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健康寿命と「昼活」昼休みボディメイクのすすめ

仕事や家事に追われていると、「運動は大事だと思うけれど、わざわざ時間を取るのはむずかしい」と感じることが多いかもしれません。私もライザップに通う前はそうでした。気づけば一日中イスに座りっぱなし、という日も少なくありませんでした。

でも、「昼休みの10〜15分を上手に使う」だけなら、少しイメージしやすくなりませんか。着替えも道具もいらない、短い“昼活ボディメイク”を積み重ねることで、午後のだるさが軽くなったり、1日の活動量が自然と増えたりします。

この記事では、40代〜70代の方に向けて、「健康寿命」を意識した昼休みの過ごし方を、やさしい運動と心の整え方の両面からまとめていきます。


目次(表示させると見出しが見られますよ!)

昼活を「寿命」ではなく健康寿命のために考える

健康寿命とは「自分の足で動ける時間」

まず前提として、このサイトで大事にしているのは、いわゆる寿命の長さではなく、元気に動ける期間=健康寿命です。何歳まで生きるかよりも、「何歳まで自分の足で歩いて、好きな場所に出かけられるか」を大事にしたい、という考え方ですね。

厚生労働省が公表している「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(アクティブガイド)」では、今より少しでも多く体を動かすことと、座りっぱなしの時間を長くしすぎないことが、健康づくりの大きな柱として示されています。数値目標も紹介されていますが、何より大事なのは「生活の中に小さな動きを足していく」という視点です。

昼休みの10分ストレッチや、職場の周りをぐるっと歩く習慣は、まさにこの考え方にぴったりの“生活の中の運動”です。長時間のトレーニングではなく、こまめな動きを積み上げることで、健康寿命をじわじわ支えていくイメージです。

なぜ「昼」がねらい目なのか

朝や夜にも運動のチャンスはありますが、人生後半の世代には、昼休みの時間帯にもメリットがあります。

  • 仕事の区切りになるので、気持ちを切り替えやすい
  • 日中の明るい時間に体を動かすことで、体内時計が整いやすい
  • 一人暮らしでも、職場や地域の人との関わりのきっかけになりやすい

また、働く世代の健康づくりをまとめた厚生労働省の資料では、昼休みに職場で簡単な運動を取り入れたグループは、活力や仕事の満足度が高まったという研究も紹介されています。昼休みの少しの時間が、午後の集中力やメンタル面にもプラスに働きやすい、ということですね。

昼活は「運動不足を一気に解消する魔法」ではありませんが、毎日の生活に小さな前向きな習慣を足していくという意味で、とても相性がいい時間帯だと感じています。


昼活ボディメイクの基本ルール3つ

1.がんばり過ぎず「心地よい程度」で止める

まず一番大事なのは、痛みを我慢しないことです。どんな動きも、やってみて「少し伸びて気持ちいい」「じんわり温まってきた」くらいで止めておくのが安心です。

特にひざや腰に不安がある方は、曲げ伸ばしを深くしすぎない、片足立ちでフラつく姿勢は避ける、などの工夫が必要です。もし持病や治療中の病気がある場合は、主治医や医療機関に相談して、自分に合った範囲を確認してから始めてください。このサイトの情報は、あくまで健康づくりのヒントであり、治療を指示するものではありません。

2.着替えなし・道具なしでできる内容にする

昼休みの時間は限られています。ここでは、スーツや仕事着のまま、イスとデスクがあればできる運動を中心に考えます。靴を脱ぐ必要もなく、ヨガマットも不要。これくらい手軽な内容なら、「今日は面倒だからやめよう」と感じるハードルがぐっと下がります。

3.時間より「毎日続くこと」を最優先にする

厚生労働省のガイドや自治体の健康情報では、「1日60分の身体活動」「今より10分多く体を動かす」などの目安が紹介されています。ただ、数字だけを見るとプレッシャーになりやすいものです。

そこで昼活では、「3分・5分・10分」の小さな単位を基本にしてみましょう。

  • まずは「3分だけ伸ばしてみる」
  • 慣れてきたら「ストレッチ3分+軽いウォーク7分」
  • 忙しい日は「椅子の上だけで2〜3分」でもOK

この柔らかいルールにしておくと、特別な日を除いて、ほぼ毎日続けやすくなります。健康寿命を伸ばすカギは、「たまの完璧」よりも、「ゆるく長く続く習慣」だと私は感じています。


イスに座ったままできる昼活ストレッチ

ここからは、具体的な昼活のアイデアを紹介します。細かい秒数や回数にこだわる必要はありません。ご自身の体調に合わせて、無理のない範囲で試してみてください。

1.首・肩まわりリセットストレッチ(目安:1〜2分)

  1. 背もたれから少し離れて、イスに浅く腰かけます。
  2. 軽くあごを引いて、背筋をすっと伸ばします。
  3. 息を吐きながら、頭をゆっくり右側に倒します。首の左側が軽く伸びたところで、自然な呼吸のまま数秒キープ。
  4. 反対側も同じように行います。
  5. 最後に、両肩を耳のほうへ持ち上げるようにギューっとすくめて、ストンと力を抜きます。これを数回繰り返します。

パソコン作業でこり固まりやすい首・肩まわりを、やさしくほぐすイメージです。痛みが出る方向には倒さず、「気持ちいいところで止める」を合図にしてください。

2.胸を開いて呼吸を深くするストレッチ(目安:1〜2分)

  1. イスに座ったまま、背筋を伸ばします。
  2. 両手を背中側で軽く組むか、組みにくければイスの背もたれをつかみます。
  3. 息を吸いながら、胸を少し前に突き出すように開きます。このとき、腰を反りすぎないように注意します。
  4. 自然な呼吸を続けながら、5〜10秒ほどキープし、息を吐きながら元に戻します。

猫背になりがちな姿勢を一度リセットし、呼吸を深くすることで、午後の集中力アップにもつながりやすくなります。

3.ひざと股関節をいたわる脚ストレッチ(目安:2〜3分)

  1. イスに座ったまま、片方の足を少し前に投げ出すように伸ばします。
  2. かかとを床につけたまま、つま先を手前に倒したり、遠くへ伸ばしたりして、ゆっくり足首を動かします。
  3. 次に、ひざを軽く曲げ伸ばししながら、太もも全体をほぐします。イスから立ち上がらなくてもできる範囲で大丈夫です。
  4. 反対側の足も同じように行います。

長時間座っていると、血流が滞ってむくみやすくなります。足首やひざをやさしく動かすだけでも、「座りっぱなしのリセット」になります。


外に出られる人向け「ちょこっとウォーク昼活」

5〜10分の「プラス歩き」でOK

天気が良く、職場の周りを歩ける環境であれば、昼食前後に5〜10分だけ外を歩くのもおすすめです。

  • 会社の近くを一周する散歩コースをつくる
  • エレベーターではなく、1〜2階分だけ階段を使う
  • あえて少し遠くのコンビニやお店まで歩いてみる

東京都福祉保健局が紹介している「日常生活の工夫で体を動かそう」では、まさにこのような「ランチはあえて少し遠くの店へ」「エスカレーターの代わりに階段を使う」といったアイデアが、日々の活動量アップの例として挙げられています。

速く歩く必要はありません。背筋をすっと伸ばし、つま先が前を向くよう意識しながら、自分にとって気持ちのいいペースで歩いてみてください。5分歩くだけでも、座りっぱなしの時間を区切ることができます。

ウォーキング中に意識したい“3つのポイント”

  • 視線はやや遠くに:足元だけ見ていると、姿勢が前かがみになりやすくなります。
  • 呼吸は止めない:会話できるくらいのペースが目安です。息が上がるほどのスピードは必要ありません。
  • 痛みや違和感があればすぐにペースダウン:特にひざや腰に不安がある方は、短い距離から少しずつ慣らすイメージで。

ウォーキングは、特別な道具がいらず、健康寿命を支える代表的な運動です。東京都の「運動(身体活動)」ページなどでも、身近な場所でのウォーキングから始めることが紹介されています。


昼活を続けるコツ:時間・環境・人間関係の工夫

1.スケジュール帳に「昼活タイム」を書き込む

昼活を「できたらやる」から一歩進めて、スケジュールの中に予定として入れてしまうと、ぐっと続きやすくなります。

  • カレンダーに「12:30〜12:40 昼活」と書く
  • スマホのタイマーを、昼休み開始の5分後に鳴るよう設定しておく
  • タスク管理アプリの「毎日の習慣」として登録する

「昼活は自分との約束」という感覚を持つと、忙しい日でも2〜3分だけでもやってみようかな、という気持ちになりやすくなります。

2.必要なものはデスク周りに置いておく

昼活に必要なものは、できるだけデスク周りに置いておきます。

  • 小さめのタオル(汗拭きやひざ掛け代わり)
  • 水分補給用のマイボトル
  • ストレッチのやり方を書いたメモやプリント

わざわざロッカーまで取りに行く手間がなくなるだけでも、「ちょっと面倒だな」という気持ちを減らせます。

3.同僚や家族をゆるく巻き込む

可能であれば、同僚や家族と一緒に昼活をしてみるのも一つの方法です。人数が増えることで、「今日はやめておこうかな」という気持ちを支え合えるメリットがあります。

とはいえ、無理に人を誘う必要はありません。職場の雰囲気によっては、一人で静かに行うほうが心地よい場合もあります。自分にとってストレスにならない範囲で、ゆるく巻き込める相手がいればラッキー、くらいに考えておくといいと思います。


食事と組み合わせる「昼活ボディメイク」の考え方

「動く」と「食べる」をセットで考える

昼活ボディメイクでは、運動だけでなく、昼食のとり方も一緒に見直してみると効果的です。

  • ストレッチや軽いウォークをしてから、ゆっくり昼食をとる
  • よく噛んで食べ、食後すぐのどか食いを避ける
  • 血糖値が急に上がりにくいよう、野菜や汁物から食べるよう意識してみる

厚生労働省の健康情報サイト「e-ヘルスネット」では、生活習慣病予防のために、日常生活の中で無理なく身体活動を増やすことや、バランスのよい食事をとることの大切さが紹介されています。昼活は、この二つをセットで意識しやすい時間帯と言えそうです。

午後の眠気対策としての昼活

昼食後の眠気は、40代以降になるとより強く感じる方も多いのではないでしょうか。食後に深く眠りこんでしまうと、かえって体が重だるく感じることもあります。

そこで、

  • 昼食の量を「腹八分」を意識する
  • 食後すぐに横になりすぎず、軽く伸びをする・少し歩く
  • どうしても眠い日は、短めの仮眠(10〜20分)にとどめる

こんな小さな工夫を組み合わせることで、午後のパフォーマンスを少しずつ整えていくことができます。


忙しい人ほど「昼活」の価値が高まる理由

「朝も夜も予定が詰まっていて、運動する時間なんてない」という方ほど、昼活は大きな味方になります。

私自身、ライザップに通っていた頃も含めて、仕事のスケジュールとトレーニングの両立にはかなり試行錯誤してきました。今振り返ると、通勤時間や昼休みなど、「すでにある時間の使い方を工夫する」ことが、生活に無理をかけすぎないコツだったと感じています。

忙しい中でもトレーニングやボディメイクを続けるための時間の使い方については、別記事の「忙しい人の通い方・スケジュール術」に、私自身の工夫や考え方をまとめています。昼活を含め、「どの時間なら自分は動けそうか」を考えるヒントになればうれしいです。


40〜70代が昼活を始めるときの注意ポイント

体調チェックと“今日のコンディション”を大事にする

人生の後半になるほど、同じ年齢でも体の状態は一人ひとり違ってきます。持病の有無、血圧や血糖値の状況、関節の状態など、その日のコンディションを確認しながら取り組むことが大切です。

  • 朝の時点で強いだるさや痛みがある日は、昼活をお休みする
  • 血圧や血糖が不安定な方は、医師や看護師、保健師などに相談してから内容を決める
  • 新しい動きを始めた日は、翌日の体の様子も観察してみる

アクティブガイドの情報シートでも、「定期的に健診を受け、自分の状態を把握しながら、運動の種類や強度を選ぶ」ことがすすめられています。数字だけで判断せず、自分の体の声にも耳を傾けていきたいところです。

「がんばれない日」を許してあげる

健康習慣は、「続かなかった自分を責めてしまう」ことで、かえって苦しくなることがあります。昼活も同じで、何日かサボってしまうと、「もういいや」とまとめて手放してしまいがちです。

そこで、最初から「がんばれない日もあって当然」と決めてしまいましょう。

  • 週に5日できたら花丸、3日でもOK、1日でもやらないより良い
  • どうしても気が進まない日は、「深呼吸だけ」「肩をすくめてストンと落とすだけ」など、数十秒の昼活にしておく

このくらいのゆるさで向き合ったほうが、結果的に長く続くことが多いように感じています。健康寿命はマラソンのようなもの。ペース配分をしながら、長く歩き続けられる形を一緒に探していきましょう。


サイト運営者・和久井朗からのメッセージ

私がライザップで本格的にボディメイクを始めたのは、50代に入ってからでした。それまでの私は、「運動=ジムに行くこと」「トレーニング=きつくて大変なもの」というイメージが強く、仕事が忙しい時期にはなかなか続かない時期もありました。

そんな中で気づいたのが、「大事なのは、ジムにいる1〜2時間だけではない」ということです。通勤の歩き方、階段の使い方、昼休みの過ごし方など、日常の小さな動き方が、体の調子にもメンタルにもじわじわ効いてくると感じました。

昼活ボディメイクは、その中でもとくに続けやすい習慣のひとつだと思っています。きつい運動ではなく、「自分をいたわる10分間」として、今日の自分の体に「おつかれさま」と声をかけるようなイメージで取り入れてもらえたらうれしいです。

このサイトでは、私自身のライザップ体験や、その後のボディメイクの試行錯誤も正直に発信しています。昼活に限らず、「こんなやり方なら自分にもできそうだ」と感じるものがあれば、ぜひ一つだけでも試してみてください。健康寿命は、今日の小さな一歩の積み重ねから育っていきます。


まとめ:昼休みの10分が、未来の自分へのプレゼントになる

最後に、この記事のポイントを簡単にまとめます。

  • 健康寿命とは、「何歳まで自分の足で動けるか」を意識した時間の長さ。
  • 昼活は、座りっぱなしを区切り、1日の活動量を少し増やすための小さな習慣。
  • イスに座ったままのストレッチや、5〜10分のゆったりウォークでも十分スタートになる。
  • スケジュールに「昼活タイム」を書き込む・必要なものをデスク周りに置くなどの工夫で続けやすくなる。
  • 食事のとり方や午後の眠気対策と組み合わせることで、体も心も整えやすくなる。
  • 体調や持病に不安がある場合は、医療機関に相談しながら、自分に合った範囲を探していくことが大切。

昼活は、「やらなければならないもの」ではありません。未来の自分への、ささやかなプレゼントのような感覚で、できるところから取り入れてみてください。たとえ1日3分でも、その積み重ねが、5年後・10年後のあなたの動きやすさにつながっていきます。

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