健康寿命UP!季節ごとに変える運動&食生活

こんにちは、サイト運営者の和久井朗です。ここでいう「健康寿命」は、寿命をただ伸ばす話ではなく、元気に動ける時間をなるべく長くするという考え方です。
そのために大事なのは、運動と食事を“頑張り続ける”ことよりも、暮らしの季節に合わせて、負担なく調整していくことだと感じています。日本の四季は美しい反面、気温・湿度・日照・行事がガラッと変わりますよね。体調や気分が揺れやすいのも、ある意味ふつうです。
この記事では、春夏秋冬それぞれの「動き方」「食べ方」を、40代〜70代の人生後半の読者に寄り添う形でまとめます。専門的な部分は、国の資料なども参考にしながら、断定せずにやさしく整理していきます。
目次(表示させると見出しが見られますよ!)
季節で体は変わる:うまく乗ると、続けやすくなる
季節が変わると、体の感じ方も少しずつ変わります。暑い・寒いだけではなく、日照時間、汗の量、眠りの質、食欲、外出のしやすさ、人付き合い(行事や集まり)まで含めて、暮らしの条件が入れ替わるからです。
ここで大切なのは「自分が弱いから続かない」と決めつけないこと。むしろ、季節に合わせてやり方を変えるほうが自然です。たとえば、夏は外を歩くより室内で動く。冬は汗をかきにくいぶん、温め方を工夫する。そういう“賢い切り替え”が、健康寿命の土台になっていくと考えられています。
まずは年間共通の土台:季節が変わっても崩れない3つ
春夏秋冬で内容を変える前に、1年を通して意識しやすい「土台」を置いておくと、切り替えがラクになります。
土台1:日常の動きを少し増やす(運動は“生活の中”にもある)
厚生労働省は、身体活動(生活の中での動き)と運動を組み合わせて、できる範囲から活動量を増やすことを示しています。いきなり激しい運動を目指すより、まずは座りっぱなしを減らしたり、歩く場面を少し増やしたりする発想が取り入れやすいと思います。
土台2:筋肉と関節を「守る」感覚を育てる
人生後半は、筋力そのものよりも「痛めずに動ける」「疲れを翌日に残しにくい」という感覚が大切になってきます。回数や重さを追いかけるより、呼吸を止めない、痛みを我慢しない、反動で動かさない…といった基本を優先すると安全です。
運動の考え方の整理としては、国の健康情報サイト(e-ヘルスネット)も参考になります。
参考:「身体活動・運動」
土台3:心と人間関係も“健康習慣”に入れておく
健康寿命を考えるとき、運動と食事だけに寄りすぎると苦しくなることがあります。睡眠、ストレスの逃がし方、誰かとの会話、外に出る理由、趣味の時間。こうした要素があると、結果として体も動きやすくなる場面が多いようです。
春:再スタートの季節は「ゆっくり上げる」がコツ
春は、気温も気分も上向きやすい反面、寒暖差があり、生活リズムが変わりやすい時期です。張り切りすぎると疲れやすい人もいるので、ペースはゆっくりで大丈夫です。
春の運動:歩く・伸ばす・整える
- 花や新緑を見に行く散歩:目的があると、自然と歩数が増えやすいです。
- 朝の軽いストレッチ:固まりやすい背中や股関節をゆるめるイメージで。
- 姿勢を意識した家事:掃除や買い物も立派な活動です。
春は「整える」ことを中心にすると、夏に向けて体力の下地ができやすいと思います。
春の食生活:苦味・香り・たんぱく質を“少しだけ”
春は山菜や菜の花など、香りや苦味のある食材が出てきます。体のスイッチを入れる感じがして、私は好きです。もちろん好みはあるので、無理に食べる必要はありません。
- 旬の野菜を1品足す(菜の花、春キャベツ、新玉ねぎ など)
- たんぱく質は「量より回数」で分ける(卵、豆腐、魚、肉を少しずつ)
- 新生活で外食が増える人は、汁物や小鉢で野菜を足す
旬については農林水産省の学習ページも参考になります。
参考:農林水産省「食べ物と日本の四季のつながりを見てみよう」
春の心:環境変化の疲れを“早めに抜く”
春は、仕事や家庭の役割が変わる人も多いですよね。気づかないうちに疲れがたまりやすい時期なので、短い昼寝、湯船、深呼吸など「回復の小技」を先に用意しておくと安心です。
夏:暑さの季節は「涼しく動く」「守りながら食べる」
夏は、運動の質よりも安全が最優先になりやすい季節です。暑さで寝不足になったり、食欲が落ちたり、外出が億劫になったり。ここで無理をすると、体調を崩してしまうこともあるので、作戦を変えましょう。
夏の運動:時間と場所を変える(頑張りは不要)
- 朝か夕方に短く:日中の暑い時間帯を避ける。
- 屋内で動く:階段、廊下歩き、簡単な体操など。
- “汗をかくため”より“体を固めないため”:伸ばす・ほぐすが中心でもOK。
熱中症のリスクについては、気象庁と環境省が共同で発表する「熱中症警戒アラート」などの情報があり、暑さ指数を行動の目安にする考え方も紹介されています。
参考:気象庁「熱中症警戒アラート」 / 環境省 熱中症予防情報サイト(暑さ指数)
夏の食生活:水分とたんぱく質を“落とさない”工夫
夏は、そうめん・冷たい麺・パンだけ…のように、食事が軽くなりがちです。ここで大切なのは「食べられる形で栄養を残す」ことだと思います。
- 冷たい麺には、卵・納豆・ツナ・豆腐などを足す
- 野菜は、トマト・きゅうりだけにせず、加熱した野菜も少し混ぜる
- 冷たい飲み物ばかりで胃が疲れる人は、温かい汁物を1回入れる
「食べる気がしない日」は、ゼリーやヨーグルト、果物など、入りやすい形からで十分です。
夏の心:予定を詰めすぎない(夏は“省エネ運転”)
夏は、気温だけで体力を持っていかれます。いつも通りできなくても、季節のせいにしていいと思います。会う人を減らすというより、短時間にする、涼しい場所で会うなど、やり方を変えるだけでも続けやすいです。
秋:いちばん動きやすい季節は「貯金」を作るチャンス
秋は暑さが落ち着き、外に出やすくなる季節です。行楽や趣味とも相性がよく、運動を「用事にくっつける」ことで、自然と活動量が増えやすい時期だと感じます。
秋の運動:歩く・登る・遊ぶ
- 少し遠回りの散歩:紅葉を見に行く、神社や公園を巡る。
- 坂や階段を“少しだけ”:脚の筋肉は日常の中で育ちやすいです。
- 趣味に運動を混ぜる:写真、釣り、旅行、買い物など。
秋に“体力の貯金”ができると、冬がラクになることが多いように思います。
秋の食生活:たんぱく質と食物繊維を、じわっと増やす
秋は食欲が戻りやすい季節です。食べる楽しみを大事にしつつ、体が喜びやすい方向に寄せるなら、以下のような工夫がしやすいです。
- きのこ・海藻・根菜で食物繊維を足す
- 魚、大豆、卵などでたんぱく質の“軸”を作る
- 間食は「量を減らす」より「回数とタイミング」を整える
秋の心:人との予定を“動く予定”に変える
秋はイベントが増えやすいですよね。会食をゼロにする必要はなく、「集合を駅から少し歩く場所にする」「食後に少し散歩する」など、付き合い方を軽く整えるだけでも違います。
冬:寒い季節は「温めて動く」「こもりすぎない」
冬は、体が縮こまり、動くハードルが上がりやすい季節です。外に出る回数が減ると、筋力やバランス感覚が落ちやすい人もいます。だからこそ、冬は“短くてもいいから続ける”が合っています。
冬の運動:5分でいい、温めてから動く
- 最初は温める:肩回し、足首回し、深呼吸など。
- 家の中でこまめに:立つ回数を増やす、台所でかかと上げ、軽いスクワット動作など。
- 転びにくい体づくり:片脚立ちのようなバランス遊びも取り入れやすいです。
痛みが出るときは無理をせず、動き方を小さくする、回数を減らすなど調整してみてください。
冬の食生活:温かく、たんぱく質を“切らさない”
冬は鍋や汁物が活躍します。野菜を増やしやすく、体も温まりやすいので、健康寿命の視点でも相性が良い食べ方だと思います。
- 鍋・味噌汁・スープで野菜を増やす
- 肉・魚・豆腐・卵を「少しずつ」入れてたんぱく質を確保
- 発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルトなど)を日々のどこかに
買い物の参考として、農林水産省が公表している野菜の情報を見るのも一案です。
冬の心:こもりがちな時期ほど、つながりを小さく保つ
寒いと外に出る理由が減ります。そんなときは、電話で近況を聞く、買い物を兼ねて短く会う、趣味の集まりに顔を出すなど、つながりを“細く長く”保つのが助けになります。心が温まると、体も動きやすくなるものです。
季節の切り替えが上手くいく「小さなコツ」
コツ1:ルールを変える日を決める(毎日悩まない)
季節に合わせると言っても、毎日メニューを考えると疲れます。私は、月が変わるタイミングや、衣替えの時期に「今月はこれでいこう」と大枠だけ決めるようにしています。
コツ2:やる気がない日は、最小単位でOKにする
“ゼロにしない”仕組みがあると、健康習慣は続きやすいです。たとえば、5分のストレッチだけ、1駅だけ歩く、夕食にたんぱく質を1品足す。小さくても積み上がります。
コツ3:イベントの多い季節は「戻り方」を先に決める
花見、夏祭り、行楽、忘年会…季節には楽しい予定がつきものです。ここで大事なのは、完璧に守ることよりも「次の日にどう戻すか」を決めておくこと。私は、外食が続いた週は、翌週に鍋やスープを増やすなど、ゆるく戻すようにしています。
体調が不安なときの安全メモ(無理をしないために)
- めまい、強い息切れ、胸の痛み、いつもと違う強い不調があるときは、運動は控えめにして医療機関に相談する
- 痛みは我慢しない(違和感が続くときは特に)
- 夏は暑さ情報を見て、室内に切り替える
ここは不安をあおりたいわけではなく、人生後半ほど「守りながら続ける」ことが大切だと思うので、念のため書いておきます。
私の体験から:続かなかった理由は、根性より“設計”だった
正直に言うと、私も昔は「気合いで続ける」派でした。でも、季節の変わり目に崩れて、結局リバウンド…という流れを何度か経験しています。今振り返ると、根性が足りなかったというより、季節に合わせて調整する設計がなかったのだと思います。
リバウンド経験者として、そこからどう変わっていったかは別記事にまとめています。もし興味があれば、体験談として読んでみてください(売り込みではなく、あくまで記録です)。
よくある質問(季節の習慣づくり)
Q. 冬はどうしても動けません…
A. 冬は動くハードルが上がるのが自然です。まずは「温めてから5分」だけでも十分です。動ける日に少しだけ増やす、くらいの波で大丈夫だと思います。
Q. 夏は食欲が落ちて、体力が心配です
A. 量よりも“形”を変えるのが合う人が多いようです。冷たい麺に卵や納豆を足す、ヨーグルトや豆腐を使うなど、入るものからでOKです。暑さ情報を見て無理をしないのも大切です。
Q. 秋冬はつい食べすぎてしまいます
A. 食べる楽しみは、人生後半ほど大事な栄養でもあります。食べすぎを責めるより、汁物や野菜を先に入れる、夜遅い間食を減らすなど、戻しやすい工夫から始めるのが現実的です。
まとめ:四季は“敵”じゃなく、味方にできる
季節ごとに運動と食生活を少しずつ調整すると、「頑張らないのに続く」状態が作りやすくなります。春は整える、夏は守る、秋は貯金、冬は温めて続ける。ざっくりこんなイメージで十分です。
健康寿命は、完璧な1日で決まるものではなく、小さな選択の積み重ねで変わっていくものだと思います。今日からできる小さな一歩を、季節と一緒に楽しんでいきましょう。

