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リバウンド経験者がライザップで変わった体験談【和久井編】

 2025/12/10 ライザップ体験記   12 Views

「今度こそ痩せるぞ」と何度も決意しては、
リバウンドして前より太ってしまう――。

もしあなたがそんな経験をしてきたなら、このページはまさに“あなたのため”の体験談です。

私は、ライザップ体験者であり、当サイト運営者の和久井朗(わくい あきら)
子どもの頃はリレー選手に選ばれるくらい運動が得意だったのに、小学校高学年から一気に引きこもり&おデブ街道へ。
そこから高校バスケで一度は−10kgして普通体型に戻ったものの、社会人になって夜の付き合い・飲み・不規則な生活で、じわじわ体重は増加…。

40代で80kg台、50歳を前に体重はついに100kg目前
「さすがにマズい」と思って自己流ダイエットやレコーディングダイエット、ダイエットティーのモニターなど、いろいろ試しましたが、
一時的に痩せてはリバウンド、気づけば最高104.5kgまで行き着いていました。

そんな“リバウンドのプロ”みたいな私が、53歳でライザップをスタート。
2ヶ月で−15.1kg、そこから継続してボディメイクを続け、
最終的には体重60.9kg・体脂肪10.4%、トータル−38.8kg、そしてライザップボディメイクグランプリ全国大会出場というところまでたどり着きました。

このページでは、

  • なぜ自己流ではなく「ライザップ」を選んだのか

  • 何度もリバウンドしてきた私でも続けられた理由

  • 53歳から始めて、どんなふうに体と人生が変わっていったのか

を、いいところもダメだったところも含めて、できるだけ正直に書いていきます。

「もう何回も失敗したし、自分なんて無理だろうな…」
そう思っている人にこそ、読んでほしい体験談です。
“リバウンド経験者だからこそわかったこと”を、これからじっくりお話ししていきます。

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目次(表示させると見出しが見られますよ!)

リバウンドを繰り返してきた「過去の自分」

リバウンドって、一度でも経験すると“クセ”みたいに何度も繰り返してしまうものなんですよね。
私もまさにそのタイプで、振り返ってみると 太っては落とし、落としては戻る の繰り返し。

「意志が弱いからだ」と自分を責めていた時期もあったけれど、
本当はそうじゃなくて、太っていく背景も、痩せ方も、リバウンドの仕方も全部“過去の生活習慣”に原因があったんです。

子どもの頃は運動ができて、体も軽かった。
でも環境が変わり、生活が変わり、付き合いが増え、気付いたら体重のコントロールなんてまったくできなくなっていた——。

ここでは、そんな“昔の私”がどんなふうに太っていき、
どうして何度もリバウンドを繰り返すようになってしまったのか、
その過程を正直に振り返っていきます。

「昔の自分、何してたんだろう…」と笑いながら、でもちょっと胸が痛む。
そんなリアルな過去の話から、この体験談は始まります。

運動会のヒーローだった子ども時代

子どもの頃の私は、とにかく走るのが大好きで、
運動会では毎年のようにリレー選手に選ばれる“スピード自慢”でした。

小学校低学年の頃は、
「和久井くんがアンカーなら安心だな!」
なんて先生に言われたりして、
クラスの期待を背負いながらグラウンドを駆け抜けていたものです。

あの頃は、体も軽いし、走れば走るほど楽しくて、
自分には「運動神経があるんだ」と当たり前のように思っていました。

——だからこそ、後の自分の変化がより衝撃だったんですよね。

今振り返ると、この“ヒーロー時代”の記憶が心のどこかにずっと残っていて、
太って動けなくなった大人の自分とのギャップに苦しむことにもつながっていました。

「昔は速かったのになぁ…」
そんな気持ちを抱えながら、運動から遠ざかっていく私の物語がここから始まります。

転校をきっかけに引きこもり生活とおデブ街道へ

小学校4年生のとき、人生の流れがガラッと変わりました。
それが「転校」です。父が独立し、母も経理の仕事の手伝いで日が暮れるころまで帰ってこなかったので、いわゆる「鍵っ子」になってしまったんです。

それまでの私は、クラスでも顔なじみが多くて、運動会でもリレー選手。自分から友達の家に遊びに行くほうだったんですね。

グラウンドを走っていれば、とりあえず自分の居場所がある…そんな感覚がありました。

ところが、新しい学校に行った瞬間、
その「居場所」がまるごとなくなったんですよね。


最初は、「そのうち慣れるだろう」と思っていました。
でも現実はなかなか厳しくて——

  • ノリが違って、会話に入りづらい

  • もともと人見知りな性格もあって、自分から溶け込めない

  • 「前の学校では…」と言いかけては、飲み込んでしまう

そんな日々が続いていくうちに、だんだんと

「学校って楽しい場所」から
「学校って居心地の悪い場所」

に変わっていきました。


外で遊ぶ時間は減り、家で過ごす時間が一気に増えます。

そのとき、心のスキマを埋めてくれたのが

  • ポテトチップス

  • おせんべい

  • 甘いお菓子

たちでした。

夕飯前にポテチやおせんべいを最高2袋
そのあとに、大盛りカレーを2杯

今考えれば完全に「太るための完璧コース」なんですが、
当時の自分にとっては、

「お菓子を食べている時間だけは、何も考えなくてよくなる」

そんな“心の避難場所”みたいなものだったんです。


当然ながら、結果はあっという間に体型に現れます。

  • 服はきつくなる

  • 走るとすぐ苦しくなる

  • 真冬のマラソン大会では、ビリ争いが当たり前

気づけば、
かつて運動会でヒーロー扱いされていた自分はどこにもいなくて、

「走るのが得意だった子」から
「運動が苦手で太っている子」

に、完全にキャラチェンジしていました(笑)


この「転校 → なじめない → 引きこもり気味 → お菓子が友達 → 太る」流れが、
今振り返ると“おデブ街道のスタート地点”でした。

ここで覚えてしまった

  • 「つらい(ストレス) → 食べる」で気持ちをごまかすクセ

  • 「太ってきた自分を見ないようにするクセ」

は、このあと何十年も続いていく、
リバウンド人生の土台になっていきます。

高校バスケ部入部で−10kg、普通体型に戻った青春時代

中学〜高校にかけての私は、いわゆる「ぽっちゃり通り越して、だいぶ重い側」の人間でした。
運動会のヒーローだった面影はどこへやら…。

そんな自分が大きく変わるきっかけになったのが、高校でのバスケットボール部入部です。


「このままじゃ嫌だ」と思った高校入学

高校に入る頃には、
自分でも「さすがにこの体型はマズいよな…」と感じていました。

  • ちょっと走るだけですぐ息切れ

  • 体育の時間が憂うつ

  • 鏡を見るとお腹まわりが完全に“オジサン感”

頭の中には、
小学校低学年の頃、リレーで走っていた自分の記憶がまだ残っていたので、

「本当はもっと動けるはずなのに…」

というモヤモヤがずっとあったんですよね。

そこで、思い切って飛び込んだのがバスケ部でした。


いきなり地獄、だけど…体はちゃんと応えてくれた

入部してみたら、まあ練習がキツいのなんの(笑)

  • ランニング

  • ダッシュ

  • フットワーク

  • 基礎練習に次ぐ基礎練習

最初のうちは本当にキツくて、
「なんでこんな部活選んだんだろう…」と何度も思いました。

でも、人間の体って正直で、
毎日動くようになると、あるタイミングからスーッと変わっていくんですよね。

  • バスケ部に入部したとき
    → 身長174cm・体重72kg前後

  • そこから約2ヶ月で、体重は62kg台へ

つまり、−10kgくらいストンと落ちたんです。


初めて「運動でちゃんと痩せられた」と感じた時期

この高校バスケ時代は、今振り返ると

「運動と食事量の変化で、ちゃんと体は変わるんだ」

という成功体験をくれた貴重な時期でした。

  • 練習でしっかり動く

  • 部活帰りにドカ食いしない(疲れてそこまで食べられない)

  • 代謝もバリバリ高い10代

この3コンボで、見た目も中身も**“普通体型のスポーツ少年”**に近づいていきました。

鏡を見ても、

  • ユニフォームが前より似合う

  • 動いてもカラダが軽い

  • 周りからも「締まってきたな」と言われる

この頃の自分は、かなり気持ちよく毎日を過ごしていたと思います。


ただ、このときは「なぜ痩せたのか」を言語化していなかった

ただ、大事なポイントがひとつあって、

「どうして痩せられたのか」を、当時の自分はちゃんと理解していませんでした。

  • 若さによる代謝の高さ

  • 部活での消費カロリー

  • 全体としての生活リズムの良さ

こういうものに恵まれていただけで、

  • 食事の栄養バランス

  • お酒との付き合い方

  • 運動習慣の“続け方”

といった大人になってから必要になる知識や考え方は、何ひとつ身についていなかったんです。

この「理由はわかっていないけど、とりあえず痩せられた成功体験」が、
のちのち

「またその気になれば、いつでも落とせるだろ」

という油断につながっていきます。

高校バスケで一度は普通体型に戻った青春時代。
ここが、のちに何度もリバウンドを繰り返す“フラグ”が立った時期でもあったわけです。

大学〜社会人へ|夜の街と不摂生でじわじわ太っていく

高校バスケで一度スッキリ痩せて、
「なんだ、やればできるじゃん、俺」
とすっかり気を良くしたまま大学へ進学しました。

ここからが、じわじわ太り直しコースの始まりです。


部活の引退=運動習慣がごっそり消える

大学に入ると、まずガクッと減ったのが「運動量」

  • バスケ部のようなガチ運動はしなくなる

  • 授業は座りっぱなし

  • サークルやバイト中心の生活へシフト

「まあ、ちょっとくらい動かなくなっても大丈夫だろ」
と、この時点では完全にナメていました。

ところが当然ながら、
「食べる量はそのまま or それ以上」なんですよね。

  • 友達と外食

  • 夜遅い時間のラーメン

  • 揚げ物・丼もの・大盛り当たり前

高校のときに身につけたはずの“軽い体”は、少しずつ姿を消していきます。


社会人になって「夜の街」が生活の一部に

社会人になると、追い打ちをかけるように「夜の付き合い文化」が追加されます。

  • 仕事終わりの居酒屋

  • 上司や取引先との飲み会

  • 2軒目のバー、シメのラーメン

これが「たまの楽しみ」ならまだしも、
気づけば“ほぼ日常”みたいになっていました。

若いうちは、

「多少太っても、またその気になれば落とせるっしょ」

と、高校バスケ時代の成功体験に甘えていたんですよね。


いつのまにか“お腹から太る中年体型”に

20代〜30代と年齢を重ねていくうちに、

  • 体重計はほとんど乗らない

  • スーツのウエストがきつくなる

  • ベルトの穴がじわじわ外側へ

という“静かな変化”が積み重なっていきます。

あるとき久しぶりに体重を測ると、

「あれ? だいぶ増えてるな…」

でも、この時点ではまだ

  • 「忙しいし、仕方ないよな」

  • 「その気になればいつでも絞れるし」

と、自分に言い訳してスルーしていました。

気づけば40歳を超えたあたりで、体重は80kg台が当たり前に。

お腹まわりにはしっかり脂肪がつき、
鏡に映る自分はもう完全に“中年仕様”です。


気持ちは若いつもり、体は確実に重くなっていく

厄介なのは、

「自分の中のイメージ」と「実際の体」がどんどんズレていくこと。

心のどこかでは、
高校時代にバスケで走り回っていた自分のイメージが残っているから、

  • 「本気出せばまた動けるはず」

  • 「ちょっと太ってるだけで、まだ大丈夫」

と、現実から目をそらし続けてしまうんですよね。

しかし実際は、

  • 疲れやすい

  • 階段で息が上がる

  • 健康診断ではちょこちょこ“要経過観察”が増えていく

という状態。

それでもまだ、「本当の危機」として受け止めきれていなかったのが正直なところです。


こうして、
子どもの頃の「運動会のヒーロー」から、
高校時代の「一度は痩せたスポーツ少年」を経て、

大学〜社会人期には、
夜の街と不摂生が当たり前の“じわじわ太る生活”が完成していきました。

この延長線上に、
50歳手前で体重100kg目前、そして後の104.5kg時代が待っていた──
そう考えると、ここでちゃんと止まっておくべきだったんですよね。

40代〜50歳直前|気づけば体重100kg目前になっていた頃

気がついたら、体重計の数字が「9」の次に「10」を示すところまで来ていました。
「まあ、ちょっと太っただけだろう」「その気になればすぐ落とせる」と思い続けていたら、いつの間にか“100kg目前”が日常になっていたんです。

40代に入ってからは、結婚生活や仕事の責任もどんどん重くなり、
優先順位は「家族」と「仕事」がほぼすべて。
その裏側で、運動習慣はきれいさっぱり消えて、ストレス発散=夜遅い時間の飲み食いというパターンが当たり前になっていきました。

ズボンのサイズはいつの間にか何段階もアップ。
階段を上がると息が切れるのに、「年齢のせいだろう」と自分に言い聞かせる。
健康診断の結果表には毎年のように「要再検査」の文字が並ぶのに、
本気で向き合うことからはずっと目をそらしていました。

ここでは、そんな40代〜50歳直前までの「気づけば100kg目前」になっていった過程を、
結婚・仕事・健康診断・そして自分への言い訳という4つの視点から振り返ってみたいと思います。

結婚・仕事優先で完全に運動習慣が消えた理由

優先順位のピラミッドから「自分のカラダ」が消えた

40代に入った頃の私の頭の中は、ざっくりこんな感じです。

  • 第1位:家族(生活、教育、将来のお金)

  • 第2位:仕事(部下・取引先・数字・締切)

  • 第3位:付き合い(飲み会・接待・ご機嫌取り)

  • 圏外:自分の健康・運動

文字にするとひどいですが(笑)、当時は本気で

「家族のために頑張ってるんだから、自分のことは後回しでいい」

と思っていました。


「時間がない」が口ぐせになった40代の1日

じゃあ、実際どんな生活をしていたかというと……

  • 朝:ギリギリまで寝て、急いで出勤

  • 日中:ほぼ座りっぱなしでPCとにらめっこ

  • 夜:残業 or 取引先との飲み会

  • 帰宅:22〜23時台、ヘロヘロで帰る → シメのラーメンかコンビニ飯

当然、こんな生活をしていると

「仕事のあとにジム?いやいや無理無理」
「走る?まずは寝かせてくれ…」

となります。

疲れているから運動できない → 運動しないからさらに太って疲れやすくなる
という負のループに、見事にハマっていきました。


休日は「家族サービスデー」、でも実際は座ってばかり

「平日に頑張ってる分、休日くらいは家族と過ごさないと」と思い、
土日はほぼ “家族サービスデー” に。

  • ショッピングモールへお出かけ

  • 車でドライブ → ほぼ移動は車

  • フードコートでガッツリ系のランチ

  • 夜は外食かテイクアウトでごちそう

一見、家族思いで「いい父ちゃん」っぽいですが(笑)、
冷静に振り返ると ほとんど動いていない んですよね。

ウォーキングシューズよりも、
フードコートのラーメン屋さんの場所には詳しくなっていました。


「運動=特別なこと」になった瞬間から遠ざかっていく

若い頃は、運動って「生活の一部」だったんです。

  • 学校に行けば体育がある

  • 部活に行けば勝手に走らされる

  • 友達と遊べば自然と体を動かす

でも、40代の私にとっての運動は、

「わざわざ時間を作ってやる“イベント”」

になっていました。

  • ジムに入会するには時間とお金の余裕が必要

  • ランニングを始めるにも、ウェアをそろえて…と考えてしまう

  • 夜になればなるほど「今日はやめとくか」が勝ち続ける

こうして 「日常の当たり前」から「非日常の特別なこと」 に変わった瞬間、
運動は私の生活からスーッと姿を消していきました。


家族と仕事を言い訳にしていたのは、結局「自分」

今だから正直に言えますが、

「家族のため」「仕事のため」

という言葉は、かなりの部分が 自分への言い訳 でした。

  • 本当は疲れていて動きたくない

  • でも「自分のためにサボっている」と認めるのがイヤ

  • だから「家族」「仕事」を理由にして、運動しない自分を正当化する

その結果どうなったか。

  • 体重は80kg台が当たり前

  • お腹は出て、階段で息が上がる

  • 健康診断では「要再検査」が増えていく

家族と仕事を守るつもりが、その土台である自分の体を削っていた
という、なんとも矛盾した状態になっていたんです。


この「結婚・仕事優先で運動習慣が完全に消えた時期」が、
のちに体重100kg目前、さらに104.5kgへと進んでいく 大きなターニングポイント でした。

次では、その結果が容赦なく数字として突きつけられる
「健康診断の“要再検査”が当たり前になっていた現実」 の話をしていきます。

健康診断の「要再検査」が当たり前になっていた現実

40代半ばくらいからでしょうか。
毎年の健康診断の結果を見るたびに、「要再検査」「要精密検査」 の文字が、
ほぼレギュラーメンバーのように並ぶようになりました。


最初は「ちょっと高めですね」から始まった

一番最初は、医師から軽くこう言われたところからです。

「中性脂肪と肝機能の数値が、少し高めですね」
「このままだと将来、生活習慣病のリスクが上がりますよ」

そのときの私は、

  • 「まぁ、年齢相応ってやつでしょ」

  • 「周りの同年代も似たようなもんだし」

  • 「運動すれば下がるってよく聞くし、そのうち…」

と、完全に他人事 でした。


気づけば“要再検査セット”がフルコースに

ところが年を重ねるごとに、
だんだんと「ちょっと高め」が増えていきます。

  • γ‐GTP(肝機能)

  • 中性脂肪

  • LDLコレステロール(悪玉)

  • 空腹時血糖

  • そして血圧

気づいたら、診断結果の紙に

「要再検査」
「生活習慣の改善が必要です」
「医療機関の受診をお勧めします」

といったコメントが 当たり前のように並ぶ状態 に。

それでも当時の私は、

「まぁ、すぐにどうこうなるわけじゃないだろう」
「次の検診までにちょっと気をつければ数字も戻るって」

と、根拠のない自信だけは一人前でした。


再検査の案内を、そっと引き出しにしまう日々

会社からは、ちゃんとフォローが来ます。

  • 「保健指導の案内」

  • 「再検査受診のお願い」

  • 「生活習慣改善セミナーのお知らせ」

それを受け取るたびに、

「はいはい、分かってますよ」

と心の中でつぶやきながら、
書類を 机の引き出しにしまってそのまま ……というのが定番パターンでした。

再検査を受けに行ったことも、もちろんあります。
でも、そのとき医師に言われるのはだいたい同じ。

「食事と運動を見直しましょう」
「体重を5kg落とすだけでも、数値はだいぶ変わりますよ」

頭では分かっているつもりなのに、
病院を出た帰り道には、なぜかラーメン屋さんに吸い込まれていく自分がいるんですよね…。


「メタボ判定」も、どこか他人事だった

腹囲、血圧、血液検査の数値――
条件がそろっていれば メタボ判定 になります。

実際に、健康診断の結果に

「メタボリックシンドローム該当」
「内臓脂肪型肥満が疑われます」

と書かれたときも、

  • 「ついに来たか」

  • 「ネタとしてはおいしいかも」

くらいにしか思っていませんでした。

今振り返ると、
笑い話にしてごまかさないと怖くて直視できなかった のかもしれません。


家族の一言が、じわじわ効いてくる

そんなある日、健康診断の結果をテーブルに置きっぱなしにしていたら、
妻にこう言われました。

「ねぇ、本当に大丈夫なの? その“要再検査”ってやつ」

「長生きしてよ?」

と、何気なく言われてしまう。

その瞬間、
「自分のカラダを放置しているのは、家族の不安を放置しているのと同じ」
なんだと、胸のどこかにズシンと来るものがありました。

……が、正直に言うと、
それでもすぐに行動を変えられたわけではありません。


数字は正直、現実はじわじわ追い込んでくる

健康診断の結果って、ごまかしが効かない「現実」 なんですよね。

  • 去年より体重が増えている

  • 腹囲が確実に太くなっている

  • 数値の赤い印が、年々増えている

表情でごまかすことも、テンションで隠すこともできない。
ただ、数字として、静かに突きつけられる。

その数字と向き合わずに目をそらし続けた結果、
体重はついに 100kg目前 まで到達していきます。

自己流ダイエットとリバウンドの負のループ

体重が100kg目前まできてしまうと、さすがに「まずいな…」という気持ちは出てくるんですよね。
そこで当時の私は、思い立ったように 自己流ダイエット を始めました。

ただ、ここからが本当に厄介で――
やればやるほど 体重が乱高下 し、最終的には リバウンドして以前より太る という、
あの“負のスパイラル”にどっぷりハマることになります。

短期間で体重を落とす喜びと、
その反動で一気に戻る絶望を何度も味わいながら、
気づけば「ダイエット歴=リバウンド歴」みたいな状態に。

やる気はあるのに続かない。
続いても、結果は長持ちしない。
最後には「どうせまた戻るし…」と諦め癖がついていく。

自己流で頑張り続けた数年間は、
まさに 「痩せたいのに痩せられない」 を繰り返す迷路に迷い込んでいた時期でした。

そんな“出口の見えないダイエット地獄”が、どう始まり、どう深まっていったのか――
次ではその具体的な流れと、なぜうまくいかなかったのかをお話しします。

レコーディングダイエットで−15kg、しかし栄養はガタガタ

自己流ダイエットの中で、一番最初にうまくいったのが レコーディングダイエット でした。
「食べたものを全部書くだけで痩せるなんて、そんなうまい話あるか?」と思いつつも、
半信半疑で始めてみたら、これが意外とハマったんです。


「食べたものを全部書く」だけなのに、体重はスルスル落ちていった

最初はノート1冊を用意して、ひたすら

  • 朝食・昼食・夕食・間食の内容

  • ざっくりした量

  • たまにカロリーもメモ

を、ただ 淡々と書き続けるだけ

すると、自分がどれだけ余計なものを食べていたかが
数字と文字になって目の前に並ぶわけです。

  • 昼にラーメン+チャーハン

  • 夕方に缶コーヒー(微糖と書いてあるが実は結構甘い)

  • 夜は飲み会でビール+揚げ物+シメのラーメン

これを毎日書き連ねていくと、
さすがに「そりゃ太るよな……」と、自分でもツッコミたくなってきます。

そこから、

「じゃあ、ラーメンの頻度を減らしてみるか」
「夜の炭水化物を少し控えてみよう」

と、小さな修正を重ねていった結果――
数ヶ月で約−15kg という、目に見える成果が出ました。

当時の体重グラフは、右肩下がりで本当に気持ちよかったです。


しかし中身はスカスカ、「カロリーさえ低ければOK」思考に

問題はここからです。

レコーディングダイエットに慣れてくると、
だんだん頭の中が 「カロリー至上主義」 になっていきます。

  • カロリーが低ければ、とりあえず正義

  • お腹が膨れれば、内容は二の次

  • 「早く体重を落としたい」が最優先

その結果、食事内容はどんどん極端になっていきました。

  • 朝:コンビニのおにぎり1個だけ

  • 昼:カロリーメイトやカップスープだけで済ませる

  • 夜:白ごはんを抜いて、おかずも少なめ

たんぱく質も野菜も足りていない のに、
とにかく「カロリーを削ること」だけに意識が向いていたんです。


体重は落ちるのに、力が入らない・常にだるい

体重計に乗ると数字は確実に減っていきます。
でも、その裏でこんな変化も出てきました。

  • 朝起きても疲れが抜けていない

  • 階段を上がると妙に足が重い

  • 仕事中に集中力が続かない

  • 夕方になると頭がボーッとする

当時は

「ダイエット中だから、多少しんどいのは仕方ない」

と自分に言い聞かせていましたが、
今思えば 完全に栄養不足&エネルギー不足 でした。

筋肉もどんどん落ちていたはずですが、
当時の私は「筋肉が減る」という発想すら持っていませんでした。


見た目は痩せたのに、鏡の前で「なんか違う」と感じていた

一応、服のサイズは確かに変わりました。
ベルトの穴もいくつか内側に移動しました。

ただ、鏡を見るとどこか違和感があるんです。

  • 顔色が悪い

  • 頬がこけているのに、お腹周りはぽよっと残っている

  • いわゆる「締まったカラダ」とはほど遠い

数字だけ見れば「成功したダイエット」なのに、
自分が思い描いていた“カッコいい痩せ方”とは全然違う

それでも当時は、体重が減っている事実にしがみついて、
「あまり深く考えないようにしていた」と言ったほうが正しいかもしれません。


そしてお決まりのパターン、「気がゆるんだ瞬間に一気にリバウンド」

人間、ずっとストイックなことは続けられません。

  • 仕事が忙しくなった

  • 飲み会の回数が増えた

  • 旅行やイベントが重なった

そういうタイミングで、

「今まで頑張ってきたし、ちょっとくらいいいか」

と、ダムに小さな穴が開くように、
少しずつ食事制限がゆるんでいきました。

そこから先は、早かったです。

  • 昔の食生活が少しずつ復活

  • 体重はじわじわ、でも確実に再増加

  • レコーディングも面倒になってノートは白紙に戻る

気づけば、せっかく −15kgまで落とした体重はあっという間に元通り
むしろ、前より少しだけ重くなっていました。


「頑張ってもどうせ戻る」という諦めが心に根を張る

このとき、体重が戻ったこと以上にダメージが大きかったのは、

「やっぱり俺は続けられない」
「どうせ頑張っても、またリバウンドするんだろうな」

という 諦めの気持ちが、心の奥にどっしり居座ってしまった ことでした。

レコーディングダイエットは、
確かに一時的には結果を出しました。

でも、

  • 栄養バランスを無視したこと

  • 「減らすこと」しか考えなかったこと

  • 誰にも相談せず完全に自己流で突っ走ったこと

このあたりが、のちの 長期的なリバウンド体質 を作ってしまったのだと思います。

ダイエットティーのモニターでまたしてもリバウンド

レコーディングダイエットで派手にリバウンドしたあと、
どこかで「楽に痩せる方法」をまだ探していたんだと思います。

そんなタイミングで目に入ってきたのが、
とある通販サイトの 「ダイエットティー・モニター募集」 の文字でした。


「お茶を飲むだけでOK」に、またもや心が揺れる

広告には、だいたいこんなことが書いてあります。

「いつもの食事を変えなくてOK」
「お茶を飲むだけでスッキリ」
「体重が○kg落ちたモニターさんの声!」

今の自分からするとツッコミどころ満載ですが(笑)、
当時の私はかなり本気で信じていました。

  • 食事制限はもう懲り懲り

  • 運動を続ける自信もない

  • 「飲むだけで痩せる」なら、これしかないかも

気づけば申し込みボタンをポチッとしていました。


最初の数週間で体重は確かに落ちた

届いたダイエットティーは、
よくある「ハーブ系+センナ系(お通じサポート)」のブレンド。

  • 毎晩、晩ご飯のあとに1杯

  • たまに「今日は気合い入れよう」と2杯

そんな飲み方を続けていると、
確かに 体重が2〜3kg、やがて5kg近くストンと落ちた 時期がありました。

毎朝トイレに行く回数も増えますし、
便秘気味だったのがスッキリしてきた感覚もあったので、

「おお、これは効いてるぞ」
「やっと自分に合うダイエットを見つけたかも」

と、かなり舞い上がっていました。


でも実際は「水分と中身が出ているだけ」だった

ただ、この「順調な減量」には続きがあります。

  • 体重は落ちているのに、見た目はあまり変わらない

  • 体脂肪率はむしろ大きくは下がっていない

  • ちょっとサボると、数字がすぐ元通り

今ならハッキリ分かりますが、
このとき落ちていたのは 脂肪ではなく、主に水分と腸の中身 でした。

それでも当時の私は、

「数字が減ってる=正義」

という思考から抜け出せず、
お腹の調子がイマイチの日でも無理してお茶を飲む みたいな本末転倒なことをしていました。


だんだんお腹がつらくなり、飲むのがイヤになる

そのうち、体が正直な反応を見せ始めます。

  • お腹がゴロゴロしすぎてトイレから離れられない日が出てくる

  • 外出前に飲むのが怖くなる

  • 夜中にお腹が痛くて目が覚めることも

「これ、健康になりたくてやってるんだよな?」と
自分でもよく分からなくなってきました。

そして、だんだん 飲むこと自体がストレス になり、
気づけば「今日はいいか」「明日からまた飲めばいいか」が続いて、
モニター期間が終わるころには、すっかりやめてしまっていました。


飲むのをやめたら、体重はきっちり元の位置へ

ダイエットティーをやめて数週間――
体重計の数字は、見事なくらい 元のラインに一直線 でした。

  • 落ちた2〜3kgはすぐ戻る

  • それどころか、前より少しオーバーしている

  • 「やっぱりな…」という、あのイヤな感覚

ここでもまた、

「結局、楽して痩せようとすると全部こうなる」
「やっぱり自分は続けられない」

という 自己否定と諦め癖 が、さらに強化されてしまいました。


「道具や商品だけに頼る」ことの限界

今振り返ると、
ダイエットティーに限らず、当時の私はいつも

  • このサプリを飲めば

  • このお茶を続ければ

  • このグッズを使えば

という “何か一つのアイテム” に痩せる魔法を求めていた 気がします。

もちろん、サポートとして役に立つ商品もあると思います。
ただ、当時の私には

  • 食習慣を根本から見直すこと

  • 運動を生活の一部にすること

  • 正しい知識をもとに「続けられるやり方」を選ぶこと

このあたりがごっそり抜け落ちていました。

その結果、
レコーディングダイエットでも、ダイエットティーでも、
一時的には痩せる → やめたら戻る → 自信だけ削れていく
というお決まりパターンを、また一つ積み重ねてしまったわけです。


こうして自己流ダイエットとリバウンドを繰り返すうちに、
私の中には 「どうせまた失敗する」という諦めのクセ が、どんどん根を下ろしていきました。

ついに最高104.5kg…本気で自分が嫌になった50歳の自分

体重が「100kg」を超えるって、
なんとなく “越えちゃいけないライン” みたいなイメージ、ありませんか?

私にとってもそこはギリギリ守りたい一線でした。
「さすがに三桁はマズいよな」と思いつつ、
見て見ぬふりをしながら過ごしていたある日――
ついに体重計の数字は、「104.5kg」 を叩き出しました。


「あ、終わったな」って本気で思った瞬間

その日も、いつも通りお風呂前に体重計に乗っただけなんです。

正直、100kgはとうに突破しているだろうな という自覚はありました。
それでもどこかで、

「101とか102くらいだろう」
「服が重いだけかもしれないし」

と、最後の最後まで現実から逃げ腰でした。

でも、表示された数字は 104.5kg

一瞬、何が起こったか分からず、
体重計が壊れているんじゃないかと、
乗り直したり、場所を変えたり、息を止めてみたり(笑)
いろいろ試しましたが、結果はほぼ変わらず。

そのとき、心の中でスッと出てきた言葉は

「あ、終わったな……」

でした。


立っているだけで苦しい、階段は完全に敵

そこまで太ると、日常生活そのものが「プチ苦行」 になります。

  • 靴下を履こうと前屈みになるだけでお腹が苦しい

  • 靴ひもを結ぶのが、ちょっとした運動レベル

  • 電車でつり革につかまりながら立っているだけで汗がにじむ

  • 階段は一気に上がれない、途中でふうふう言いながら休憩

エスカレーターやエレベーターを見つけたら、
自然とそちらに足が向くのが当たり前 になっていました。

座ったときに太ももやお腹が圧迫されて、
「どこにも楽なポジションがない」というあの感じ。
体の重さを、文字どおり一日中ずっと背負っている感覚です。


写真に写る自分を見て、現実を直視できなくなった

体重計の数字もショックでしたが、
もう一つキツかったのは 「写真に写った自分」 でした。

家族で撮った何気ないスナップ写真。
そこに写っていたのは、

  • 二重あごがくっきり

  • 首と肩の境目がどこか分からない

  • お腹まわりがドーンと前にせり出している

「この人誰?」と言いたくなるレベルで、
自分のイメージしている「自分の姿」と、あまりに違うおじさん がいました。

スマホの写真フォルダを見返すのが嫌になって、
気づけば 「自分が写る写真」から逃げるように避ける ようになっていました。


鏡を見るたびに、心のどこかで自分を責めていた

お風呂場の鏡、玄関の姿見、ビルのガラスに映る自分――
そこにいるのは、どう見ても「健康」とは言えない50歳の男。

  • シャツはお腹だけ不自然に張っている

  • スーツはサイズアップを繰り返して、ついに一番大きいサイズ

  • ベルトの穴は、もう限界まで外側

鏡を見るたびに、心の中で小さくこうつぶやいていました。

「何やってんだよ、お前……」
「ここまで放っておいて、バカだな」

口に出してはいないけれど、
自分で自分を責める声が、常に頭のどこかで流れている 状態でした。


健康診断の結果用紙が、もはや「恐怖の通知表」

この頃の健康診断は、本当に地獄でした。

  • 体重:過去最高更新

  • 腹囲:立派なメタボライン

  • 血液検査:赤いマークだらけ

  • コメント欄:

    • 「生活習慣の改善が必要です」

    • 「早期の医療機関受診を推奨します」

医師からは、いつものように

「このままだと本当に危ないですよ」
「心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高くなります」

と真顔で言われます。

なのに、診察室を出てしばらくすると
その危機感はなぜか薄れていき、
また同じ生活に戻ってしまう――。

ただ、この 104.5kgのときの健康診断 だけは、
どこかで「さすがにこのままじゃマズい」と、
今までとは違う種類の焦りがありました。


家族の何気ない一言が、胸に刺さるようになった

太っていく過程で、家族はそこまで強くは責めません。
ただ、ふとしたときの何気ない言葉が、やけに胸に刺さるようになりました。

  • 「健康診断、大丈夫だったの?」

  • 「無理して働きすぎないでよ」

今までなら笑ってごまかせていた言葉が、
104.5kgに到達したあたりからは、
ギャグとして受け止められなくなっていた 自分がいました。

心のどこかで、

「このまま倒れたら、家族に何を残せるんだろう」
「仕事も、家のことも中途半端なまま終わるのか」

そんな不安が、じわじわと大きくなっていったんです。


「変わりたい」と「どうせ無理」が心の中でケンカしていた

104.5kgを見た瞬間から、
頭の中ではずっとこんな戦いが続いていました。

「さすがに変わらないと、本当に洒落にならないぞ」
「でも、また自己流でやってもどうせ失敗するだろ」
「ジムに行く時間なんてないし…」
「いや、そんなこと言ってる場合じゃないだろ」

「本気で変わりたい自分」
「どうせまた続かないと決めつけている自分」 が、
ずっとケンカしていた感じです。

このときの私は、まだ「本気の一歩」を踏み出せていませんでした。
でも、ハッキリ言えるのは、

104.5kgの自分が心底イヤになったこと、そして一人娘の誕生です。これがのちにライザップへの一歩が始まることになるのです。

ライザップと出会うきっかけと「やるしかない」と思った瞬間

104.5kgという現実を突きつけられた頃、
頭では「このままじゃマズい」と分かっているのに、
行動に移す勇気がどうしても出ませんでした。

自己流ダイエットはことごとく失敗。
やればやるほど自信は削れ、
「どうせまた続かないだろ」という諦めが、
心の奥に居座ったまま動かなくなっていました。

そんなとき、ふとした瞬間に ライザップ の存在が目に入ります。

CMでは見たことがある。
「結果にコミット」なんて言葉も知っている。
でも、どこか遠い世界の話だと思っていました。

ところが――
104.5kgの自分を見たあとにライザップを見ると、
その言葉が今までとはまったく違う意味に聞こえたんです。

「結果にコミットするのは“ジム”じゃなくて、俺自身なんじゃないか」
「このままじゃ本当に取り返しがつかなくなる」

そう思った瞬間が、確かにありました。

決してドラマみたいに感動的な場面ではありません。
強烈なひらめきが降りてきたわけでもない。
ただ、50歳という節目で、
初めて 「本気で変わらないと終わる」 と腹の底から感じたんです。

そして小さな勇気が、
長年避けてきた 「無料カウンセリングの予約ボタン」 を押させました。

ここから、私の人生は大きく動き出します。

松村邦洋さんのCMで自分の将来を重ねてしまった話

ライザップの存在自体は、それまでにもテレビCMや雑誌で何度も目にしていました。
ただ、正直なところ、

「芸能人だからできるんでしょ」
「ああいうのは一部の人の“成功例”だけ切り取ってるんだろう」

くらいにしか思っていなかったんです。

そんな私の目を釘付けにしたのが、松村邦洋さんのライザップCM でした。


「あ、これ…自分の未来かもしれない」とゾッとした

最初に見たときの正直な感想は、

「すごい変わったなぁ」
「プロがつけばここまでやれるんだな」

という、半分他人事の驚きでした。

でも、CMのビフォーの映像を見れば見るほど、
自分と重なる部分が多すぎて笑えなくなってきた んです。

  • お腹まわりにドンと乗ったお肉

  • 動くたびに揺れる上半身

  • 息が少し苦しそうな表情

画面の中にいるのは松村さんなんですが、
心のどこかでは

「これ、数年後の自分の姿なんじゃないか?」

と、ぞっとするような感覚がありました。


心臓のことを思った瞬間、急にリアルになった

松村さんといえば、心臓のトラブルで倒れたニュースを覚えている方も多いと思います。
私もその一人でした。

だからこそ、あのCMを見たとき、頭の中で勝手にこんな計算をしたんです。

「自分もこのまま太り続けて、
ある日突然ドンと倒れて、そのまま終わるんじゃないか」

104.5kgのカラダを抱えた50歳。
階段を上がるだけで息が切れる今の自分。

CMの中で笑っている松村さんを見ながら、
私の頭には「笑えない未来」のほうが鮮明に浮かんでいました。


「やれば変われる人」と「何もせず終わる人」の分かれ目

CMの中で、松村さんは見事に締まったカラダになっていました。
あれは当然、本人の努力と、トレーナー陣のサポートの結果です。

それを見たとき、ふと心に浮かんだのが、

「同じように太って、同じように危険な状態でも、
本気で動いた人はちゃんと変わってる んだな」

ということでした。

裏返せば、

「何も変えようとしない人は、そのまま終わるんだろうな」

という意味でもあります。

この“残酷なまでにシンプルな事実”が、
50歳で104.5kgの自分には、やけに突き刺さりました。


CMを見終わったあと、テレビを消してしばらく動けなかった

普段なら、CMが終わればそのまま流してしまうところです。
でもその日は、なぜかリモコンに手を伸ばしてテレビを消していました。

画面が暗くなった部屋で、
しばらく黙って、さっきの映像を頭の中で何度も再生していました。

  • 同じ中年世代

  • 同じ「太りすぎて危ない」立場

  • でも片方は本気で変わろうとしている

そこにいる自分は、何もしていないただの“傍観者”でした。

「このまま見てるだけで終わるのか?」
「それとも、一回くらい本気で賭けてみるのか?」

自分にそう問いかけているうちに、
胸の奥がモヤモヤから ズキズキする痛み に変わっていったのを覚えています。


あの日から、「ライザップ=別世界」ではなくなった

正直、それまでの私は
ライザップを「芸能人や意識高い人が行く特別なジム」だと思っていました。

でも、松村さんのCMを見たあの日から、

「いや、あれは“特別な世界”じゃなくて、
本気になった人間が集まってる場所なんだ

と感じるようになりました。

そして同時に、

「本気で変わりたいなら、
自分もあの輪の中に飛び込むしかないんじゃないか」

そんな考えが、頭から離れなくなっていきました。


今振り返ると、
松村邦洋さんのCMを“自分事”として見てしまったこと が、
ライザップに興味を持つ最初の大きなきっかけでした。

このあと、私はついに
それまで散々スルーしてきた 「無料カウンセリング」のページを真剣に読み込む側の人間 に変わっていきます。

24/7や他パーソナルジムと比較して見えてきたこと

松村さんのCMで「これは他人事じゃない」と感じてから、
さすがにいきなりライザップに申し込む勇気は出ませんでした。

まずやったのは、24/7ワークアウトや他のパーソナルジムを片っ端から調べること です。
値段も安くない話なので、ここは妙に慎重でした(笑)。


料金だけ見れば「ライザップは一番高い」

最初に目につくのは、やっぱり 料金表 です。

  • ライザップ:やっぱり高い

  • 24/7や他のジム:ライザップより少し安い〜かなり安いところもある

数字だけ並べると、正直こう思いました。

「同じ“2ヶ月パーソナル”なら、安いほうが得なんじゃないか」
「ライザップは“ブランド料”が乗ってるだけなんじゃ…?」

この時点では、かなり 24/7寄りの気持ち になっていました。


サービス内容を細かく見ていくと、違いが見えてきた

ただ、いろんなサイトを見比べていくうちに、
料金以外の部分で見えてきたものがありました。

  • 食事指導はどこまでやってくれるのか

  • トレーニング以外の時間もサポートがあるのか

  • 完全個室か、半個室か

  • 担当トレーナーの変更はどこまで柔軟にできるのか

  • 実績やビフォーアフターの数・質はどうか

そのあたりを見ていくと、
「安いけど、サポートはややライトめ」なジム と、
「料金は高いけど、とことん管理してくれるジム」 に分かれているのが分かってきました。

特にライザップは、

  • トレーニングが完全個室

  • 食事は毎日報告&フィードバック

  • 体重・体脂肪・見た目の変化に徹底コミット

  • ビフォーアフターの事例数が圧倒的に多い

このあたりが、他と比べても明らかに“ガチ度が違う”印象でした。


自分の性格を考えると、「厳しく管理してくれる場所」が必要だった

ここで改めて、自分のこれまでを振り返りました。

  • 自己流レコーディング → 一時的に痩せるけどリバウンド

  • ダイエットティー → 「楽な方法」に飛びついてまた失敗

  • 意志の力だけに頼ると、ほぼ確実に途中で折れる

冷静に考えてみると、
「自分一人では続けられない人間」 だという現実を、
認めざるを得なかったんです。

そこで見えてきたのは、

「安くて“ゆるめ”のジムを選ぶと、
自分の性格的にまた中途半端に終わるんじゃないか」

という不安でした。

むしろ今の自分に必要なのは、

  • いい意味で逃げ場がない環境

  • 本気で向き合ってくれるトレーナー

  • サボれない仕組み(毎回の計測・食事報告など)

「ここまでやるの?」と思うくらいの厳しさ なんじゃないか、と。


「高い」のではなく、「安く済ませてまた失敗するほうが高くつく」

最後は、かなり現実的な計算もしました。

  • これまでダイエット関連に使ってきたお金(サプリ・お茶・本・グッズ…)

  • 失敗しては買い直した大きいサイズの服

  • 不健康が原因で将来かかるかもしれない医療費や入院のリスク

そう考えると、

「ここでまた中途半端な選択をして、
数年後に同じことで悩んでるほうがよっぽど高くつく」

と感じるようになりました。

ライザップはもちろん安くはない。
でも、

「本気で人生最後のダイエットにするための投資」

と考えたとき、
24/7や他ジムと比較しても、
自分が「やり切れるイメージ」が一番強く持てたのがライザップでした。


こうして 料金・サービス内容・自分の性格・これまでの失敗パターン を全部並べて考えた結果、

「怖いけど、やるならライザップしかないな」

と腹をくくる方向に、少しずつ気持ちが傾いていきました。

財布とにらめっこしながらも「やるならライザップ」と決断

24/7や他のパーソナルジムも一通り調べて、
頭の中ではだんだん「やるならライザップなんだろうな」という答えが見え始めていました。

…が、最後の最後に立ちはだかったのが 「お金の問題」 です。


正直、金額を見て一回そっとスマホを閉じた

ライザップの料金表を初めてちゃんと見たとき、
正直な感想はこれでした。

「うわ…やっぱり高いな」

月謝感覚で通えるスポーツジムとは、まったく桁が違う。
頭では「結果にコミット」とか「人生最後のダイエットへの投資」とか分かっていても、
画面に並んだ数字を見た瞬間、条件反射でスマホの画面を閉じた のを覚えています。

その日からしばらく、

  • 銀行口座の残高

  • 毎月の固定費

  • 生活費

このあたりと、ライザップの料金を頭の中で並べては、

「やっぱり無理かもな…」
「家族に何て言えばいいんだ」

と、ぐるぐる考え続ける日が続きました。


「高い」のか、「ここまで太るまで放っておいたツケ」なのか

ただ、100kg前後(この頃は少しだけ体重減っていました)の体で階段を上がりながら、
ふとこんなことも考えたんです。

「この金額が高いって言ってるけど、
ここまで太るまで自分を放置してきた“ツケ”でもあるよな」

思い返せば、

  • 外食・コンビニ・飲み会にどれだけお金を使ってきたか

  • ダイエットグッズやサプリ、健康器具を「これが最後」と言いながら何度買ったか

  • リバウンドするたびに、サイズアップした服を買い直してきたか

それらを全部合計したら、
ライザップ1回分どころじゃない金額 をすでに使っているはずです。

それに、医師に何度も言われてきた「生活習慣病のリスク」。
もしこのまま本当に倒れてしまったら――
入院費や治療費、仕事を失うリスク、家族の不安…。

そう考えたとき、
「本当に高いのは、今ここで何も変えないことじゃないか」
という考えが、少しずつ頭の中で大きくなっていきました。


妻に正直に打ち明けてみた

お金のことは、一人で悩んでいても答えが出ません。
覚悟を決めて、ある晩、妻に正直に話してみました。

  • 体重が100kgまでいってしまったこと

  • 健康診断の結果が年々悪くなっていること

  • 正直このままでは怖いと思っていること

  • ライザップを真剣に考えていること

  • ただし、安くはないこと

話しながら、半分は 反対される覚悟 をしていました。

ところが妻の答えは、予想とは少し違いました。

「高いとは思うよ。でも、本気でやるなら応援する」
「倒れられるほうがよっぽど困るからね」

この一言で、
胸の中で絡まっていたものがスッとほどけた気がしました。


「やるなら中途半端はなし」という条件付きのGOサイン

もちろん、何の条件もなくOKというわけではありません。

「途中で投げ出すくらいなら、最初から行かないでほしい」
「“高いジムに通った”っていう自己満足で終わるのだけはナシね」

ごもっとも、です。

その言葉を聞いて、逆に腹が決まりました。

「ここで逃げたら、一生逃げグセがついたままだ」
「お金のせいにして逃げるのは、今日で終わりにしよう」

財布と通帳と、家族の生活と、
そして自分のこれからの人生を一度全部頭の中に並べたうえで出した結論は、

「やるならライザップ。中途半端に安く済ませて、また失敗するのはもう終わり」

というものでした。


“貯金を減らす不安”より“このまま変わらない怖さ”が勝った瞬間

最終的に決断を後押ししたのは、
数字ではなく 「感情の天びん」 でした。

  • ライザップに申し込んで、貯金が減る不安

  • 何もしないで太り続け、心臓や血管がいつ悲鳴を上げるか分からない怖さ

この二つを天びんにかけたとき、
はっきりと 後者のほうが重く感じた んです。

「お金は、また稼げばいい。
でも、心臓も時間も、取り返しがつかなくなるかもしれない」

そう思った瞬間、
ようやく 「やるならライザップ」 という言葉を、
自分の中で“言い訳なしの決定事項”として受け入れられました。


こうして、財布とにらめっこし続けた数日間は終わり、
私はついに ライザップの無料カウンセリング予約ページを開く側の人間 になりました。

次では、実際にそのページを前にして
「予約ボタンを押すまでに、どれだけウジウジ悩んだか」(笑)
そして最終的にクリックできた瞬間の心境を、正直にお話ししていきます。

無料カウンセリングから入会までのリアル体験

「やるならライザップ」と腹をくくったところで、
すぐにスパッと申し込めたかというと、そんなにスマートな話ではありません。

実際は、無料カウンセリングの予約ページを開いては閉じ、
また数時間後に開いては閉じ……
そんな “クリックできないおじさん” の攻防戦 が、数日間つづきました。

  • 申し込んだらもう後戻りできない気がする

  • 本当にやり切れるのか不安

  • トレーナーさんに笑われないだろうか

  • 53歳・100kgの自分が、場違いじゃないか

頭の中で、弱気な声がずっとざわざわしていたんです。

それでも、
「倒れたらどうするんだ」という家族の顔と、
「このまま何も変えない人生でいいのか」という自分の本音が、
最後にそっと背中を押してくれました。

そしてようやく、
震える指で “無料カウンセリング予約” をクリック。

そこから先は、広告では見えない、
リアルな人間の葛藤・緊張・安堵・そして決意のプロセス が続いていきます。

次では、実際にカウンセリング当日にどんな空気だったのか、
どんな質問があり、どんな風に心が動いたのか――
まるで隣で見ていたかのように、リアルにお話ししていきます。

電話予約からカウンセリング当日の流れと印象

無料カウンセリングの予約ボタンを押したあと、
まず届いたのが 確認の電話 でした。
ここから一気に “現実味” が増して、正直ちょっと緊張しました。


予約確認の電話で感じた「意外と丁寧」な対応

電話の内容はシンプルで、

  • 希望日時の最終確認

  • 来店する店舗の案内

  • 服装や持ち物について

  • 当日の流れの簡単な説明

こんな感じでした。

もっと事務的なんだろうと思っていたら、
驚くほど落ち着いたトーンで話してくれて、
こちらの質問にも丁寧に答えてくれるんです。

「はじめてで不安もあると思いますが、
お話を伺うだけでも大歓迎ですのでご安心くださいね」

この一言だけで、
張りつめていた肩の力がふっと抜けました。


当日、店舗に向かうまでが一番ドキドキした

予約当日。
店舗に向かう道のりが、とにかく長く感じました。私は、千葉県の柏市在住なので徒歩で行ける「ライザップ柏店」に向かっていたのです。

  • 「場違いだったらどうしよう」

  • 「トレーナーに引かれないかな」

  • 「太りすぎて笑われたりしないよな…」

不安のオンパレードです。

でも、店舗の扉を開けた瞬間、
いい意味で期待を裏切られました。


店舗の第一印象は「高級ホテルか?」だった

中に入ると、空気がピシッとしていて、
思わず姿勢を正したくなるような雰囲気。

  • 黒と金を基調とした落ち着いた内装

  • フロントの方の凛とした挨拶

  • 音量を抑えた洋楽の有線が鳴り、清潔な空気感と心地よいアロマの香り

「フィットネスジム」というより、
高級ホテルのラウンジに近い雰囲気 でした。

すでに帰りたくなっていた気持ちが、
ここで少し持ち直したのを覚えています。


カウンセリングは完全個室で、周りの目が気にならなかった

案内されたのは、
小さな面談ブースのような完全個室

太った体を他の人に見られるのが嫌だったので、
「個室」なのは本当に救いでした。

担当のカウンセラーの女性は思ったより柔らかい雰囲気で、

「今日はざっくばらんにお話しさせてくださいね」

と、こちらの緊張をほぐすように笑ってくれる。

この方、今も柏店で働いていらっしゃいます。

その瞬間、
「なんだ、思ってたより全然怖くないじゃん」と
肩の力が少し抜けました。


カウンセリングの流れはこんな感じ

だいたいこんな順番で進んでいきました。

  1. 個室にてアンケート用紙に記入
    名前に始まり自分のことを質問形式で埋めていきました。
  2. これまでのダイエット歴の確認
    リバウンドしまくった話も隠さず全部話しました。

  3. 健康状態や生活習慣のヒアリング
    食事量、運動習慣、お酒、睡眠など、かなり細かい。

  4. 実測(体重・体脂肪など)
    タニだの体組成計で計測。ここが一番ドキドキした瞬間。
    でも、嫌な顔をされないどころか、
    「大丈夫です、ここから変えていきましょう」と
    力強く言ってくれたのが印象的でした。

  5. 目標設定とプランの説明
    無理な目標ではなく、
    「現実的だけど確実に変われるライン」を一緒に決める感じ。

  6. 料金説明と入会の最終検討
    ここで正直に「金額が不安」と伝えたら、
    カウンセラーさんは焦らせることなく、
    「ご家族と相談しても大丈夫ですよ」と丁寧に返してくれた。


「この人となら頑張れるかもしれない」と思った瞬間

決定打になったのは、
カウンセラーさんが話してくれたこの言葉でした。

「何度リバウンドしていても関係ありません。
今ここに来たということが、一番大きな一歩です。
あとは一緒にやっていけば必ず変わります。」

ここで初めて、
「100kgの自分でも、変われるのかもしれない」
そんな感情が胸の奥で小さく灯ったんです。


持ち帰ることも考えたが入会を決める

結局のところ、家に持ち帰っても気持ちの中のワクワク感に忠実になろうと決めました。

契約書に記入し手続きを済ませ、店を出るとすぐに銀行に向かい、指定口座へ振り込みました。


帰り道は、不思議なほど前向きな気分だった

店舗を出て家に向かう帰り道、
妙に胸が軽くなっていました。

  • 不安よりも「やってみたい」という気持ちが勝っている

  • 初めて「変われるかもしれない」という希望がわいた

  • トレーナーの言葉が背中をそっと押してくれている

そんな感覚でした。


この無料カウンセリングは、
私にとって 「恐怖」から「前向きな覚悟」へと切り替わる瞬間 でした。

次では、実際に入会を決めた瞬間、
そして契約時にどんな説明があり、
どう気持ちが動いていったのかを、リアルにお話ししていきます。

カウンセラーの説明を聞いて「ここだ」と確信した理由

無料カウンセリングの後半、
カウンセラーさんがライザップの仕組みやサポート内容を丁寧に説明してくれました。

この説明が、私にとって 「ここしかない」 と確信する大きな決め手になりました。


説明が“売り込み”ではなく“寄り添い”だった

まず驚いたのが、
料金やコースの説明が「押し売り感ゼロ」だったこと。

安い金額ではないので身構えていましたが、
トレーナーさんはこちらの反応を見ながら、
落ち着いたトーンでこう言ってくれました。

「無理に決める必要はありません。
ご自身のペースで考えていただいて大丈夫です。」

これを言われた瞬間、
ガチガチだった心がすっと緩んだんです。


自己流では絶対に気づけなかった「体のクセ」を指摘された

カウンセリング中に体の可動域や姿勢を軽く確認したとき、
カウンセラーさんがひとこと。

「太りやすい生活習慣だけじゃなくて、
姿勢のクセや筋肉の使い方にも原因がありますね。」

  • 腰が反っている

  • お腹まわりの筋肉が弱っている

  • 太もも前ばかり使う癖がある

  • 肩が内側に入っている(猫背気味)

こんな細かいところまで、数分でバシッと見抜かれました。

「そこまで見てくれるのか…!」
という驚きと同時に、
今まで何年も自己流で失敗してきた理由が一気に腑に落ちた瞬間です。


目標を「無謀ではなく、現実的なライン」で設定してくれた

一般的なジムだと、
「頑張ればいけますよ!」みたいなノリになることがあります。
でもライザップは違いました。

カウンセラーさんは私の年齢・体重・生活スタイルを踏まえたうえで、

「2ヶ月で◯kgは現実的です。
もしそれ以上を狙うなら、食事内容をこう変えていく必要があります。」

と、根拠のある説明 をしてくれました。

勢いやモチベーション任せではなく、
データと経験に基づいた“プロの見立て”。

この誠実さが、他のパーソナルジムにはない安心感でした。


「逃げ場のない環境」を作ってくれるという安心感

ライザップは、

  • 毎日の食事報告

  • 毎回の測定

  • トレーナーとの密なコミュニケーション

  • 完全個室のトレーニング

とにかくサボりにくい仕組みが徹底しています。

普通なら「厳しそう」と思うかもしれませんが、
104.5kgまで太り、何度もリバウンドした私にとってはむしろ、

「ここまで管理してくれるなら、逆に安心」

だったんです。

自己流では絶対に続かない自分だからこそ、
“逃げ道を塞いでくれる環境” が必要だ
とハッキリ思いました。


カウンセラーさんの言葉が、すとんと腹に落ちた

決め手になったのは、
カウンセリング終盤でトレーナーさんが言ったこの一言。

「痩せることよりも、“痩せ続けられる生活に変える”ことが大事です。
そのためのサポートなら、私たちは誰よりも自信があります。」

これ、広告で見るキャッチコピーではありません。
その場で、私の話を全部聞いた上で出てきた言葉です。

この瞬間、
暖簾をくぐった時に感じた不安も、
お金の心配も、
「続けられるか」という恐怖も、
全部すっと軽くなりました。

「ああ、この人たちとなら、人生を変えられるかもしれない」

と心から思えたんです。


帰る頃には、不安より“ワクワク”が勝っていた

店舗を出たとき、
行きの道で感じていた重苦しさはもうありませんでした。

  • 本気で変われるかもしれない

  • ここなら任せられる

  • やっとスタート地点に立てた気がする

そんな前向きな気持ちが、不思議なほど自然に湧き上がってきました。


このカウンセリングで、
私は 「ライザップに通う理由」ではなく、
「ライザップじゃなきゃダメな理由」
をはっきり理解しました。

初回オリエンテーションの裏側

入会を決めて、いよいよ迎えた 初回オリエンテーションの日
正直、ワクワク半分、不安半分どころか、不安7:ワクワク3くらいの気持ちでした。


最初にやったのは「現状把握」という、ちょっと怖い作業

最初に案内されたのは、カウンセリングのときと同個室。

トレーナーとの初対面です。お互いの紹介がおわり、
そこでまず行ったのは、体組成の測定 でした。

  • 体重

  • 体脂肪率

  • 筋肉量

  • 内臓脂肪レベル

  • 基礎代謝量

などなど、数字がドンと一気に出てきます。

トレーナーさんはその結果を見て、

「ここから一緒に変えていきましょう。
今日の数値は“スタートライン”なので、恥ずかしがる必要はゼロです。」

と言ってくれましたが、
正直、内心はかなりグサグサきていました(笑)。

でも同時に、

「ここから毎回、この数字が変わっていくんだ」

と思うと、妙なスイッチが入った感じ もありました。


「どんな生活を送っているか」をかなり細かく聞かれる

次にやったのは、実際にトレーニングを行うセッションルームに移り生活習慣の洗い出し

  • 仕事の時間帯

  • 朝・昼・晩、何時ごろに何を食べているか

  • 間食・お酒の有無

  • 睡眠時間

  • 家族との食事スタイル

ここまで聞くのか、というくらい細かく質問されます。

ただ、これが全然イヤな感じじゃなくて、

「ここをこう変えれば、無理なく続けられそうですね」
「この時間帯はお腹が空きやすいので、タンパク質を入れていきましょう」

と、“ダメ出し” ではなく “改善の提案” として返ってくるんです。

このあたりで、
「怒られに来たんじゃなくて、“一緒に作戦会議しに来た” んだな」
と、ちょっと気持ちが楽になりました。

通常オリエンテーションではトレーニングはしませんが、ベンチプレスだけ少しやってみましょう!!とのことで、ベンチプレスだけやらせてもらいました。

この時の重量は確か30キロだったと思います。

サポートがあって、30キロ何とか10回やり切ったけれど、今からしたらホント筋肉なかったですね(笑)

ちなみに今は、80kgを2回ほど上がるまでになりました。(2025.12.10現在)


食事ルールは「禁止」ではなく「こう置き換えましょう」

怖かったのが、食事制限の話

「ラーメンも揚げ物もお酒も全部禁止!」と言われたらどうしよう…とビビっていましたが、実際は違いました。

  • 「これは毎日じゃなく“たまの楽しみ”にしましょう」

  • 「この時間帯ならこういうものに置き換えるのがおすすめです」

  • 「外食の日は、ここだけ気をつけてください」

という感じで、
「全部ダメ」ではなく「どう現実的にコントロールするか」 を教えてくれるスタイル。

「完璧主義より、続けられる形を一緒に作ることが大事です」

と言われたとき、
長年“極端なダイエット”で失敗してきた自分には、かなり響きました。


具体的なスケジュールが決まった瞬間、覚悟が「現実」に変わった

オリエンテーションの後半では、
実際の トレーニングスケジュール を組んでいきます。

  • 週に何回通うか

  • 仕事の終わる時間に合わせた曜日と時間

  • しばらく先の予約まで一気に押さえる

カレンダーに自分の名前と予約時間がズラッと入っていくのを見て、

「ああ、本当に始まるんだな」

と実感が湧いてきました。

“いつかやらなきゃ” だったダイエットが、
“この日から、この時間にやる” という現実の予定に変わる瞬間
です。


不安は消えなかったけど、「一人じゃない」という安心感が残った

正直、オリエンテーションを終えても不安がゼロになったわけではありません。

  • ちゃんと通い切れるだろうか

  • 本当に結果は出るんだろうか

  • また途中で投げ出したくならないか

こうした不安は、まだ心のどこかに残っていました。

でもそれ以上に強く残ったのは、

「少なくとも、もう一人で苦しむ必要はないんだな」

という安心感でした。

数字も、食事も、トレーニングも、
全部“見られる”し“支えてもらえる”環境に入った という事実。

あの日の帰り道は、
これまでのどのダイエット開始日よりも、
静かだけどはっきりした前向きな気持ちがあったのを覚えています。

ライザップ開始2ヶ月で−15.1kg|身体と心に起きた変化

ライザップに通い始めて、最初の2ヶ月。
ここまで本気でダイエットに向き合ったのは人生で初めてでした。

結果は、−15.1kg

体重計に乗った瞬間、
「え、本当に自分!?」と声が出そうになるくらい、
わかりやすく“別人”に近づいていく実感がありました。

もちろん楽な道ではありませんでした。
毎回のトレーニングは息が切れるし、
食事も慣れるまでは試行錯誤の連続。

それでも2ヶ月間を通して、
身体と心には、自分でも驚くほどの変化が起きました。

  • 服が明らかにゆるくなった

  • 階段の上り下りで息が上がらなくなった

  • 朝の目覚めが良くなった

  • 「どうせ無理だろう」が「やれば変われる」に書き換えられた

ただ痩せただけじゃなく、
「太っていた頃に忘れていた感覚」が戻ってきた
そんな2ヶ月間でした。

次では、この2ヶ月の間に
身体と心にどんな変化が起きていったのか、
そして−15.1kgという数字の裏側にどんな努力があったのかを
リアルに描いていきます。

1日糖質50g生活に戸惑いながらも慣れていった工夫

ライザップといえば「糖質制限」。
入会して最初に本気でぶつかった壁が、1日糖質50g生活 でした。

50gって、数字だけ見るとピンと来ないんですが、
実際に生活に落とし込むとかなりストイックです。

  • ご飯なら茶碗半分どころか、3口〜4口でアウト

  • 食パンは1枚で40g超え

  • ラーメン・パスタ類は当然ほぼ全滅

  • コンビニの甘いカフェラテも一発で上限突破

最初の数日は、完全に戸惑いの連続でした。


とにかく「食べられないもの」が多すぎた

ある日の初期メニューを振り返ると――

  • 朝:卵とサラダ

  • 昼:サラダチキン+スープ

  • 夜:肉か魚+野菜

「あれ? 修行かな?」と思う瞬間もありました(笑)

特にきつかったのが、
長年の習慣として根付いていた“炭水化物の快楽”が突然無くなること。

仕事中にふと、

  • 「そろそろラーメン食べたい」

  • 「カレーの匂いが脳を刺激してくる」

そんな 幻覚か!? というレベルの誘惑が来ました。

でも、その誘惑を乗り越えられたのには理由があります。


“食べられるものを増やす” という発想に切り替えた

最初は「食べちゃいけない」ばかり考えていましたが、
トレーナーさんから言われたこの一言で意識が変わりました。

「糖質制限は“禁止リスト”ではなく、“選べるリスト”です」

そう言われて、食材を見直すと、

  • 牛・豚・鶏

  • 魚介・卵

  • チーズ・納豆・豆腐

  • ブロッコリー・ほうれん草・キャベツ

  • オリーブオイル・バター

など、意外なくらい選択肢がある ことに気づいたんです。

そこから、工夫を楽しめるようになっていきました。


「低糖質で満足できる味」を探すのが意外と楽しくなった

たとえばこんな工夫が、生活を一気にラクにしてくれました。

ご飯の代わりに“豆腐+たまご”で満足感アップ
軽く水切りした豆腐に温泉卵を落とすだけで、
意外と満足感が高いんです。

コンビニの“糖質ゼロ麺”は救世主
最初は半信半疑でしたが、
ラーメン欲を抑えるにはかなり有効でした。

肉料理のバリエーションを増やした
同じ鶏胸肉でも、
グリル・レンチン蒸し・スープ・照り焼き風(甘味は工夫)など、
調理法で飽きが来なくなる。

甘味は“ナッツ”で置き換え
アーモンド数粒だけで意外と満足できました。

こういう「置き換えテク」を覚えると、
糖質50g生活でも精神的に全然苦しくなくなっていきます。


血糖値の安定で“空腹の質”が変わっていった

驚いたのは、
2週間ほど続けると 空腹の感覚が変わった こと。

  • 以前:どか食いしたくなる“渇望の空腹”

  • 今:身体が静かに「そろそろ食べたい」と知らせてくる穏やかな空腹

トレーナーさんいわく、

「糖質が多い食事は血糖値が乱高下しやすく、
あの“暴力的な空腹”が起きやすい」

とのこと。

糖質を抑えてからは、
食べる量も自然と落ち着き、
心も体もあまりブレない感覚が生まれてきました。


外食も「選び方」を覚えたら怖くなくなった

最初の2週間は外食が一番の不安要素でした。
でも、これも慣れてくると普通に楽しめます。

  • 焼肉 → タレを控え

  • 居酒屋 → 刺身・焼き魚・冷奴・唐揚げ(衣少なめ)

  • ステーキ → 付け合わせのコーンとポテトは残す

  • サラダ → ドレッシングの糖質に気をつける

「無理して制限する」のではなく、
自分が選ぶ基準が変わるだけ なんです。

むしろ、
昔より満足度が上がった外食さえありました。


“慣れた”というより、“これが普通”になっていった

糖質50g生活は、最初の1〜2週間こそキツかったですが、
工夫を覚え始めたあたりから急にラクになります。

  • 食欲が安定する

  • 体重が落ちる

  • 体が軽くなる

  • 睡眠の質が良くなる

こうしたメリットが積み重なっていくと、
「戻れないほど快適」 になっていくんです。

そして気がつけば、

「ご飯を減らして我慢している」
ではなく、
「米なしでも普通に生活できる」

そんな感覚に変わっていました。


この“糖質50g生活”のおかげで、
身体はみるみる変わっていき、
メンタルにもスイッチが入りました。

「食べられない」から「食べられるものを探す楽しみ」へ

ライザップを始めた当初、
糖質制限と聞いただけで “我慢の連続” というイメージが頭を支配していました。

  • ラーメン食べられない

  • カレー食べられない

  • パンもパスタもほぼアウト

  • 甘いものも基本NG

スタート直後は「食べられない」「制限されている」という感覚が強く、
正直、気持ちが萎える瞬間もありました。

でも、不思議なことに、
この感覚は たった2〜3週間でガラッと変わっていきます。


“禁止”を数えるとストレスが倍増する

最初の頃の私は、カロリー計算のクセも残っていたせいか、
つい “食べられないリスト” ばかり頭に浮かべていました。

  • 「あれもダメ」

  • 「これもダメ」

  • 「俺だけ我慢してるのか…」

こうなると、糖質制限はただの苦行。
気持ちはどんどんネガティブになります。

そんなとき、担当トレーナーさんから言われた言葉が転機になりました。

「糖質制限は“禁止のダイエット”じゃなくて、
“選択のダイエット”ですよ。」

この一言で、
私の中のスイッチがカチッと切り替わりました。


食べられるものを広げていくと、生活が一気にラクになった

改めて「食べてOKなもの」を並べてみたら、
想像以上に選択肢が多いことに気づいたんです。

  • 牛・豚・鶏

  • 魚、刺身、海鮮

  • 卵、チーズ、納豆、豆腐

  • ブロッコリー、ほうれん草、きのこ類

  • ナッツ類

  • オリーブオイル

これだけあれば、
考えようによっては 普通の食生活より豊かにできる んですよね。

ここから、食事の楽しさが戻ってきました。


“同じ食材”でも料理の工夫でまったく違う味になる

糖質制限を始めてから、
自分の料理スキルが急に上がったように感じました。

鶏むね肉のバリエーション

  • グリル

  • 蒸し鶏

  • ピリ辛風

  • ソテー

同じ食材でも、味付けと調理法で飽きない。

サバ缶で簡単ごちそうメニュー

  • サバ缶+大葉+ポン酢

  • サバ缶カレー風(糖質オフスパイス)

  • サバ缶の卵とじ

思っていたより美味しくて、むしろハマるレベル。

糖質ゼロ麺で“ラーメン風”を再現

  • 塩ベース

  • 鶏がら風

  • ごま風味

ラーメンが恋しいときは、これで十分満足できました。


“我慢”が続くと脳は疲れる。でも“選択”だと楽しくなる

これまでの私は、
ダイエット=とにかく我慢
という考え方しか持っていませんでした。

でも、ライザップで
「選べる楽しさ」 を覚えてからは、
精神的なストレスが激減。

  • 「今日は鶏にしようか、魚にしようか」

  • 「この野菜、糖質少ないから使えるな」

  • 「ナッツを数粒食べて気分転換しよう」

こんなふうに、
前向きに食事を組み立てられるようになるんです。

“禁止されたから食べない”ではなく、
“選んで食べる”という状態になると、
気持ちが一気に軽くなるのを実感しました。


食べられるものを探しているうちに、体も自然と変わっていく

不思議なことに、
この「食べられるもの探し」が習慣化してくると、

  • 食事のストレスが減る

  • 間食欲が落ち着く

  • 外食でも迷わなくなる

  • 体重の減りが安定する

  • 体が軽く感じ始める

という、良い循環が回り始めました。

ストレスを感じないダイエットは続きます。
続くダイエットは、結果が出ます。

だからこそ私は、

「食べられない」じゃなくて「選べる」を意識するだけで、
糖質制限の難易度は一気に下がる

と身をもって実感しました。

トレーナーから「体重の減少が過去最高レベル」と言われたときの本音

ライザップに通い始めてしばらく経ったある日。
いつものようにセッション前に体重計に乗って、数字をチェックしていたときのことです。

トレーナーさんが計測結果を見て、ふと一言。

「和久井さん、減少ペース、うちの会員さんの中でもかなりトップレベルです よ。」

ニコッと笑いながらそう言われた瞬間、
素直にうれしい気持ちと、なんだかザワッとする不安が、同時に押し寄せてきました。


「やればできるんだ」という驚きと、ちょっとした怖さ

まず頭の中に浮かんだのは、

「え、自分でもそんな結果出せるんだ?」

という驚きでした。

53歳、99.7kg、リバウンド歴も山ほど。
どちらかというと「できない側の人間」だと、自分で勝手に決めつけていたので、

「過去最高レベル」なんて言葉は、一生自分とは無縁だと思っていた んです。

一方で、同時にこんな気持ちも湧いてきました。

  • 「このペース、ちゃんと維持できるのかな」

  • 「またどこかで失速して、ガクンと戻ったらどうしよう」

  • 「“結果出る人”の仲間入りなんて、自分にはまだ早いんじゃないか」

褒められ慣れていないおじさん特有の、
うれしいのに受け取りきれない感じ が、心の中でうごめいていました。


昔の−15kgと、ライザップでの−15.1kgは“質”が違った

正直に言うと、過去にもレコーディングダイエットで −15kg を達成したことはあります。
だから数字だけ見れば「また同じくらい落とした」のかもしれません。

でも、今回の−15.1kgは、明らかに中身が違いました。

  • 極端な食事制限ではなく、ちゃんと食べながら 落としている

  • 体重だけでなく、体脂肪率もウエストも確実に減っている

  • 以前のようなフラフラ感や、だるさがまったくない

  • 階段で息が切れない、朝スッと起きられる

トレーナーさんにも

「ちゃんと筋肉を守りながら落ちていますよ」

と言われて、数字の裏にある「質」まで評価してもらえた気がして、
そのとき初めて、スッと素直にうれしさが入ってきました。


「自分をあきらめていた時間」が、少しだけ報われた気がした

一番グッときたのは、家に帰ってからです。

シャワーを浴びながら、ふとこれまでのことを思い返しました。

  • 太るたびに「また失敗した」と自分を責めてきたこと

  • 健康診断の結果を見て、見て見ぬふりをしてきたこと

  • CMや広告を見ながら「自分には無理だ」と決めつけていたこと

そんな時間が、全部ムダじゃなかったんじゃないか と、少しだけ思えたんです。

「あのとき勇気を出して、無料カウンセリングに申し込んでよかったな」
「ここに来なかったら、“過去最高レベル”なんて言葉、一生聞かなかっただろうな」

そう考えると、
ジムのロッカーでひっそりニヤけている50歳のおじさんが、そこにいました(笑)。


“過去最高”はゴールじゃなくて、「ちゃんと続けよう」という約束になった

面白いもので、「過去最高レベル」と言われたことで、
逆に変なプレッシャーはあまり残りませんでした。

それよりも、

  • このペースをムリに維持しようとしないこと

  • 調子に乗らずに、今まで通りコツコツ続けること

  • 「また太るんじゃないか」という恐怖ではなく、「今やれている自分」を認めること

こういう “地に足のついた前向きさ” が、じわじわと自分の中に育っていく感覚がありました。

「過去最高」で終わるんじゃなくて、
“これが新しい自分の当たり前” にしていこう。

そんなふうに思えたのは、
きっとライザップで 数字だけじゃなく、心のほうも一緒に見てもらえたから だと思います。


この一言をきっかけに、
「どうせ自分なんて」という口ぐせは、
少しずつ「やれば変われる」に書き換わっていきました。

なぜ2ヶ月で終わらせなかったのか|継続を選んだ理由

ライザップに通い始めた当初、
正直「2ヶ月だけやって、そこで一旦終わりかな」と思っていました。
区切りもいいし、費用も決して安くない。
2ヶ月である程度落ちれば、あとは自力で何とかなるだろう――
そんな軽い気持ちでした。

ところが、いざ2ヶ月を終えてみると、
−15.1kgという結果以上に、“自分の中で起きた変化” が大きすぎた のです。

  • 体が軽くなり、階段の息切れがなくなった

  • ウエストが締まり、鏡の前に立つのが怖くなくなった

  • 朝起きたときの体の重だるさが消えた

  • 食事の選び方が、無理なく習慣になってきた

  • 「どうせ続かない自分」という思い込みが薄れてきた

こうした変化を感じるたびに、
心のどこかからじわじわと出てきたのが、

「ここでやめたら、もったいないんじゃないか?」

という感覚でした。

2ヶ月で終わらせないという選択は、
最初の自分だったら絶対にしなかった判断。
でも、たしかにそのときの私は、
“ダイエットを終える” のではなく “人生を建て直す方にシフトしていた” のです。

次では、なぜ私が「継続」を選んだのか、
その裏側にあったリアルな理由を深掘りしていきます。

「まだ習慣化できていない」と冷静に感じた瞬間

ビフォーアフター

ライザップ2ヶ月で −15.1kg
数字だけ見れば、正直かなりの“成功”でした。

でも不思議なことに、
そのタイミングでふと頭に浮かんだのは、

「ここでやめたら、また戻る気しかしないな…」

という、妙に冷静な感覚でした。


体は変わった。でも「一人だとやらない気がする」

トレーニング自体は嫌いじゃなくなっていました。
むしろ、セッションが終わったあとの あのスッキリ感 が気持ちよくて、

  • 「次のトレーニング、ちょっと楽しみだな」

とまで思えるくらいにはなっていたんです。

ただ、同時にこうも感じていました。

  • トレーナーが待っているから行けている

  • 予約を入れているからサボれない

  • 毎回、体重と食事を見られるから気が抜けない

裏を返せば、

「ライザップという枠から外れたら、一気に緩むんじゃないか」

という不安が、かなりリアルに見えていたんです。


休日の過ごし方に「危うさ」が残っていた

もう一つ、「まだ習慣になってないな」と思ったのが 休日の過ごし方 でした。

平日 → ライザップがあるから食事も行動も締まる。
休日 → 予定がないと、ついダラダラしてしまう。

実際、こんなことがありました。

  • たまたまトレーニングのない日曜

  • 家族と外食 → メニューを選ぶところまではよかった

  • 帰り道で、コンビニスイーツのコーナーの前で足が止まる

そのとき、頭の中で

「今日くらいいいんじゃないか」
「2ヶ月頑張ったご褒美に…」

という声が出てきた瞬間、
自分で自分に 「あ、まだ危ないなこれ」 とツッコミました。

“たまたま” 偶然を理由に崩れそうになる時点で、
まだ本当の意味での習慣ではない
と感じたんです。


「ライザップが終わったあとの自分」が想像できなかった

2ヶ月目の後半になると、
トレーナーさんからもこんな話が出ます。

「今のペースでいけば、2ヶ月でここまで行けそうですね」
「その先をどうするかも、そろそろ一緒に考えていきましょう」

そのとき、自分の中に
「3ヶ月目以降のイメージ」 が全然なかったことに気づきました。

  • 一人で筋トレできるジムに切り替える?

  • 食事は自己管理でやっていける?

  • モチベーション、維持できる?

どれを考えても、

「うーん…正直、自信ないな…」

という答えしか出てこない。

「2ヶ月でゴール」ではなく、
「2ヶ月でようやくスタートラインに立てた」 感覚のほうが強かったんです。


“頑張っている自分”ではなく、“それが普通の自分”にしたかった

もう一つ、大きかったのは気持ちの部分です。

ライザップ開始直後の自分は、

「今は特別に頑張っている期間」

という意識でした。

でも、2ヶ月目が終わる頃には、

  • 朝スッと起きられる

  • 階段で息切れしない

  • 体が軽い

  • 食後に眠くてたまらない、ということが減った

こういう状態を味わってしまうと、
「この感覚を“特別”で終わらせたくない」
という欲が出てきます。

「一時的に頑張った自分」じゃなく、
「これが普通の自分」になりたい。

素直にそう思えたとき、
心のどこかで

「まだ終わりにしちゃダメだな」

と、静かにブレーキを踏んでいる自分がいました。


冷静に自分を分析した結果、「まだ習慣化の途中」だと認めた

・ライザップという枠があるから頑張れている
・休日やイレギュラーで少し乱れそうになる
・終わった後の生活が具体的に描けない
・今の状態を“一時的な成功”で終わらせたくない

これらを全部まとめて、
一言でいうと、

「まだ習慣として定着しきっていない」

ということなんだろうな、と冷静に思いました。

だったら、

  • 中途半端にここで終わらせて、

  • 「またリバウンドしました」と同じことを繰り返すより、

  • もう少しここで“ライフスタイルごと固める”ほうがいい

そう考えて、
「継続しよう」 という判断に自然と傾いていきました。


この「まだ習慣化できていない」と認めた瞬間こそが、
実は リバウンドを防ぐための大きなターニングポイント だった気がします。

体重だけでなく体調・姿勢・メンタルが変わり始めた日常

ライザップを2ヶ月続けたあたりから、
体重の減少以上に “日常生活そのものの質が変わっていく” のを実感しはじめました。

最初はゆっくり。
でも気づいたときには
「これ、前の自分とはまったく別人じゃないか?」
というレベルで変化が積み重なっていたんです。


朝起きた瞬間に感じた「軽い…!」という驚き

104.5kgだった頃の朝は、とにかく だるかった
身体が重い。腰は張っている。足がむくんでいる。
布団から起き上がるのが一苦労。

それが、ライザップ生活が習慣になり始めた頃には、

  • スッと上体が起きる

  • 目覚めの悪さが消える

  • 身体全体の“重み”が薄れる

こんな変化が出てきました。

特に驚いたのは、
「寝起きの腰痛がほぼ消えた」 こと。

体重が減った+姿勢改善で負担が減った結果だと思いますが、
これは本当に日常の幸福度が爆上がりしました。


姿勢が整ってくると、“疲れにくい身体”に変わる

トレーナーさんに言われて気づいたのが、
姿勢が良くなると疲れ方が全然違う ということ。

以前の私は、

  • 反り腰

  • 猫背

  • お腹の筋肉が弱い

  • 太もも前ばかり使う歩き方

という「疲れる姿勢の見本市」みたいな状態でした。

これが、トレーニングで体幹やお尻の筋肉が目覚めてくると、徐々に変わります。

  • 胸が開く

  • 肩が後ろに引ける

  • お腹がスッと引き締まる

  • 歩くときの軸が安定する

その結果、
長時間のデスクワークでも肩や腰のしんどさが半分以下になりました。

姿勢が変わると、生活がラクになる——
これは体重以上に価値ある変化でした。


階段で息が切れない。これだけで自信が戻ってくる

体重が落ち始めると、
日常の動作にもはっきり変化が出てきます。

特に分かりやすかったのが 階段

以前:
2階に行くだけで息切れ、汗、足の重さ。

今:
無意識にスタスタ上がれる。

たったこれだけなのに、
心の中ではめちゃくちゃ大きな変化でした。

「俺、動ける体に戻りつつあるんだ…!」

と実感できたことで、
「どうせ自分は無理」という長年の思い込みが少しずつ壊れていきました。


食後の眠気が消えて、仕事に集中できるようになった

糖質制限を続けていて一番驚いたのが、
昼食後の眠気がほとんどなくなった こと。

以前は:

  • 炭水化物の多いランチ

  • その後に強烈な眠気

  • 15時くらいまで頭がボーッとする

というのが日常でした。

ライザップ後は:

  • 血糖値が乱高下しない

  • 食べたあとも頭がスッキリ

  • 集中力が落ちない

仕事のパフォーマンスという意味でも、
これは想像以上に大きかったです。


気分のムラが減り、メンタルが安定してきた

一番意外だったのは、
心の状態まで変わっていったこと

  • 疲れの蓄積が減る

  • 自己否定が減る

  • 体が変わる→自信がつく

  • 自信がつく→行動が変わる

こんな良い循環が生まれて、
感情のアップダウンが驚くほど少なくなりました。

特に印象的だったのは、
家族から言われた一言。

「なんか最近、表情が明るくなったね」

体より先に、
心のほうが先に軽くなった部分もある のかもしれません。


“太っている自分”が当たり前じゃなくなる瞬間

日常の一つひとつがラクになり、
前の自分より確実に良い方向に変わっている。

その積み重ねで、
気づけばこう思う瞬間がありました。

「昔の自分、よくあんな体で生活してたな…」

良い意味で、
“太っている状態” が自分のスタンダードじゃなくなったんです。

これはリバウンド防止にも大きく影響していて、

  • 苦しい生活に戻りたくない

  • 今の快適さを失いたくない

というモチベーションが、自然と毎日の行動に影響していきました。


このように、
体重の変化よりも、生活の質の変化のほうが、継続を決めた最大の理由だった と今でも思っています。

ライザップボディメイクグランプリ2021への挑戦

2ヶ月で−15.1kgを達成して、
「このまま終わったら、きっとまた元に戻るな…」と感じながら続けていた頃。

入会して、早4年がたったある日。

※この頃になると、ライザップ紹介制度を使って、無料でセッションを受けられるまでになっていました。

トレーナーさんからふいに言われたひと言が、
その後の人生をガラッと変えるきっかけになりました。

「和久井さん、グランプリ…もう一度、出てみませんか?」

しかも、この2年前にチェンジ部門でエリア大会まで進んだものの全国大会へはいけませんでした。

この頃の体脂肪も20パーセント切るくらいまでになっていましたから今回はあまり拒絶はしませんでした(笑)。

その理由は

  • 変わり始めた体

  • 少しずつ戻ってきた自信

  • トレーニングが日常になりつつある感覚

  • 「もう一段上に行ってみたい」という静かな野心

知らないうちに、心のどこかで “挑戦してみたい自分” が育っていたんです。

ライザップボディメイクグランプリは、
ただの大会ではありません。

“過去の自分を超えるステージ”であり、
何歳だろうと、どんな体型からだろうと、
「本気で変わりたい」と思った人が挑む“新しい人生の舞台”でした。

自分なんかが――そう思いながらも、
胸の奥がじんわり熱くなるのを感じていました。

気づけば、
「やってみます」 と口にしていました。

次では、なぜあの時「挑戦しよう」と思えたのか、
そしてグランプリが何を変えたのか、
その裏側をリアルにお話ししていきます。

エリア大会を勝ち抜き、全国大会のステージに立つまで

グランプリにエントリーします──
そう口にした瞬間は勢いもありましたが、
現実はそこからが本当のスタートでした。

「大会に出る」と「痩せる」は、似ているようでいてまったく別物。
“見せられるカラダ” を作るための数ヶ月 が、ここから始まりました。


エントリー用の写真撮影で、自分の「現在地」と向き合う

まず最初のハードルは、エントリー写真の撮影 でした。

  • 正面

  • 後ろ姿

いろんな角度から、ビフォーの写真を撮ります。

ある程度痩せたとはいえ、まだまだ“仕上がり”からは遠い状態。
レンズを通して見る自分の体は、正直かなりシビアでした。

「ここからどこまで変えられるか勝負だな…」

恥ずかしさと悔しさと、
ほんの少しのワクワクが入り混じった、不思議な感情だったのを覚えています。

エリア大会は中止・その代わりに配信で無観客での審査結果発表

ボディメイクグランプリ2021エリア大会

この年はコロナが世間を騒がせ始めていた年で、会場での審査がなくなりエントリー写真での審査となりました。

審査当日は仕事をしていたもので、トレーナーから連絡できるときにメッセージが欲しいとアプリに入っていたのです。

結果日とはわかっていたので、駄目だったのだろうと思いながら連絡入れると、予想に反して、エリア大会優勝で全国大会出場が決まったとのこと。

この後のセッション時に喜びをトレーナーと分かち合ったことを今でも覚えています。


全国大会に向けて始まった「仕上げモード」

ここからトレーニングも食事も、
一段ギアが上がりました。

  • 体脂肪をさらに削る食事プラン

  • 弱点部位(お腹・背中・肩周り)の強化トレーニング

  • ポージングを意識した種目(胸を張る・肩を開くなど)

特に印象的だったのが、
「見せる」という視点が入った瞬間、トレーニングの質が変わった こと。

「ここをもうちょっと丸くしたいですね」
「背中のライン、もっと出せますよ」

トレーナーさんの一言ひと言が、
まるで彫刻の微調整みたいに、体への意識を変えてくれました。

初めてのポージング練習は、筋トレとは違う“恥ずかしさ”との戦い

グランプリといえば、あの ポージング

・胸を張る
・お腹を締める
・笑顔をキープする
・全身に力を入れながら自然に立つ

やってみると分かるんですが、これ、むちゃくちゃ難しい です。

正直、最初のポージング練習は
筋肉痛よりも “照れ”というメンタル筋が悲鳴 を上げていました(笑)

でも、不思議なもので…

  • 何度もスマホで撮っては修正

  • トレーナーと一緒に細かく角度を調整

  • 鏡の前で「ちょっとでもマシな立ち方」を探す

これを続けているうちに、だんだんと 「見られる側の自分」 に慣れていくんです。

昔は写真に写るのすら嫌がっていた人間が、
今は「どう立ったら一番カッコよく見えるか」を気にしている。

このギャップが、自分でもちょっと面白くなっていました。

ボディメイクグランプリ2021

すべてが初めてで、ド緊張の中あっという間の時間が過ぎ結果は完全に惨敗。詰めの甘さが出た大会となりました。

しかし、この経験が自分の自信になったことは言うまでもありませんし、ライザップに対しての感謝の思いが深まった貴重な体験でした。

数字で見るビフォーアフターの記録

入会時53歳・99.7kg・体脂肪36.0%だったスタートライン

数字だけを見ると「おお、ギリ100kg切ってるじゃん」と思うかもしれません。
でも、この “99.7kg・体脂肪36.0%” という数字には、
自分の中でいろんな現実が詰まっていました。

104.5kgという人生最大値を記録したあと、
“怖くなって少し食事を控えた時期” を経て、
ライザップ入会時には 99.7kg まで落ちていました。

それでも――
鏡の前に立ったときのシルエット、
健康診断の結果表、
階段で感じる息苦しさ。

どれも、体重が100kgを切ったくらいでは
まったくごまかせないレベルだったんです。


「体脂肪36%」という数字の重み

体重よりも深刻だったのは、体脂肪率36.0%

トレーナーさんに言われた言葉は今でもはっきり覚えています。

「この割合だと“太っている”というより“脂肪に埋もれている”状態です。」

ショックというより、
「やっぱりそうだよな…」と妙に納得してしまう感じでした。

  • 内臓脂肪レベルは高め

  • 筋肉量は年齢よりも低い

  • 基礎代謝も落ちている

つまり、太る方向にアクセルを踏みっぱなしで、
痩せるためのエンジン(筋肉)がほとんど働いていない状態。

これが入会時の“スタートライン”でした。


“太っている自分”が当たり前になっていた

53歳の私は、
太っていることをある意味 「自分の特徴」 のように受け入れていました。

  • 服は常に大きいサイズ

  • 階段で息が切れるのは仕方ない

  • お腹が前に出ているのも年齢のせい

  • 写真写りの悪さも、まあこういうもんだろう

こんなふうに、
「太った自分が普通」 になってしまっていたんです。

だからこそ、ライザップの体組成測定の数値を見たとき、
自分でも気づかなかった“本当の状態”が露わになりました。

「このままの体で60代、70代を迎えられるのか?」

そんな問いが頭をよぎりました。


測定後のトレーナーの言葉で、気持ちがスッと軽くなった

体重・体脂肪・筋肉量など、
ショッキングな数字が並ぶ紙を前にして固まっていたとき、
担当トレーナーさんが静かに言いました。

「今の数字は“失敗の証拠”ではありません。
これから変えていくための“地図”です。」

その言葉を聞いた瞬間、
恥ずかしさや自己嫌悪よりも先に
「よし、ここから始めればいいんだ」という気持ちが湧いてきたんです。

スタートラインを知ることは怖い。
でも、知らないまま走り出すほうがもっと危ない。

ライザップの入口で待っていたのは、
責められることでも、否定されることでもなく、
“現状を受け止めて一歩踏み出すためのサポート”でした。


この数字があったから、変化のすべてに説得力が生まれた

99.7kg・36.0%という、
人生の中でもワーストに近い数字。

でもこの “ひどいスタートライン” があったからこそ、
その後の体の変化がどれだけ大きいかを
余すところなく理解できるようになりました。

「ここからどこまでいけるのか。」

そんなワクワクと決意が混ざった気持ちで、
私は本気のボディメイクに向き合うことになりました。

ライザップ開始61日で−15.1kgになった2ヶ月後の変化

スタート時 99.7kg・体脂肪36.0% だった体が、
わずか 61日後に−15.1kg

体重計の数字だけ見ると“すごい”の一言なんですが、
実際に変わったのは数字の上下以上のことでした。

2ヶ月という短い期間の中で、
身体も日常も、考え方すらも別人レベルに変わっていった のを、今でもはっきり覚えています。


体重だけじゃない。「見た目」が想像以上に変わった

61日で−15.1kgと言うと、
「ちょっと痩せた」くらいに思われるかもしれません。

でも、見た目のインパクトはその何倍もありました。

  • お腹の前張りが一気に引っ込み、服のラインが変わる

  • 横から見たシルエットが“丸”から“楕円=人間の形”に近づく

  • 顔まわりがすっきりして、目が大きく見える

  • 背中の厚みが落ちて、上着がストンと落ちる

特に、長年諦めていた 首まわり がスッと細くなってきたときは、
鏡を見るのがちょっと楽しみになっていました。


ウエスト−10cm以上、ベルトの穴が“2つ”から“5つ”へ

ウエストは数字以上に変化が実感できます。

  • 最初は「入ればOK」だったズボンがゆるゆるに

  • ベルト穴が2つ進み、ついに5つ目に到達

  • Tシャツの裾が丸まらずに“まっすぐ下に落ちる”ようになる

この「洋服が変わる」のって、
体感的には体重が−5kgくらいに相当するレベルの喜びなんです。

「太ってる自分を隠す服」から
「普通に着れる服」へ。

この変化が、想像以上にメンタルを前向きにしてくれました。


体脂肪も大幅ダウン。体の“質”が変わり始めた

トレーナーが一番喜んでくれたのが 体脂肪量の減り方

単に体重が落ちているだけでなく、
・筋肉をなるべく維持しながら
・脂肪を優先的に落とす

この“正しい落ち方”ができていたようです。

  • 内臓脂肪レベルは見て分かるほど下がる

  • 体脂肪が落ちて、お腹周りが柔らかい肉質から締まった質感に

  • 背中や腰の“つかめる脂肪”が激減

これは、自己流ダイエットでは一度も得られなかった変化でした。


階段で息が切れなくなり、“体が軽い”という感覚を取り戻した

体重が15kg落ちると、
日常動作の負担が圧倒的に減ります。

  • 階段を上るスピードが倍に

  • 歩くときの足どりが明らかに軽い

  • 立ち上がる動作がスッとできる

  • 朝起きたときの腰の重だるさがほぼ消える

「健康な人なら当たり前の感覚」が、
久しぶりに自分の体に戻ってきた感じでした。


食事の考え方が完全に別物になった

2ヶ月という期間は短いようでいて、
生活習慣がしっかり変わり始めるには十分でした。

  • 糖質量を自然と把握できるようになる

  • 外食でも“選ぶ基準”が身につく

  • 食後の眠気が激減し、仕事の集中力が上がる

  • 無駄にお腹が空かない(暴食の衝動が激減)

これはもう、“ダイエット中”という感覚じゃなく、
“新しい食習慣が身についた” 感覚に近かったです。


メンタルの安定と、自信の回復

61日後の自分を一言でまとめるなら…

「生きやすくなった」

これに尽きます。

  • 太っていた頃の自己否定が薄れる

  • 身体がラクだから、イライラが減る

  • トレーニングが成功体験を積ませてくれる

  • 「どうせ無理」が「ちゃんとできるかも」に変わる

特に大きかったのは、
“太っている自分を隠す” 生活から解放された こと。

姿勢が伸び、視線が前に向き、
気持ちまで明るくなるのを実感しました。


−15.1kgは「ゴール」ではなく「スタートになった」

不思議なもので、ここまで痩せて初めて思いました。

「あれ、2ヶ月って通過点なんじゃないか?」

数字は大きく変わったけれど、
この変化を手放したくない、もっと良くなりたい、
という思いが自然に強まっていきました。

この“もっと変わりたい”という感覚が、
その後の継続やグランプリ挑戦につながっていきます。


61日での−15.1kgは、
単なるダイエット成功ではなく、
人生のギアが1段上がった瞬間 でした。

57歳で体重60.9kg・体脂肪10.4%まで到達するまでの軌跡

数字だけ見ると、
「53歳・99.7kg/体脂肪36.0% → 57歳・60.9kg/体脂肪10.4%」

文章にするとたった一行ですが、
この一行のあいだには、
「一瞬の奇跡」なんかじゃなくて、
かなり地味で、長くて、時々くじけそうになる日々
がびっしり詰まっています。


2ヶ月で−15.1kgは“勢い”。そのあと3年は“積み重ね”だった

最初の2ヶ月で−15.1kg落としたときは、
正直、勢いと環境の力 がかなり大きかったと思います。

  • トレーナーが毎回待っていてくれる

  • 食事も毎日報告するからサボれない

  • 体重が面白いくらい落ちていく時期

この期間は、ある意味「下りエスカレーターに乗ってる感覚」でした。

本当に勝負が始まったのは、
そこから先の“3年”くらいの時間 です。

  • 体重は落ちにくくなる

  • 数字の変化はゆるやかになる

  • 食事もトレーニングも「特別」ではなく「日常」になる

ここから先は、
ドラマじゃなくて、“生活”そのものとの戦い でした。


停滞期との付き合い方を覚えた頃から、体はまた動き出した

どんなに頑張っていても、
必ず来るのが 「体重が全然動かない時期」 です。

  • 食事も守っている

  • トレーニングもサボってない

  • なのに、体重計の数字が1mmも動かない

以前の自分なら、ここでだいたい心が折れていました。

でもライザップで学んだのは、

「停滞期は“失敗”じゃなくて、“体が慣れてきたサイン”」

という考え方。

トレーナーと一緒に、

  • 種目や負荷を少し変える

  • 有酸素運動を少しだけ足す

  • タンパク質量を微調整する

  • 逆に“カロリーを入れる日”を意図的に作る

こんな小さな工夫を積み重ねていくうちに、
ある日ストンと、また一段階体重と体脂肪が落ちる ことが何度もありました。

「停滞期=終わり」じゃなくて、
「次のステージに行く前の準備期間」 なんだと、体で覚えた感じです。


筋トレが「義務」から「やめたくない習慣」に変わった

最初は正直、
筋トレなんて「しんどいから仕方なくやるもの」でした。

ですが、続けていくうちに、

  • 重さが少しずつ上がっていく

  • 扱えるダンベルの重量が増える

  • 鏡に映る肩・胸・背中のラインが変わってくる

こういう “目に見える成長” を体験するようになると、
筋トレに対する感情がガラっと変わりました。

「行かなきゃ」ではなく、
「行かないとなんか落ち着かない」

ここまで来たとき、
ようやく「ボディメイクが生活の一部になった」と言える段階 に入ったんだと思います。


食事も「制限」から「コントロール」に変わった

56歳・60.9kg・体脂肪10.4%まで来る頃には、
食事の考え方もかなり進化していました。

  • 「糖質ゼロにしなきゃ」ではなく、「今日はこのくらいならOK」

  • 「これはダメ」ではなく、「食べるならそのぶん動く」

  • 「ずっと制限」ではなく、「戻せる前提で楽しむ日も作る」

例えば、

  • どうしてもラーメンを食べたくなったら → 「その前後の食事で調整する」

  • 外食で少し食べすぎたら → 「翌日は意識して整える」

“1回の食事”じゃなく、“1週間〜1ヶ月のトータル”で見るクセ がつきました。

このおかげで、
体脂肪10%台に入ってからも、リバウンドせずにキープできる体 になっていきました。


「筋肉を落とさずに絞る」というステージ

体重70kg台を切り、65kg台に入り、
そこからさらに60.9kg・体脂肪10.4%まで行く段階では、
やることも少し変わってきます。

  • とにかく落とす → 「落としすぎない」「削りながら保つ」

  • ただ痩せる → 「形を整える」「見せるパーツを意識する」

具体的には、

  • 重さはある程度維持しながら回数・セットを微調整

  • 胸・肩・背中・脚の「立ったときに見える部分」を重点強化

  • 有酸素はやりすぎず、あくまで“脂肪燃焼の補助”くらいに

この辺りはもう、
“ダイエット”というより“ボディメイク”の世界 でした。


周りの反応が「痩せた?」から「何やってるの?」に変わった

ここまでくると、
周りの反応も変わってきます。

  • 「あれ?痩せた?」

  • 「え、別人じゃん」

  • 「何やったらこうなるの?」

特に久しぶりに会う人からは、

「ライザップのビフォーアフター写真の人かと思った」

と言われるレベルになっていました(笑)

この瞬間、
“太っていること”が自分の特徴だった時代が完全に終わった のを感じました。


一番大きかったのは、「自分に期待できるようになったこと」

56歳で体重60.9kg・体脂肪10.4%になったとき、
もちろん数字としての達成感はありました。

でも、それ以上に大きかったのは、

「まだ変われるんだな、俺」

と、本気で自分に期待できるようになったことです。

  • 50歳を過ぎてからでも

  • 高血圧治療中でも

  • リバウンド歴だらけでも

それでも 「やれば、ここまで変えられる」 という事実。

これは、体重計の数字以上に、
これから先の人生を前向きに生きていくための “最大のご褒美” になりました。


56歳・60.9kg・体脂肪10.4%という数字は、
“ゴール”というより、

「太っていた過去の自分とちゃんと向き合って、
それでも前に進むと決めた結果としての通過点」

だと、今は思っています。

この先もきっと、体型も体重も少しずつ変化していきます。
でも、もうあの頃のように 「自分を諦めていた状態」 に戻ることはない。

ライザップでのこの軌跡が、
そう断言できるだけの自信をくれました。

リバウンド経験者として伝えたい「失敗との付き合い方」

ダイエットの話をすると、
「すごいね」「意思が強いんだね」と言われることがあります。

でも実際の私は、
リバウンドを何度も繰り返してきた“失敗常習犯” でした。

・レコーディングで一気に痩せて、気が緩んで逆戻り
・ダイエットティーで短期的に落ちたけれど、身体の中身はボロボロ
・食事制限で急に追い込んで、結局続かない
・数字が停滞した瞬間に投げ出してしまう

どれも経験済みです。

だからこそ言えます。

「失敗は恥じゃない。むしろ“成功の材料”になる。」

失敗を“敵”として扱っていた頃は、
何度挑戦しても同じループにはまりました。

でもとある瞬間から、
失敗を“観察するもの”“改善のヒント”として扱えるようになったとき、
ダイエットの向き合い方が根本から変わったんです。

ライザップで痩せて、
3年かけて体重も体脂肪も落ち着き、
リバウンドしない生活が当たり前になった今だからこそ、
あの頃の自分に、そして同じ悩みを抱える人に伝えたいことがあります。

「失敗との向き合い方が変われば、人生は本当に変わる」

次の章では、
リバウンド経験者が感じた“失敗の正体”と、
そこからどう立ち直り、どう活かしていけばいいのかを、
とことんリアルにお話ししていきます。

何度失敗しても、やり直すのに遅すぎることはなかった

ダイエットの話になると、
「一回で成功しました!」みたいなストーリーがキレイに見えますよね。

でも、少なくとも僕は真逆でした。

  • レコーディングダイエットでいきなり −15kg → きっちりリバウンド

  • ダイエットティーで体重だけスッと落ちる → やめたらさらに増える

  • 食事を極端に減らして一時的に痩せる → 反動で暴食コース

  • 「今度こそ」と決意 → 数ヶ月後には元通り

これを 何セットも繰り返してきた人間 です。

正直なところ、
どこかでずっとこう思っていました。

「もう何回目の失敗か分からないし、
いい歳して今さらもがいても遅いんじゃないか」

でも、結果としては――
53歳でライザップに入会して、56歳で別人みたいなカラダになった わけです。

この経験から一番強く感じているのが、

「やり直すのに遅すぎる、はただの思い込みだった」

ということです。


「前に失敗したから、また失敗する」は“未来の予言”じゃない

リバウンドを何度も経験していると、
頭の中に “変な未来予測” ができあがります。

  • 昔も続かなかった

  • あのときもリバウンドした

  • だから今回もきっとダメになる

こうやって、
「過去の失敗」=「未来の確定事項」 みたいに扱ってしまうんですよね。

でも冷静に考えると、
前に失敗したときと「条件」が変われば、結果も変わるはずです。

  • 一人きりでやっていた → 今回はプロと一緒にやる

  • とにかく食事を減らすだけ → 今回は栄養バランスを考えて食べる

  • 思いつきで始めた → 今回は血液検査・体組成のデータを見ながら進める

やり方・環境・サポート が変われば、
同じ「ダイエット」という言葉でも、中身は別物なんですよね。


“何度目か”よりも、「今の一歩にどれだけ本気か」が大事だった

ライザップの無料カウンセリングに行く前、
年齢や失敗回数を気にして、正直かなりビビってました。

「50過ぎて、今さらジタバタして笑われないかな」
「トレーナーに“またすぐやめそうだな”って思われるんじゃないか」

でも実際に言われたのは、まったく逆の言葉でした。

「何度失敗されていても大丈夫です。
今日ここに来たことが、一番大きな一歩です。」

この一言で、
「過去の回数」じゃなくて「今ここにいる事実」を見てくれている
と感じました。

その瞬間、
自分で自分のことを

「失敗ばかりのダメな人」

ではなく、

「それでも何度も立ち上がってきたしつこい人」

として見直せた気がします。


53歳でライザップに入ったとき、本音では「ギリギリセーフ」だと思っていた

入会当時の本音を言うと、

「60歳になる前に、なんとか一度立て直しておきたい」

そんな “ギリギリセーフ狙い” の感覚もありました。

でも、今振り返ると
「53歳だから間に合った」のではなく、「決めた日が一番若い日だった」
というだけなんですよね。

もし、
あの日カウンセリングを申し込んでいなかったら、

  • 55歳で「53のときにやっとけばよかったな」と後悔し

  • 60歳で「50代前半ならまだ動けたのに」とため息をつき

  • 70歳で「なんでもっと早く…」と振り返っていたかもしれません。

結局のところ、

“今” が、これからの人生の中で一番若い

これに尽きます。

“遅いかどうか”を決めていたのは、結局いつも自分だった

一度冷静に考えたことがあります。

  • 「20代の頃にやっておけば…」

  • 「40代前半で気づいていれば…」

  • 「もっと早くライザップを知っていれば…」

こういう後悔は山ほどあるけれど、
じゃあ 53歳のときに何ができた? と言われれば、

「ライザップの無料カウンセリングを申し込む」

これだけだったんですよね。

その一歩を踏み出した瞬間から、
「遅すぎた人生」ではなく「ここから変わる人生」に切り替わった わけです。


失敗の数は、やり直しの資格を増やしてくれていたのかもしれない

今はむしろ、
リバウンドを何度も経験してきて良かった とすら思っています。

  • 自己流の危うさも分かる

  • 「楽して痩せる」にどれだけ意味がないかも身をもって知っている

  • 「また失敗するかも」という不安を持つ人の気持ちが、痛いほど分かる

その全部が、
同じように悩んでいる人に何かを伝えるための“材料” になっているからです。

何度失敗しても、
やり直すのに「手遅れ」はなかった。

これは、きれいごとでもポジティブシンキングでもなく、
自分の体と人生で実験した“結果”として言えることです。


もし今これを読んでいるあなたが、
「もう何度も失敗してきたから…」と諦めそうになっているなら、
その気持ちは痛いほど分かります。

でも同時に、
「ここで諦めなかった過去の自分」が、
今の僕をここに立たせてくれている
のも事実です。

失敗の数は関係ありません。
年齢も、本当はそこまで関係ありません。

“やり直そう” と思ったその瞬間が、
いつだってスタートラインになります。

これは、53歳でやっと走り出したおじさんからの、
少し遅れて届いたリアルなメッセージです。

「自分も変われるかもしれない」と感じたあなたへ

ここまで読んでくれたあなたは、
きっとどこかでほんの少しでも、こう思った瞬間があったかもしれません。

「もしかしたら、自分も変われるかもしれない」

その“ほんの少し”がどれだけ価値のある感情か、
僕は身をもって知っています。

53歳、99.7kg、体脂肪36%、リバウンド常習犯。
階段で息は切れるし、健康診断はずっと再検査。
写真に映るのも嫌で、心のどこかでは“もう無理なんじゃないか”と思っていた。

そんな自分でも、
一歩だけ踏み出したら、
人生は想像以上に動き始めました。

だから、もし今、
あなたの中に 1ミリでも前に進みたい気持ち があるなら、
それは無視していい小さな声なんかじゃありません。

むしろ――

あなたを変えるための“最初のサイン”みたいなものです。

リバウンド経験者だからこそ言える、最初の一歩の踏み出し方

「よし、変わろう!」って思ったあとに、
一番最初に出てくる感情は、だいたい ワクワクじゃなくて“不安” です。

  • また失敗するんじゃないか

  • 続かないんじゃないか

  • 周りに何て思われるかな

  • そもそも何からやればいいか分からない

これ、全部僕も通ってきた道です。

だから今日は、リバウンドを何度もやらかした人間だからこそ言える「最初の一歩」の踏み出し方 を、できるだけリアルにまとめてみます。


① 「完璧なスタート」を目指すのを、まずやめる

最初の落とし穴はこれです。

「ちゃんと準備してから始めよう」
「◯月から心を入れ替えてスタートしよう」

この思考にハマると、
一生“スタート待ち”のまま になります。

僕がやってよかったのは、

  • とりあえず今日の体重をメモする

  • 今日食べたものをざっくり書いてみる

  • 1駅分だけ歩いてみる

このくらいの “雑で小さい一歩” です。

ダイエットって、
「キレイに始めた人」より「とりあえず始めちゃった人」のほうが強い んですよね。


② 「一人で何とかしよう」と思わないこと

リバウンド常習犯だった頃の僕は、
とにかく 「自分の意志でやらなきゃ」 と力んでいました。

でも、今ならハッキリ言えます。

「一人でやらないほうが、結果的に楽だし、成功しやすい」 です。

  • 家族に「本気で痩せたい」と宣言する

  • 友達に「ウォーキング付き合って」と頼む

  • ライザップみたいにプロと一緒に計画を立てる

誰かに関わってもらった瞬間に、
“自分だけの問題” から “一緒に向き合うテーマ” に変わります。

僕の場合は、
ライザップの無料カウンセリングを予約したことが、
まさにこの一歩でした。


③ 「怖いまま」申し込んでいい

正直に言うと、
ライザップの無料カウンセリングを予約したとき、
不安が0になったわけではありません。

  • 場違いなんじゃないか

  • 笑われないかな

  • 50代・100kg近い自分なんか相手にされるのか

こんなことを考えながら、
手だけ震えながらクリックしていました。

でも、今振り返ると、

「不安がなくなってから申し込む」のを待っていたら、
僕は一生申し込まなかった

と思います。

怖いままでいいから、一回だけボタンを押す。
これが、ものすごく大きな分かれ道になります。


④ 「やめないための仕組み」を最初から用意しておく

リバウンド経験者がやりがちなのは、

「自分の根性でなんとかする!」

と気合だけでスタートして、
疲れたところで一気に崩れるパターンです(僕です)。

最初の一歩を踏み出すときに大事なのは、
「やるための工夫」じゃなくて「やめにくくする工夫」 を入れておくこと。

たとえば…

  • 週2回のトレーニング予約を先にまとめて入れてしまう

  • 体重・体脂肪をトレーナーや家族と共有する

  • 「◯曜日は必ずジムの日」と決めてカレンダーに固定する

こうやって、
「サボるほうが面倒くさい状態」を自分にプレゼントする と、かなり強いです。

ライザップが合っていたのは、まさにここ。
予約・計測・食事報告があるので、

「行きたくないな〜」と思っても、
行かないと逆に落ち着かない

という状態になりました。


⑤ いきなり「人生を変えよう」としなくていい

最後にこれを伝えたいです。

「人生を変えよう」なんて言葉は、正直ちょっと重いです。
僕もそんな立派な決意をしたわけじゃありません。

スタートのとき、本音はこうでした。

「このまま太り続けたら、本当にヤバい」
「せめて今よりちょっとマシな状態になりたい」

このくらいの“ビビりからのスタート”で十分です。

そこから先の

  • 体重が落ちる

  • 体調が良くなる

  • 姿勢が変わる

  • 周りの反応が変わる

こういう変化が、
じわじわと 「もう少し本気でやってみるか」 を育ててくれます。


リバウンド経験者だからこそ、あなたに伝えたい一言

何度も失敗してきた側の人間として、
声を大にして言いたいのはこれです。

「失敗した回数は、次の一歩を妨げる理由にはならない」

過去がどうであれ、
ボタンを押すのは、いつも“今の自分” です。

・今日の食事を書いてみる
・5分だけ歩いてみる
・誰かに「変わりたい」と正直に話してみる
・ライザップの無料カウンセリングのページを“開いてみる”

このどれか一つでもやったら、
それは立派な“最初の一歩”です。

リバウンドを繰り返してきた僕がここまで来られたのは、
「完璧な決意」ではなく、

「情けないくらい小さな一歩を、それでも踏み出した」

ただそれだけでした。

あなたの“最初の一歩”も、
派手じゃなくて、ちょっと情けない感じで全然大丈夫です。
むしろ、そのほうが長く続くと、僕は思っています。

ライザップが気になった方へ

「ここまで読んでみて、ライザップちょっと気になってきた…」
そんな方も多いと思います。

ライザップの食事ルールって、やってみると
「思っていたより現実的」「でも一人で続けるのはちょっと不安」
という声が本当に多いんですよね。

  • 自分の生活リズムで本当に続けられるのか

  • どれくらい食事を変えればいいのか

  • 料金に見合う効果があるのか

このあたりは、正直ネットの情報だけだと分かりづらい部分もあります。

「ちゃんと話を聞いてみたい」「自分の場合どうなるか知りたい」と感じたら、
一度プロのトレーナーに無料カウンセリングで相談してみるのがいちばん早くて安心です。

当サイトでは、ライザップを検討している方向けに、
紹介制度を使ってお得に入会する方法もまとめています。

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