写真で変化を実感するためのビフォーアフター撮影術

「体重は減っているはずなのに、鏡を見るとあまり変わった気がしない…」。
そんなときに心の支えになってくれるのが、ビフォーアフター写真です。
数字だけではわかりづらい「ライン」「雰囲気」「姿勢」の変化を、目で見て実感できるのが写真記録のいちばんのメリットです。
この記事では、ボディメイクの変化を正しく記録するための「ビフォーアフター撮影術」をまとめます。
盛れる写真を撮るテクニックではなく、同じ条件で、公平に、変化を比べるための撮り方がテーマです。
専門的な部分は、厚生労働省の資料や国産メーカーの情報、撮影のコツを解説しているメディアなども参考にしながら紹介していきます。
「なんとなく毎回バラバラに撮ってしまう…」という人ほど、ルールを決めてしまうと一気にラクになりますよ。
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写真で変化を追うメリット|体重計だけに頼らない記録方法
体重だけではわからない「見た目」の変化を残せる
ダイエットやボディメイクでは、体重・体脂肪率などの数字も大切ですが、
実際に周りから「やせたね」と言われるのは、
- ウエストまわりがスッキリして見える
- 姿勢が良くなって全身のラインがきれいに見える
- 顔まわりのむくみが減って印象が変わる
といった「見た目の変化」が積み重なったときです。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、
身体活動が体力や心血管機能、メンタルヘルスの改善だけでなく、健康的な体重管理にも役立つとされています。
(参考:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」)
こうした取り組みの成果は、体重だけでなく「全身のシルエット」として残しておくと、
あとから見返したときの満足感が大きくなりやすいと感じる人も多いようです。
人の目は変化に「慣れてしまう」からこそ写真が効く
毎日自分の体を見ていると、少しずつの変化にはなかなか気づけません。
昨日との違いはわからなくても、「3か月前の自分」と「今の自分」の写真を並べると、
「え、こんなに変わってたの?」と驚くこともよくあります。
その意味では、写真は「過去の自分からの手紙」のようなものです。
落ち込んだ日でも、ビフォー写真を見返すことで
「ちゃんと前に進んでいるんだ」と実感しやすくなります。
健康指標とあわせて管理すると安心感が増す
見た目の変化に加えて、健康指標も一緒に意識しておくと安心です。
厚生労働省が紹介している日本肥満学会の基準では、BMIが25以上で「肥満」とされており、
内臓脂肪の蓄積や合併症があると「肥満症」と診断されるとまとめられています。
写真でシルエットの変化を記録しつつ、
体重・腹囲・血圧などの変化も合わせてチェックすることで、
「見た目も、健康面も、少しずつ整ってきている」という実感につながりやすくなります。
なお、体重や体脂肪率を見える化するツールとしては、
国産メーカーのエレコムが「測定結果を一覧表示できる体組成計」を
SNSダイエット向けに展開している例もあります。
こうしたツールと写真記録を組み合わせると、モチベーション維持に役立ちやすいです。
ビフォー写真を撮る前に決めておきたい3つのこと
①「何の変化を見たいか」をざっくり決める
撮影を始める前に、
- ウエストを細くしたいのか
- ヒップアップや脚やせを狙いたいのか
- 全身のバランスを整えたいのか
といった「見たい変化」をイメージしておくと、
撮るべきアングルやポーズが決めやすくなります。
「どこから整えればいいのかわからない…」という人は、
RIZAP向き度チェック診断 などで
自分のタイプや課題を整理してみるのも一つの方法です。
② 撮影タイミング・頻度を決めておく
ビフォーアフター写真は、「いつ撮るか」を最初に決めておくと続けやすくなります。おすすめは次のようなパターンです。
- 月に1回、同じ日・同じ時間帯に撮る
- 2週間に1回、トレーニングの進捗に合わせて撮る
- 区切りとなるイベント前後(入学式・旅行前後など)で撮る
ライザップのようなパーソナルジムの場合、
週2回・1回50分のトレーニングを推奨している理由として、
「変化を感じやすいペースで継続しやすいから」という考え方が紹介されることがあります。(身体活動の頻度・強度に関する考え方として参考になります)
写真撮影の頻度も、「無理なく続けられるリズム」を意識するとよさそうです。
③ プライバシーと保存ルールを先に決める
ビフォーアフター写真は、肌の露出や生活スペースが写り込みやすい記録です。
最初に、以下のようなルールを決めておくと安心です。
- 顔を写すか/切るか
- 撮影した写真はどのフォルダに保存するか(専用フォルダ推奨)
- クラウドと同期させるかどうか
- SNSに公開する/しない、その条件(顔隠し・スタンプなど)
「公開用」と「自分だけで見る用」は、フォルダやアプリを分けておくと安心感が違います。
「盛らない」ビフォーアフター撮影の基本ルール
ルール1:服装はできるだけ同じ&体のラインがわかるもの
ビフォーアフター写真では、服が変わるだけで印象が大きく変わることがあります。
変化を正しく比べるためには、次のような服装が目安になります。
- 上下ともシンプルな無地(黒やグレーなど)
- 身体のラインがわかる、フィットめのTシャツと短パン・レギンス
- 毎回ほぼ同じ服か、同じカテゴリ(Tシャツ+短パンなど)
AIで全身サイズを推定する機能を持つアプリでは、
「体の線にフィットした服装なら、着衣のまま測定できる」といった説明がされています。
これは、ラインが見えないダボダボの服だと、
サイズ変化が正確にわかりにくいという意味でもあります。
自分用の記録であれば、
「毎回このTシャツとハーフパンツで撮る」と決めておくと、比較しやすくなります。
ルール2:光・場所・背景は毎回そろえる
同じ人でも、光の向きや明るさで体型の見え方はかなり変わります。
ビフォーアフター撮影では、次のような工夫をしてみると良さそうです。
- 可能なら自然光(窓からの光)が入る時間帯に撮る
- 逆光(背後から強い光)を避け、正面か斜めから光が当たる位置に立つ
- 毎回同じ場所・同じ向きで撮る(例:窓を背にせず、横から光が入る位置)
- 背景はシンプルな白い壁やカーテンなどにして、生活感のあるものを映り込ませない
背景がごちゃごちゃしていると、体のラインより情報量が多くなってしまい、
どこが変わったのか分かりにくくなることがあります。
「壁+床」だけが映るシンプルな場所を一つ決めておくとラクです。
ルール3:カメラの高さ・距離・角度を固定する
スマホで全身を撮るとき、カメラの位置が毎回違うと、
脚が長く見えたり短く見えたりして、比較しづらくなります。
全身写真の撮り方を解説している国内メディアでは、
「スマホのグリッド機能をオンにし、顔が中央付近、足先が画面下部にくるように撮る」といった
基本的な構図のポイントが紹介されています。
ビフォーアフター写真では「盛る」必要がないので、
- カメラの高さ:腰〜みぞおちくらい
- カメラから自分までの距離:壁から○歩(例:3歩)と決めておく
- 角度:できるだけ水平(見上げ/見下ろしにならないように)
といったルールを決めて、スマホを三脚や棚の上に固定しておくと、
毎回ほぼ同じ写り方で撮影できます。
ルール4:正面・横・後ろの3方向をセットで撮る
ビフォーアフター写真の撮り方を解説しているサイトでは、
「正面・横・後ろの3枚を基本に撮る」といった方法が紹介されています。
特にボディメイクでは、
- 正面:全体のバランス、ウエスト、脚のライン
- 横:お腹のふくらみ、ヒップの位置、姿勢(反り腰・猫背)
- 後ろ:背中の厚み、肩まわり、お尻の形、脚のライン
と、それぞれチェックできるポイントが違います。
「正面だけ」だと、変化が見えにくい部分も多いので、
3方向セットを基本にしておくと、あとから見返したときに情報量が増えます。
スマホで全身をきれいに撮るための実践テクニック
三脚・自撮りスタンド・タイマーで「ブレ」を防ぐ
毎回家族や友達に撮ってもらうのが難しい場合は、
スマホ用の三脚や自撮りスタンドを一つ用意しておくと便利です。
- 1000〜2000円台の簡易三脚でも十分
- 足元がしっかりしているものだと、ブレにくく安心
- セルフタイマー(3〜10秒)を使えば一人でも撮影しやすい
カメラを手に持って撮ると、どうしても顔が大きく写り、
全身のバランスがわかりにくくなります。
「固定して撮る」ことは、ビフォーアフター撮影ではかなり重要なポイントです。
スマホの「グリッド表示」をオンにする
多くのスマホカメラには、画面に9分割の線を表示する「グリッド」機能があります。
このグリッドをオンにすることで、
- 体の中心(鼻・みぞおち)が縦の真ん中に来るように立てる
- 目の高さを上から1/3のラインに合わせる
- 床と天井の水平がとれているか確認する
といったことが確認しやすくなり、「毎回同じ構図で撮る」助けになります。
レンズを拭く・画質設定を確認する
意外と忘れがちですが、スマホのレンズには皮脂やホコリがつきやすく、
そのまま撮ると全体が白っぽくボケてしまうことがあります。
- 撮影前に、メガネ拭きなどの柔らかい布で軽くレンズを拭く
- 設定で「写真サイズ」「画質」が最低になっていないかチェック
- 広角レンズを使うと体が歪みやすいので、標準レンズを基本にする
写真の解像度が低いと、あとからトリミングしたときに荒くなりやすいので、
スマホのストレージに余裕があれば、やや高めの画質にしておくと安心です。
角度別|ビフォーアフターで押さえておきたいポーズ例
正面ショット:力を入れすぎず「いつもの立ち方」で
正面ショットは、「もっと細く見せたい」と思うあまり、
お腹を引っ込めたり、胸を張りすぎたりしがちです。
しかし、ビフォーアフターで大事なのは
「いつも通り立ったときにどう見えるか」です。
- 足はこぶし一つ分くらいあけてまっすぐ立つ
- 両腕は体の横で自然に下ろす(体から少し離すと輪郭が見えやすい)
- お腹やお尻に力を入れすぎない
- 正面を向いて、あごを軽く引く
笑顔か無表情かはどちらでも構いませんが、
ビフォー・アフターで同じ表情にしておくと比較しやすくなります。
横向きショット:お腹とヒップラインをチェック
横向きは、ぽっこりお腹やヒップの位置がよく分かる角度です。
- 足は肩幅程度にあけ、横を向いてまっすぐ立つ
- 腕は自然に下ろすか、体から少し離す
- あごを前に出さず、頭〜背中〜お尻まで一直線を意識
アフター写真で、
- お腹の丸みが減っている
- お尻の位置が少し上がっている
- 前傾・反り腰が改善している
といった変化が見えると、モチベーションアップにつながりやすいです。
後ろ姿ショット:背中・肩・ヒップの変化を残す
後ろ姿は自分ではなかなか見る機会がないぶん、
写真で残しておくと変化が分かりやすい部分です。
- 足は肩幅程度でまっすぐ立つ
- 肩をすくめず、軽く胸を張るイメージ
- 腕を体から少し離して、ウエストのくびれが見える位置に
背中の厚みや、ヒップの形、脚のラインなどが確認しやすいため、
背中トレーニングやヒップアップメニューに取り組んでいる人には特におすすめです。
(背中やヒップを引き締めたい人向けには、
背中スッキリ筋トレメニュー や
ヒップアップを狙う筋トレメニュー なども参考になります)
余裕があれば斜め45度ショットも
正面・横・後ろに慣れてきたら、
斜め45度の角度から撮るショットも追加してみると、
ウエスト〜ヒップ〜脚のラインが立体的に分かりやすくなります。
ただし、最初から完璧を目指すと続かなくなるので、
まずは「正面・横・後ろの3枚」を習慣にするところから始めるのがおすすめです。
変化を最大限「実感」するための比較・管理のコツ
アプリで写真を並べて比べる
スマホのフォトアプリに任せるのも良いですが、
ビフォーアフター比較に特化したアプリを使うと、
2枚の写真を同じレイアウトで並べて保存できるものもあります。
アプリによっては、文字入れや矢印、日付の表示なども追加できるため、
「いつ・どのくらい変わったのか」が視覚的に分かりやすくなります。
ただし、画像加工で体型そのものを変えてしまうと、
記録としての意味が薄れてしまうので注意が必要です。
日付・体重・一言メモをセットで残す
写真に加えて、次のような情報も一緒に残しておくと、
あとから振り返るときの材料が増えます。
- 撮影日
- 当日の体重・体脂肪率
- 簡単なメモ(「ここ2週間は外食多め」「仕事が忙しくて睡眠不足」など)
こうしたメモがあると、
「この時期は体重の変化が少なかったけれど、実は仕事がピークだった」
「ここでトレーニングメニューを変えたら、見た目の変化が加速した」
といった振り返りがしやすくなります。
「文字での記録も少し残したい」という人は、
ライザップ体験記ブログ のように
日記形式で経過を書き残すスタイルもヒントになるかもしれません。
SNSにアップするなら「安全ライン」を決めておく
変化が出てくると、ついSNSにアップしたくなることもあると思います。
モチベーション維持には有効な面もありますが、
プライバシーの観点から、事前に「ここまでは出してOK」というラインを決めておくと安心です。
- 顔はスタンプなどで隠す/横顔だけにする
- 背景に自宅の間取りや場所が特定できるものを映さない
- 位置情報をオフにして投稿する
自分一人で完結させたい場合は、
SNSではなく、アルバムアプリやクラウドの非公開フォルダにまとめておく方法もあります。
ビフォーアフター写真を「やる気ブースター」に変える使い方
停滞期こそビフォー写真を見返す
ダイエットやボディメイクには、どうしても停滞期があります。
そんなときに体重だけを見ていると、「全然変わってない…」と落ち込みがちです。
しかし、数か月前のビフォー写真と今の写真を並べると、
体重の変化以上に、姿勢や輪郭が変わっていることに気づくパターンもあります。
「リバウンドが怖い」「また戻ってしまうのでは…」という不安がある人は、
リバウンドリスク診断 のようなツールで
自分の傾向を整理しつつ、写真という「証拠」を手元に残しておくと、
心の支えになりやすいかもしれません。
トレーナー・専門家と共有して改善点を見つける
自己流で続けていて変化が感じにくいときは、
写真をもとにプロの視点でアドバイスをもらうのも一つの方法です。
たとえばライザップのようなパーソナルジムでは、
トレーナーが「姿勢」「筋肉のつき方」「クセ」などを見ながら、
個別にプログラムを組み立てていくとされています。
リバウンド経験者がライザップで変わった体験談【和久井編】 や
ライザップでできる筋トレ種目一覧 を読むと、
「どんな種目でどこが変わりやすいのか」のイメージもつかみやすくなります。
「ここまで変われた自分」を、未来の自分のために残す
ビフォーアフター写真は、
今の自分のためだけでなく、未来の自分へのメッセージにもなります。
たとえ途中で少し体重が戻ってしまったとしても、
一度変われた経験が写真として残っていれば、
「もう一度あのラインに戻れるはずだ」と思いやすくなります。
ライザップの紹介制度などを活用してお得に始めたい人向けに、
【2026年】ライザップでお得になる入会方法大公開 のような情報も整理されています。
「写真で変化を残したい」「誰かと一緒に頑張りたい」と感じたときは、
こうした仕組みも合わせてチェックしておくと選択肢が広がるかもしれません。
まとめ|「同じ条件で撮る」だけで比較の説得力が変わる
ビフォーアフター写真でいちばん大切なのは、
特別な機材や難しいテクニックではなく、
- 同じ服装(体のラインがわかるもの)
- 同じ場所・同じ時間帯・似た光の条件
- 同じカメラの高さ・距離・角度
- 正面・横・後ろの3方向をセットで撮る
といった「毎回同じ条件で撮るルール」を決めることです。
あとは、月に1回でも、2週間に1回でも、
自分のペースで淡々と撮影を続けていけば、
数か月〜1年後には「思っていた以上に変わっていた自分」に出会えるはずです。
体重計の数字だけでは見えない変化を、
写真という形で残していくことは、長い目で見たボディメイクの心強い味方になります。
今日の一枚が、未来の自分への最高のプレゼントになるような気持ちで、
まずは「ビフォー写真」を一枚撮ってみてください。

