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目標を「体重」から「健康寿命」に変えた理由

こんにちは、サイト運営者の和久井です。
これまで僕は「ダイエット=体重を落とすこと」だと信じてきました。
「あと◯kg落としたい」「標準体重まであと少し」──そんな数字ばかりを追いかけて、何度もダイエットとリバウンドをくり返してきました。

ところが、年齢を重ねるにつれて、だんだんと違和感が出てきました。
体重は一時的に減っても、疲れやすさはあまり変わらない。
血圧や検診の項目が気になる。
そして何より、「この先、何歳まで元気で動けるんだろう?」という不安が顔を出すようになりました。

そこから少しずつ、僕の目標は「体重」から「健康寿命」にシフトしていきました。
この記事では、その流れを自分の経験も交えながらお話ししていきます。


体重◯kgだけを追いかけていた頃の僕

若い頃のダイエットは、とにかく体重計との戦いでした。
朝イチで体重計に乗って、前日より▲0.3kgならご機嫌、+0.1kgなら一日ブルー。
やることと言えば、糖質を一気に削ったり、極端な食事制限をしたり、自己流でなんとかしようと頑張る毎日です。

数字だけを見ると、それなりに成功したこともあります。
短期間でガッと体重を落としたこともありますし、そのときのことは
「ライザップ体験記ブログ※33キロダイエット成功ブログ大公開」
にも正直に書きました。

ただ、残念ながら長くは続きませんでした。
目標体重に近づくと気が緩み、食事も元に戻り、リバウンド。
「またイチからやり直しか…」と自分にガッカリするループです。
そのくり返しの中で、自信もどこかへ置いてきてしまった感覚がありました。

そんな経験をまとめたのが、
「リバウンド経験者がライザップで変わった体験談【和久井編】」
です。今読み返しても、「体重」という数字に振り回されていた自分がよくわかります。


体重目標の落とし穴:数字は減っても不安は減らなかった

体重を目標にすると、一見わかりやすくて便利です。
「あと◯kg」「目標体重△kg」と、ゴールが数字ではっきりしているからです。

ただ、やってみて気づいたのは、こんな落とし穴でした。

  • 体重が減っても、「まだ足りない」と不安になりがち
  • 一時的に増えただけで「全部台無しになった」と感じてしまう
  • 数字を優先するあまり、無理な食事制限や極端なダイエットに走りやすい
  • 達成したあと、「次の目標体重」を作ってしまい、終わりがない

特に中年以降になると、体重が落ちても、
・疲れにくさ
・階段の上り下りのラクさ
・朝スッと起きられるかどうか

といった、日常の「動きやすさ」があまり変わらないこともありました。

それどころか、無理な減量で筋肉が落ちて、フラつきやすくなったり、体調を崩しやすくなったりすることもあります。
こうしたリバウンドのリスクについては、僕が作った
「リバウンドリスク診断」
でもチェックできるようにしましたが、まさに昔の自分がドンピシャで当てはまるタイプでした。

「体重が減れば、すべてうまくいく」
そんな思い込みが、逆に心と体を追い詰めていたのだと思います。


「健康寿命」という言葉を知ってハッとした瞬間

そんな中で出会ったのが「健康寿命」という考え方でした。
厚生労働省の
「平均寿命と健康寿命」
では、健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と説明されています。

平均寿命と健康寿命の差は、男性で約9年、女性で約12年ほどあると紹介されていて、
「長く生きる時間」と「元気に動ける時間」は、必ずしも同じではないようです。
このデータを見たとき、僕は正直ゾッとしました。

「体重が何kgか」ではなく、
・何歳まで、自分の足で好きな場所へ行けるか
・何歳まで、料理を作ったり、人と会ったりできるか
・何歳まで、『自分らしい生活』を楽しめるか

本当に大事なのは、そっちなんじゃないか?
そんな当たり前のことに、ようやく気づいた瞬間でした。

さらに、農林水産省や各自治体の資料でも、
健康日本21(第三次)」のような取り組みを通じて、
平均寿命よりも健康寿命を伸ばす方向が重視されていると紹介されています。
こうした国の方針を知ったことも、目標の軸を変える大きなきっかけになりました。
(詳しい数値や最新情報は、これらの公的資料も参考にしてください)


目標を「体重」から「健康寿命」に変えて起こったこと

そこから僕は、目標の言い方を少しずつ変えていきました。
「◯月までに△kg」ではなく、

「70代になっても、自分の足でスーパーまで歩いて買い物に行ける自分でいたい」
「孫と一緒に公園で遊べる体力を残しておきたい」

こんなふうに、「未来の具体的な場面」をイメージするようにしたのです。
すると、不思議なことがいくつか起こりました。

1. 食事を「◯か×か」で見なくなった

以前は「これは太る食べ物」「これはダイエットに悪い」と、
食べ物を◯か×かで判断していました。
でも、「健康寿命」を意識し始めると、

  • 血管や心臓を長く守ってくれる食事かどうか
  • 筋肉や骨を支えてくれる栄養が入っているか
  • ストレスをためずに続けられる食べ方か

こんな視点が自然と増えてきました。
完璧な食事じゃなくても、「今日の一食で、自分の未来をちょっとだけ助けている」と思えると、気持ちがふわっとラクになります。

2. 運動の目的が「消費カロリー」から「動ける体づくり」に変わった

以前は、運動=カロリーを消費するための作業でした。
何㎉消費したかが気になって仕方がない。
ただ、それだと、疲れた日はどうしても続きません。

目標を健康寿命に変えてからは、

  • 転ばないための脚力を残すこと
  • 姿勢を保つための体幹を育てること
  • 息切れしにくい心肺機能をゆっくり整えること

このあたりが、運動の目的になりました。
結果として、ライザップでのトレーニングも「数字合わせ」ではなく、
将来の自分への投資だと感じられるようになりました。
その具体的な記録は、
「ライザップ・高血圧オヤジ54歳の挑戦※減量期の全記録!」
にも残しています。

3. 休むことへの罪悪感が減った

体重だけを目標にしていた頃は、「休む=サボり」でした。
疲れている日でも無理に歩きに出かけて、逆に体調を崩してしまうこともあります。

でも、「長く元気でいること」がゴールになると、
「今日はしっかり休むことも、未来の健康寿命のための大事な一歩だ」
と考えられるようになりました。
睡眠時間を確保したり、ストレッチだけで終わる日があっても、
「トータルでプラスならOK」と自分を許せるようになったのは、大きな変化でした。

4. 人とのつながりを意識するようになった

健康寿命を意識すると、「体」だけではなく「人との関係」も大切にしたくなります。
実際、公的な資料でも、社会とのつながりが健康寿命に良い影響を与える可能性があると紹介されています。
(詳しくは、厚生労働省や自治体の「健康寿命」関連ページも参考にしてください)

僕自身も、トレーナーさんや家族、友人との会話に助けられてきました。
一人でこっそり頑張るより、「一緒に頑張ろう」と言える相手がいる方が、長い目で見ると心強いと感じています。


「健康寿命目標」を立てるときの3つのステップ

ここからは、僕が実際にやってみて良かった「健康寿命目標」の立て方を整理してみます。
きっちりやる必要はなく、気になったところだけ取り入れてもらえたらうれしいです。

ステップ1:何歳まで、どんなふうに暮らしたいかを書き出す

まずは、体重の数字を一度脇に置いて、
「◯歳のとき、どんな日常を送っていたいか」を考えてみます。

たとえば、こんな感じです。

  • 70歳になっても、自分でスーパーに歩いて行きたい
  • 友人と月1回は外食やカフェを楽しみたい
  • 趣味の旅行を、年に1回は続けていたい
  • 家の階段を手すりに頼らず上り下りしたい

紙でもスマホでも、思いつくままに書き出してみると、
「どうなりたいか」がだんだん見えてきます。

ステップ2:そのために必要な「動き」をイメージしてみる

次に、その未来の自分がどんな動きをしているかを想像してみます。

  • スーパーに歩いて行くには、20〜30分くらい続けて歩ける脚力
  • 旅行を楽しむには、スーツケースを持って階段を上れる体力
  • 友人と出かけるには、身支度をする気力と体調

こうして「未来の動き」をイメージすると、
今どんな筋力や持久力、柔軟性を残しておきたいかが、少しずつ見えてきます。

ステップ3:今日からできる“小さな行動目標”に落とし込む

最後に、そのイメージを「今日からできる一歩」に変えてみます。
ここで大事にしたいのは、数字を細かく決めすぎないことです。

例を挙げると、こんなイメージです。

  • エスカレーターではなく、1日に1回だけ階段を使ってみる
  • 夕食後に5〜10分だけ、近所を散歩してみる
  • テレビを見ながら、座ったままで足首回しやストレッチをしてみる
  • 週に1回、「ちょっとだけ野菜多め」の献立を意識してみる

きっちり決めるより、「これなら続けられそうだな」と感じるレベルから始めるのがポイントです。
僕自身も、そんな小さな積み重ねが、結果的にライザップでの挑戦につながっていきました。
そのあたりの紆余曲折は、
33kg減の体験記ブログ
でも詳しく書いています。


体重目標は「悪者」ではなく、サブキャストにしてみる

ここまで読むと、「体重を目標にするのはよくないのかな?」と感じる方もいるかもしれません。
個人的には、体重目標そのものが悪いとは思っていません。

むしろ、「健康寿命」という主役を決めたうえで、体重を“サブキャスト”として使うイメージがしっくりきています。

  • 体重:変化の目安として、ときどきチェックする
  • ウエストや服のサイズ:日常の変化を感じる指標として使う
  • 階段のラクさ・歩ける距離:健康寿命のメイン指標として大事にする

こんなふうに、「数字だけに合格・不合格を出さない」ことが大切だと感じています。
もし今、体重計を前にため息をつくことが多いなら、
「これはあくまで、健康寿命を伸ばすための情報のひとつ」とゆるく位置づけてみるのも一案です。


それでも迷ったら、「過去の自分」と対話してみる

ここまでいろいろ書いてきましたが、目標の立て方に正解はないと思っています。
僕自身も、いまだに迷うことがあります。

そんなときは、過去の自分の記録を読み返すようにしています。
リバウンドに苦しんでいた頃、必死に書いたメモやブログ、
そしてライザップでの挑戦をまとめた
「リバウンド経験者がライザップで変わった体験談【和久井編】」

「高血圧オヤジ54歳の挑戦」
などです。

そこには、体重だけを追いかけて空回りしていた自分と、
少しずつ「長く元気でいたい」という本当の願いに気づいていく過程が、そのまま残っています。
「もう同じ失敗はしたくないな」と思うと同時に、
「それでも何度でもやり直してきたじゃないか」と自分を励ます材料にもなっています。


これから目標を決めるあなたへ

もし今、
「体重◯kgを目指しているけれど、なかなか続かない」
「数字ばかり見ていると、心が疲れてしまう」
そんな感覚があるなら、

「何歳まで、どんなふうに元気でいたいか」
という問いを、そっと自分に投げかけてみてください。

その答えは、人によって全く違っていいと思います。
孫と遊ぶためかもしれないし、趣味の釣りを続けるためかもしれない。
仕事を長く続けたい人もいれば、のんびり夫婦で散歩を楽しみたい人もいるでしょう。

大事なのは、「体重」という一つの物差しだけで自分を評価しないこと。
健康寿命という少し長めの物差しを手に入れると、
ダイエットもボディメイクも、ぐっと穏やかで、前向きなものに変わっていくように感じています。

この記事が、目標の立て方に悩むどなたかのヒントになればうれしいです。
そして、より自分に合った戦略を考えたい方は、
タイプ別に「痩せない原因」を整理した
【4タイプ診断】痩せない原因判定(戦略)
も、参考資料のひとつとして使ってみてください。

人生の後半戦を、「あと何kg」ではなく「あと何年、元気で楽しめるか」という視点で、一緒に整えていきましょう。

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