩甲骨から引く」感覚を大事にする

このあたりの基本フォームは、ショルダープレス入門|肩を大きくする基本トレ の解説も参考になります。
ショルダープレスは負荷が高めの種目なので、肩が不安なあいだは軽い重量から・可動域控えめで真似していくのがよさそうです。


「押す」「引く」をムリなく行うための種目選び

押す動き:マシンや軽いダンベルからスタート

肩に不安がある人にとって、いきなり重いバーベルベンチプレスはハードル高めです。
まずは、

  • チェストプレスマシン(シートの高さを調整し、肩の高さで押せる位置にセット)
  • 軽いダンベルでのフロアプレス(ベンチではなく床の上で行うと、可動域が自然に制限される)

など、動きが安定しやすく、可動域が自然と制限される種目から始めるのがおすすめです。

引く動き:背中を鍛えて「肩の位置」を整える

肩こりや肩の違和感がある人は、「前側の筋肉ばかり強くて、背中側が弱い」パターンも多いです。
そこで重要になってくるのが、背中を鍛える「引く」動き

たとえば、

  • ラットプルダウン(バーを胸のあたりまで引きつける範囲で)
  • シーテッドロー(ケーブルローイング。肩をすくめずに肩甲骨を寄せる)

などは、重量を軽めにすれば、肩にやさしい背中トレとして使いやすい種目です。

フォームの詳しいポイントは、アップライトローの安全なやり方|肩の負担を減らすコツ の記事の中にも「肩に負担をかけない引き方」の考え方が出てきます。
※アップライトロー自体は、肩の状態によっては負担が出やすい種目なので、不安が強い人はまずラットプルやロー系から慣れていくのが無難です。


レイズ系&シュラッグの扱い方と注意点

サイドレイズ・フロントレイズは「可動域と重さ」をしっかり制限

肩を丸く見せたいときに人気なのが、サイドレイズ・フロントレイズなどの「レイズ系」種目です。
ただし、やり方を間違えると肩の負担が増えやすいのも事実。

サイドレイズとフロントレイズ|肩を丸くするレイズ系トレ の解説にもあるように、

  • 肘を軽く曲げたまま動かす(伸ばし切らない)
  • 反動を使わず、「ゆっくり上げて、ゆっくり下ろす」
  • 肩より上に腕を上げない
  • 1〜3kg程度の軽いダンベルからスタート

といったポイントを守るだけでも、肩の違和感をかなり減らしつつトレーニングすることができます

シュラッグは「首をすくめすぎない・重さを追いすぎない」

首〜肩まわりをスッキリさせる目的でよく使われるのが、シュラッグ
シュラッグで首肩スッキリ|僧帽筋を鍛える補助トレ のようなイメージで、

  • 耳に向かって肩をすくめる → ストンと落とす、を丁寧に繰り返す
  • 首を前に突き出さず、目線は正面
  • 「上に強くすくめる」より「下ろすときに力を抜きすぎない」ことを意識

といった形で行うと、血行促進や姿勢改善にプラスになりやすいです。

ただ、あまりに重い重量でガンガンやると、首や肩こりが悪化するケースもあります。
肩が不安なあいだは、「軽めのダンベルまたは自重での肩すくめ運動」程度からスタートすると安心です。


肩が不安な人向け・上半身メニュー例(週2〜3回)

ここからは、「肩がなんとなく不安だけど、上半身もちゃんと鍛えたい」人向けのメニュー例を紹介します。
あくまで一例なので、体調に合わせて種目数や回数は減らしてもらって大丈夫です。

ウォームアップ(5〜10分)

  • 肩甲骨まわりのストレッチ・肩回し:1〜2分
  • 軽いシュラッグ(ダンベル or 自重):15回 × 1〜2セット
  • 腕を前後に振る・アームサークル:各10回ずつ

メイン1:押す動き(胸・前肩)

チェストプレスマシン

  • 回数:10〜15回 × 2〜3セット
  • ポイント:バーの軌道が「肩の高さ」になるようにシートを調整
  • 「きついけど痛くはない」重さに設定

ダンベルフロアプレス(余裕があれば)

  • 回数:10〜12回 × 2セット
  • 床に仰向けになり、肘が床に触れるところまで下ろす → 上に押し上げる
  • 可動域が自然に制限されるため、肩の負担が比較的少なめ

メイン2:引く動き(背中・後肩)

ラットプルダウン(胸の前)

  • 回数:10〜15回 × 2〜3セット
  • バーは首の後ろではなく、胸の前に引きつける
  • 肩をすくめず、肩甲骨を下げるイメージで引く

シーテッドロー

  • 回数:10〜15回 × 2セット
  • 背中を丸めず、胸を軽く張る
  • 「腕で引く」より「肩甲骨を寄せる」感覚を大事に

メイン3:レイズ系(余裕がある日だけ)

肩の調子を見ながら、「今日は違和感少ないな」という日にだけ追加するイメージです。

サイドレイズ(軽いダンベル)

  • 回数:10〜12回 × 1〜2セット
  • 腕は肩より下で止める
  • 反動をつけない。上げるよりゆっくり下ろすほうに集中

フロントレイズ(軽いダンベル or プレート)

  • 回数:10〜12回 × 1〜2セット
  • 胸〜肩の高さまで、ゆっくり上げ下げ
  • 重さは「楽すぎるかな?」くらいから様子を見る

仕上げ:シュラッグ or ストレッチ

  • 軽いシュラッグ:15回 × 1〜2セット
  • 首・肩・胸・背中のストレッチを、それぞれ20〜30秒ずつ

セット間の休憩は、1〜2分を目安に、呼吸と肩の感覚が落ち着いてから次のセットに進みましょう。


よくある不安へのQ&A的な考え方

Q. トレーニング中に肩が「少し重い・張る」感じがするのは大丈夫?

筋肉に効いている感覚であれば、ある程度の重さ・張りは普通に出てきます。
ただし、

  • 鋭い痛みに変わる
  • 動かすたびにズキッとする
  • トレーニング後、数時間〜翌日も痛みが続く

といった場合は、フォーム・重量・種目選びを一度見直したほうがよさそうです。

Q. 肩を大きくしたいから、ショルダープレスで追い込んでもいい?

肩に不安が残っているあいだは、「追い込むショルダープレス」より「軽いレイズ系+背中トレの充実」を優先したほうが安全です。
ショルダープレスをしっかりやるのは、

  • 日常生活での痛みがほぼない
  • 軽めのレイズ系や背中トレで違和感が出なくなってきた

くらいの段階まで待ってからでも十分間に合います。


まとめ|肩を守りながら、じわじわ「強く・ラクな肩」を目指そう

肩に不安があるからこそ、上半身トレーニングは「攻め」ではなく「育てる」イメージで考えるのがコツです。

  • 痛みが強いときは、自己判断で無理をしない
  • ウォームアップ&軽めの負荷で、肩甲骨まわりから丁寧に動かす
  • 押す・引く動きは、可動域と重量をしっかりセーブする
  • レイズ系やシュラッグは、「調子のいい日」に少しずつ追加

調べてみると、筋力トレーニングはやり方次第で「肩を壊すもの」にも「肩を守るもの」にもなりうると言われているようです。
だからこそ、今日ご紹介したようなやさしめメニューから一歩ずつ、自分の肩と相談しながら進んでいきましょう。

「前は怖くてできなかった種目が、軽い重さならできるようになった!」
そんな小さな前進を積み重ねていくと、気がついたときには「前よりも強くてラクな肩」になっているはずです。

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