ジムを選ぶ時のチェックポイント&比較のコツ

ジムって、いざ選ぼうとすると「設備?料金?場所?パーソナル?…多すぎ!」って頭がパンクしそうになりますよね。
私、和久井朗も最初は完全に迷子でした。でも一度「チェックポイント」と「比較の視点」を整理してから探すようにしたら、かなりスッキリ決められるようになりました。
この記事では、そんな経験もまじえながら、ジムを選ぶときに見るべきポイントと、複数ジムを比較するときのコツをやさしく解説していきます。
目次(表示させると見出しが見られますよ!)
この記事を読むべき理由
- 「なんとなく安いから」で選んで失敗したくない人
- ジム初心者で、何を基準に決めたらいいか分からない人
- パーソナルジムと24時間ジム、どっちが自分向きか迷っている人
に向けて、チェックリスト感覚で読める内容になっています。
途中で、ライザップ系の記事にも自然につながるようにしてあるので、「自分はどのタイプのジムが合うのか」を考えながら読んでみてください。
まず決めたいのは「ジムに通う目的」
目的がぼんやりしていると、ジム選びもぼんやりする
いきなり現実的な話ですが、目的があいまいだとジム選びはほぼ必ず迷走します。
よくあるのが、
- 「なんとなく痩せたい」
- 「健康のために、そろそろ運動しないとな〜」
みたいなフワッとした理由だけで入会してしまうパターン。
この状態だと、
- マシンの多さばかり見て決めてしまう
- 料金の安さだけで判断してしまう
- 実際に通うイメージがないまま契約してしまう
…ということが起こりがちです。
目的の代表パターンを決めておこう
ざっくりでいいので、まずは自分の目的を1〜2個に絞っておくのがおすすめです。
- ダイエット・体重を落としたい(見た目も変えたい)
- 筋力アップ・ボディメイク(引き締まった体になりたい)
- 健康維持・運動習慣づくり(生活習慣病対策など)
- 競技パフォーマンス向上(ゴルフ・ランニングなど)
どれがメインかによって、
- パーソナルジムで短期集中がいいのか
- 24時間ジムでコツコツ通うのがいいのか
- スタジオ多めの総合スポーツクラブが合うのか
が変わってきます。
「自分が本当にやりたいことはどれか?」を考えるときに役立つのが、
ライザップ向き度チェック診断 です。
短期集中型が性格的に合うかどうかを一度チェックしておくと、「そもそもパーソナルがいいのか?普通のジムがいいのか?」も見えやすくなります。
ジム選びのチェックポイント一覧
ここからは、具体的なチェックポイントを1つずつ見ていきます。
H3が大きな項目、H4がその中の細かい視点、というイメージでどうぞ。
チェックポイント1:立地・通いやすさ
「家の近く」か「職場の近く」かを決める
調べてみると、ジムの継続でいちばん大事なのは「通いやすさ」と言われることが多いです。距離が遠いだけで、びっくりするくらい足が遠のきます。
おすすめは、
- 平日メインで通う → 職場近く or 通勤動線上
- 土日メインで通う → 自宅近く
こうやって「どちら寄りで通うか」を先に決めておくこと。
移動時間は片道15〜20分以内が理想
体感ですが、片道20分を超えると「今日はいいか…」が増えます。
乗り換えが多いルートも、最初はよくてもだんだん面倒になります。
チェックポイント2:料金・プラン
月会費だけでなく「総額」で考える
料金を見るときは「月会費+入会金+オプション」の総額でチェックしましょう。
- 入会金・事務手数料
- ロッカー代
- タオル・ウェアレンタル代
- 水素水・プロテインなどのオプション
などを含めると、「思っていたより高くつく」パターンはかなり多いです。
自分の「通う頻度」に合ったプランか?
・週1〜2回ペースなら回数券・月◯回プラン
・週3回以上通うなら通い放題プラン
の方がトータルお得になることが多いです。
最初は「週2回くらいかな?」と控えめに考えがちですが、
パーソナルジムの場合は短期集中で週2〜3回ペースが標準だったりもするので、
「このプランだと、自分の目標達成ペースに合うか?」も合わせて見たいポイントです。
チェックポイント3:営業時間・混雑状況
自分が行きたい時間帯が開いているか?
24時間ジムが増えたとはいえ、
- スタッフがいる時間帯
- パーソナルトレーニングが受けられる時間帯
は、別で決まっていることが多いです。
「初心者で不安だから、スタッフのいる時間に行きたい」という人は、そこも要チェックです。
混雑タイムを必ず見学で確認
見学や体験は、つい自分の都合の良い時間に行きがちですが、
「実際に通う予定の時間帯」に近い時間に見に行くのがおすすめです。
- マシンが待ち列になっていないか
- フリーウェイトエリアがギュウギュウじゃないか
- 更衣室・シャワーが常にいっぱいじゃないか
などを、こっそりチェックしておきましょう。
チェックポイント4:設備・マシン・スタジオ
目的に合った設備が「ちゃんと使える数」あるか
公式サイトの写真はどこも綺麗ですが、「写真に写っている=実際に使いやすい」とは限りません。
- 有酸素マシン(ランニングマシン・バイクなど)の台数
- フリーウェイトエリアの広さ・ダンベルの重量の上限
- スタジオレッスンの本数・定員
- プールの有無・コース数
調べてみると、目的別に必要な運動量の目安が紹介されている資料も多くて、
ダイエットなら「有酸素+筋トレ」の組み合わせが推奨されることが多い印象です。
「ランニングマシンが3台しかなくて、いつも埋まっている…」
みたいな状況だと、モチベーションはガクッと落ちてしまいます。
チェックポイント5:トレーナー・スタッフの質
「質問しやすい雰囲気かどうか」で見る
ジム初心者にとっては、マシンの使い方やフォームを教えてくれる人の存在がかなり重要です。
- 笑顔であいさつしてくれるか
- こちらから話しかけたときの反応はどうか
- 体験のときに説明が分かりやすいか
など、「人として合うかどうか」も含めて観察してみましょう。
パーソナルジムは「トレーナーとの相性」が命
パーソナルジムの場合は、ほぼマンツーマンで数ヶ月付き合う相手になるので、なおさら重要です。
調べてみると、「体験が良すぎて勢いで入会したけれど、その後の担当トレーナーと相性がイマイチだった…」という失敗談も少なくないようです。
入会前のカウンセリングで、
- こちらの話をしっかり聞いてくれるか
- 質問に対して、専門用語ばかりでなく、かみ砕いて説明してくれるか
などをよくチェックしておきましょう。
チェックポイント6:雰囲気・客層
自分が浮かずに通えそうか?
同じジムでも、
- 筋トレガチ勢が多い雰囲気
- ダイエット目的の女性が多い雰囲気
- シニア層メインの落ち着いた雰囲気
など、客層によって空気感がかなり違います。
ここで役立つのが、ライザップに通う男女比・年齢層の記事。
どんな人たちが通っているかのイメージを掴んでおくと、「自分がその中に混ざったときの姿」を想像しやすくなります。
チェックポイント7:清潔さ・ロッカー・シャワー
トレーニング以外の部分でストレスがないか
見落としがちですが、
- 更衣室・ロッカーの広さと清潔さ
- シャワーの数・水圧・待ち時間
- ドライヤー・アメニティの有無
は、長く通うほど効いてくるポイントです。
シャワーに毎回行列ができるようなジムだと、
「トレーニングは30分なのに、シャワー待ちで15分…」みたいなことも起きがち。
ここも見学・体験時にこっそり確認しておきましょう。
チェックポイント8:安全管理・サポート体制
初心者へのフォローが用意されているか
運動習慣がない人にとって、いきなりハードな運動を自己流で始めるのは、
ケガのリスクや体調不良の原因になることもあると言われています。
厚生労働省の資料でも、生活習慣病予防には「食事と運動を無理なく続けること」が大事とされています。
なので、
- 入会時にオリエンテーションや初回指導があるか
- メニューを作ってくれるサービスがあるか
- 体調に不安がある場合の相談先・ルールが明確か
といった「安全にスタートできる仕組み」があるかを、必ず確認しておきましょう。
複数ジムを比較するときのコツ
絶対条件と「あったらいいな条件」を分ける
比較するときは、まず紙やメモアプリに、
- 絶対条件(これを満たさないなら入会しない)
- あったら嬉しい条件(優先順位をつける)
を分けて書き出しておくのがおすすめです。
例:絶対条件
- 自宅から徒歩10分以内
- 月額1万円以内
- 22時までに営業終了(仕事終わりに寄れる)
例:あったらいいな条件
- フリーウェイトエリアが広い
- 女性専用エリアがある
- スタジオレッスンが多い
このリストを作っておくと、「このジム、雰囲気いいんだよな〜」と感情に流されそうになったときも、
一度立ち止まって冷静に判断できます。
見学・体験ごとに「メモ」を残しておく
人間の記憶はあいまいなので、2〜3件見学すると、
どこに何があったか、ごちゃごちゃになってきます。
おすすめは、
- 見学・体験ごとに「良かった点」「気になった点」を3つずつ書く
- その日のうちにスマホのメモかノートに残しておく
というやり方です。
「月額×3ヶ月」で比較してみる
短期で結果を出したい場合、最初の3ヶ月が勝負になることが多いので、
「3ヶ月通ったときの総額」で比較してみるのもおすすめです。
パーソナルジムなら、
ライザップの無料カウンセリングの流れ のような情報もチェックしつつ、
- 初回のカウンセリングでどこまで具体的に相談できそうか
- こちらの予算や目標に合わせてくれそうか
といった点も、比較材料にしてみてください。
タイプ別・ジム選びのイメージ
パターン1:とにかく短期で痩せたい
・結婚式や健康診断など、期限が決まっている
・自分ひとりでは絶対にサボる自信がある(笑)
こんな人は、パーソナルジムが向いているケースが多いです。
調べてみると、「食事管理+筋トレ+生活習慣のアドバイス」をセットで受ける方が、メタボ改善などにもつながりやすいと言われることもあります。
そのうえで、先ほどの
ライザップ向き度チェック診断 を受けてみると、
- 短期集中が合うのか
- もっとゆるめのジムのほうがストレス少ないのか
がかなりイメージしやすくなります。
パターン2:筋トレデビューしてみたい
・本格的なボディメイクまでは考えていない
・でも筋トレの基礎はちゃんと身につけたい
こんな人なら、
- 24時間ジム+最初の数ヶ月だけパーソナルトレーニング
- 総合ジムで定期的にパーソナルを受ける
という選択肢もあります。
自己流で始めるとフォームが崩れて、
「頑張っているのにイマイチ効かない」「なんか腰が痛い…」となりがちなので、
最初だけでも専門家に見てもらう価値は高いと感じています。
パターン3:健康維持・運動習慣づくり
・体重も気になるけど、まずは体力づくり・健康維持が目的
・仕事や家事が忙しいので、ムリなく続けたい
という人は、
- 家や職場から近い24時間ジム
- スタジオレッスンが豊富な総合スポーツクラブ
あたりが候補になりやすいです。
厚生労働省の資料を見てみると、
日常の身体活動量が多いほど、生活習慣病のリスクが下がると紹介されています。
「激しい運動を短期間がんばる」よりも、無理なく続けられる環境選びが大事、ということですね。
ジムを決める前にやっておきたい3つの準備
1. 1ヶ月の運動予算をざっくり決める
・月いくらまでならストレスなく払えるか
・それを3ヶ月続けるとしたら総額いくらか
をざっくり決めておきましょう。
この「自分の上限ライン」を先に持っておくと、
カウンセリングで強めに営業されても、冷静に判断しやすくなります。
2. 通える曜日・時間帯を把握しておく
・仕事終わりは何時に上がれることが多いか
・家事・育児のスケジュールはどうか
・週に何回くらいなら無理なく通えそうか
このあたりをあらかじめ紙に書き出しておくと、
「このジム、実は通える時間帯がほとんどない…」
というミスマッチを防ぎやすくなります。
3. 目標を「数字」と「期限」でゆるく決める
厳密じゃなくてOKですが、
- 体重△kg減らしたい
- ウエストを−◯cmにしたい
- まずは3ヶ月通い続けるのを目標にする
など、数字と期限をゆるく決めておくと、トレーナーにも相談しやすいです。
調べてみると、短期で極端に体重を落とすより、少しずつ生活習慣を変えていく方が長期的にはリバウンドしにくいと言われることが多いので、
「3ヶ月で−10kg!」みたいな超ハード目標より、
「3ヶ月で−3〜5kg+生活習慣の改善」くらいから考えてみるのもアリです。
まとめ:ジム選びは「未来の自分」を選ぶ作業

ここまで、ジムを選ぶときのチェックポイントと比較のコツをまとめてきました。
- まずは目的を決める(ダイエット?健康維持?)
- 立地・料金・設備・雰囲気・サポート体制をチェック
- 複数ジムを、「絶対条件」と「あったらいい条件」で冷静に比較
- 自分の予算・通える時間・目標をざっくり決めてから動く
ジム選びって、実は「どんな未来の自分になりたいか」を選ぶ作業でもあります。
完璧なジムを探すより、「ここなら、今の自分でも続けられそう」と思える場所を見つけられれば、それがいちばんの正解です。
この記事を読みながら、気になったジムをいくつかピックアップして、
見学や無料カウンセリングに一歩踏み出してみてください。
その一歩が、数ヶ月後・数年後の自分の体と生活を大きく変えるきっかけになります。
