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サプリメントに頼りすぎないための基礎知識と選び方

ダイエットやボディメイクをしていると、つい気になるのが「サプリメント」。
「飲むだけで痩せる」「これさえあれば完璧」…そんなフレーズを見ると、つい試してみたくなる気持ちは自然なものだと思います。

ただ、サプリメントはあくまで栄養補助
土台になるのは、毎日の食事・運動・睡眠などの生活習慣です。ここを飛ばしてサプリに頼りすぎると、思ったほど効果が出なかったり、場合によっては体調を崩すリスクもあるとされています。

この記事では、

  • サプリメントと「健康食品」の基本的な位置づけ
  • 頼りすぎることで起こりやすい落とし穴
  • 目的別・代表的な成分の特徴
  • 安全に選ぶためのチェックポイント

などを整理しながら、「サプリと上手に付き合うための考え方」をまとめていきます。
ライザップ経験者としての視点も交えつつ、「まずは食事と生活習慣を整える」というスタンスで、一緒に確認していきましょう。


目次(表示させると見出しが見られますよ!)

1. 「サプリメント」と「健康食品」の基本を整理しよう

1-1. サプリメントは本来「栄養を補う」もの

日本では「サプリメント」という言葉に、法律上のはっきりした定義はありません。
一般的には、ビタミン・ミネラル・たんぱく質・ハーブなどの成分を、錠剤・カプセル・粉末・ドリンクなどの形にしたいわゆる健康食品として販売されているものを指すことが多いようです。

本来の役割は、

  • 食事だけでは不足しがちな栄養を「補う」こと
  • 特定の栄養素を手軽に摂りたいときのサポート

などが中心です。
「サプリで痩せる」「サプリで病気が治る」というイメージを持ちやすいですが、厚生労働省や日本医師会などの情報を見ても、サプリメントは病気の治療やダイエットの主役ではないと説明されていることが多いようです。

1-2. 「医薬品」と「健康食品(サプリ)」の違いをざっくり理解する

混同しやすいのが、「薬」と「健康食品」の違いです。
ざっくり整理すると、次のようなイメージになります。

  • 医薬品:病気の治療・診断・予防を目的とし、国の厳しい審査を経て承認されたもの
  • 健康食品・サプリ:健康の維持・増進を目的とした食品。原則として、病気の治療を目的とはしていない

「健康食品」を医薬品の代わりに自己判断で使うと、治療が遅れたり、薬との飲み合わせで体調を崩すリスクもあるとされています。
消費者庁や厚生労働省の情報でも、「医薬品的な効果を期待して健康食品を利用しないように」といった注意が出されているので、詳しく知りたい方は公的機関の情報も参考にしてみてください。

1-3. ダイエット系サプリの多くは「いわゆる健康食品」

「脂肪燃焼系」「糖の吸収を抑える系」などのダイエットサプリの多くは、国の個別審査を受けていないいわゆる健康食品に分類されます。
表示や広告を読むと効果がありそうに感じますが、科学的な根拠のレベルや、安全性のチェックの仕方は商品によって差があるようです。

だからこそ、「飲めば痩せるはず」ではなく、「生活習慣を整えるためのオプション」くらいの距離感で考えておく方が安心です。


2. サプリメントに頼りすぎると何が問題?

2-1. 「飲んでいるから大丈夫」という安心感の落とし穴

サプリに頼りすぎたときに、一番こわいのが「飲んでいるから安心」という思い込みです。

  • 食事が乱れているのに「ビタミン剤を飲んでいるから大丈夫」
  • 間食が多いのに「脂肪燃焼サプリがあるから平気」
  • 運動ゼロなのに「筋肉サプリを飲んでいるから筋肉は落ちないはず」

こうした考え方が積み重なると、本来見直すべき生活習慣が後回しになり、かえって体型や体調が崩れやすくなることもあるようです。

ライザップ式で見ると、まずは

  • 「食事のルール」を押さえること
  • 週2回程度の筋トレと、日々の活動量を増やすこと

が土台になります。
そのうえで「どうしても食事で補いきれない部分」をサプリでカバーする、という順番で考えた方が、長い目で見ると結果につながりやすいと感じています。

食事の基本ルールについては、ライザップの食事ルールまとめ【実践ルール】も参考になると思います。

2-2. 過剰摂取や飲み合わせのリスク

ビタミン・ミネラル系のサプリは、「足りないと困る」イメージが強い一方で、摂りすぎたときのリスクについては意外と知られていないかもしれません。

  • 脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・Kなど)は体内に蓄積しやすい
  • 鉄やセレンなどのミネラルは、過剰摂取で健康被害が報告されているケースもあるようです
  • 複数のサプリを同時に飲むと、合計量が知らないうちに増えてしまいやすい

また、持病があって薬を飲んでいる方は、薬とサプリの飲み合わせ(相互作用)にも注意が必要とされています。
不安がある場合は、自己判断ではなく、必ずかかりつけ医や薬剤師に相談するようにしましょう。

ライザップに興味があり、なおかつ糖尿病や高血圧などの持病が気になる方は、糖尿病・高血圧など持病があってもライザップに入会できますか??も参考にしてみてください。医師との連携を含めた考え方が整理されています。

2-3. 「リバウンド思考」とサプリの相性

短期間で劇的な変化を求めて、
「今度こそこのサプリで一気に痩せたい」
という発想に走ると、どうしてもリバウンドリスクが高いダイエットになりやすいと感じます。

実際には、

  • 生活全体のリズムを整える
  • 食事・運動・睡眠のバランスを少しずつ変える
  • 半年〜1年単位で「体質」を変えていく

といった地味な積み重ねが、いちばんの近道になることが多いようです。
ご自身のリバウンドリスクが気になる方は、リバウンドリスク診断を使って、考え方のクセをチェックしてみるのもひとつの方法です。


3. まずは「食事」が土台になる理由

3-1. 食事には「栄養」以上の役割がある

サプリメントは、特定の栄養素をぎゅっと濃縮したものです。
一方で、食事には

  • よく噛むことで満腹感が得られる
  • 色や香りで満足感が高まる
  • 食物繊維や水分など、サプリでは摂りにくい要素がセットになっている
  • 「誰と」「どんな雰囲気で」食べるかが、メンタル面にも影響する

といった、数値化しにくいメリットもたくさんあります。
ダイエット中こそ、「食事を小さな幸せの時間にする」という視点を忘れない方が、長く続けやすいように感じます。

3-2. 「休日のダラダラ食い」とサプリの関係

平日はそれなりに我慢して、休日はダラダラ食べてしまう…。
この状態で「リセット系サプリ」に頼ってしまうと、根本的なパターンが変わりにくくなります。

ライザップ式では、「休日の食べ方そのもの」を見直していきます。
たとえば、

  • 食事回数を2〜3回に決める
  • 糖質と脂質のとり方にメリハリをつける
  • お酒や外食を楽しむルールを決めておく

といった工夫です。
詳しくは、休日に太るのはなぜ?|RIZAP式「2〜3食ルール」でダラダラ食いを終わらせるで、具体的な考え方を解説しています。

3-3. 「間食」を変えた方が、サプリより早く効くことも

ダイエット相談をしていると、「間食の内容を変えるだけで体重が動き出した」というケースはかなり多いです。
サプリを足す前に、

  • お菓子の量を減らす
  • 間食を「たんぱく質+食物繊維寄り」に置き換える

といった工夫をした方が、体型や体調に変化が出やすい印象もあります。

間食の具体的な置き換えアイデアは、【保存版】間食が止まらない人へ|RIZAP式“置き換えテンプレ”で夕方の爆食を止めるにまとめていますので、こちらもあわせて読んでみてください。


4. 目的別・代表的な成分の特徴と付き合い方

ここからは、「よく見かけるサプリのカテゴリー」と「付き合い方の考え方」を、あくまで一般的な範囲で整理していきます。
より専門的な安全性や有効性については、国立健康・栄養研究所などの公的データベースも参考にしてください。

4-1. ダイエット系(燃焼・糖や脂肪の吸収を穏やかにする系)

ダイエット系サプリには、たとえば次のようなタイプがあります。

  • 脂肪の燃焼をうたう成分を配合したもの
  • 糖や脂肪の吸収を穏やかにするとされる成分を含むもの
  • むくみケアや便通改善をうたうもの

ただし、どのタイプにしても、

  • 「飲むだけで痩せる」というものではない
  • 食事量・内容、運動量がそのままだと効果は限定的
  • 商品によって成分量や根拠のレベルが異なる

といった点は、押さえておきたいところです。
個人的な感覚としては、「サプリでマイナス10キロ」ではなく、「生活を整えたうえで、サプリで数%サポート」くらいのイメージで見ると、現実的な期待値になると思います。

4-2. ビタミン・ミネラル系

ビタミンやミネラルのサプリは、「栄養バランスが気になる」「野菜や果物が少ない」と感じる人にとって、手軽に使いやすい存在です。
一方で、

  • 通常の食事をしていれば、極端な欠乏症は少ないとされる栄養素も多い
  • サプリからの過剰摂取による健康被害が報告された栄養素もある
  • 複数のサプリで同じ栄養素を重ねてとってしまいやすい

といった注意点もあります。
特に、ビタミンA・D、鉄、セレンなどは、過剰摂取によるリスクが指摘されていることがあるようです。

「何となく不安だから、あれもこれも足しておこう」というよりも、
・今の食事で不足していそうな栄養素は何か
・その栄養素を食事で増やせないか

を先に考えたうえで、どうしても足りない部分をサプリで補う、という順番がおすすめです。

4-3. たんぱく質・アミノ酸系

プロテインパウダーやアミノ酸サプリ(BCAAなど)は、筋トレとセットで語られることが多いジャンルです。

たんぱく質は、

  • 筋肉や内臓、皮膚、髪などの材料になる
  • ダイエット中でもしっかりとりたい栄養素のひとつ

と言われています。
ただし、たんぱく質も「とればとるほど良い」ものではないので、

  • 1日の目安量(体重1kgあたり何g程度)
  • 腎臓などへの負担が気になる人は医師の指示

なども意識しながら使うと安心です。
プロテインの選び方や飲み方については、別記事の
「プロテインの選び方と美ボディに活かす飲み方ガイド」などもあわせて参考にしてみてください。

4-4. 腸内環境系(乳酸菌・食物繊維・オリゴ糖など)

便秘やお腹のハリが気になる方に人気なのが、乳酸菌やビフィズス菌、食物繊維系のサプリです。

ただし、腸内環境は、

  • 毎日の食事に含まれる食物繊維・発酵食品
  • 水分摂取量
  • 運動量やストレス

など、生活全体の影響を強く受けます。
サプリを足す前に、まずは

  • 野菜・海藻・きのこ・豆類を増やす
  • 水分をこまめにとる
  • 軽い運動を習慣にする

といった基本を整えるだけでも、体調が変わってくる方は多い印象です。


5. サプリメントを選ぶときのチェックリスト

ここからは、具体的にサプリを選ぶときに意識したいポイントを整理していきます。
すべてを完璧にチェックする必要はありませんが、「なんとなく」で選ばないための参考にしてみてください。

5-1. ラベル表示と問い合わせ先を必ず確認する

消費者庁などの情報でも、健康食品を選ぶ際には、

  • 原材料名や栄養成分表示がしっかり書かれているか
  • 1日あたりの摂取目安量が明記されているか
  • 製造者・販売者名や問い合わせ先が書かれているか

などを確認するようにと案内されています。

逆に、

  • 連絡先がよくわからない
  • 原材料や成分量の表示が曖昧
  • 「絶対に痩せる」「飲むだけで病気が治る」など、過剰な表現が目立つ

といった商品は、慎重に検討した方が良さそうです。

5-2. 「保健機能食品」や公的な認証制度も目安になる

日本には、「保健機能食品制度」と呼ばれる仕組みがあります。
たとえば、

  • 特定保健用食品(いわゆるトクホ)
  • 栄養機能食品
  • 機能性表示食品

などです。

これらは、それぞれにルールや仕組みが異なりつつも、一定の安全性や機能性の情報が整理されている点で、商品選びのひとつの目安になるとされています。
また、公的な第三者認証として、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の「JHFAマーク」のような制度もあります。こうした情報も“品質チェックのヒント”として活用してみても良いかもしれません。

ただし、マークが付いていれば何でも自分に合うわけではないので、

  • 自分の体質や持病
  • 飲んでいる薬
  • 普段の食事内容

などとの相性も含めて考えることが大切です。

5-3. 公的情報も「辞書」のように使ってみる

特定の成分について詳しく知りたいときは、国立健康・栄養研究所が提供している「健康食品」の情報サイトなど、公的機関がまとめている情報も参考になります。
こうしたサイトでは、

  • どんな試験でどのような結果が出ているか
  • どのくらい摂ったときに、どんな健康被害が報告されているか
  • 薬との飲み合わせに注意が必要か

といった情報が整理されていることが多いので、「広告」だけで判断しないための材料として役立つと思います。


6. 飲み方・続け方のポイント

6-1. いきなり何種類も増やさない

サプリを使うときは、一度にたくさんの種類を増やさないことが大切です。

  • まずは「これが本当に必要」と思うものを1〜2種類に絞る
  • 体調の変化を観察しやすくする
  • 不調が出たときに、原因となりそうなものを特定しやすくする

といったメリットがあります。
「何となく不安だから、いろいろ飲んでおきたい」という気持ちは自然ですが、結果的に過剰摂取や飲み合わせのリスクを上げてしまう可能性もあるので注意したいところです。

6-2. 飲む期間と“評価ポイント”を決めておく

サプリを飲み始める前に、

  • どんな目的で飲むのか(例:夕方の疲れやすさ、便通、むくみなど)
  • どのくらいの期間続けて様子を見るのか(例:1〜3か月)
  • どんな変化があれば「続ける価値がある」と判断するのか

といった「評価ポイント」を決めておくと、
「何となく惰性で飲み続ける」状態を防ぎやすくなります。

そのうえで、体重や体脂肪率だけでなく、

  • 日中の眠気やだるさ
  • お通じのリズム
  • むくみの出やすさ

などもふくめて、日記のように記録しておくと、自分に合っているかどうかを見極めやすくなります。

6-3. 不調を感じたらすぐに中止・相談

サプリを飲み始めてから、

  • 発疹・かゆみ
  • 胃痛・下痢・便秘
  • 動悸やめまい

など、気になる症状が出た場合は、いったん摂取を中止し、早めに医師や薬剤師に相談することが重要です。

その際、

  • 飲んでいたサプリの名前や成分
  • 飲み始めた時期と、症状が出始めたタイミング
  • 併用している薬や他のサプリ

などをメモしておくと、相談がスムーズになります。


7. ライザップ的・賢いサプリメントとの距離感

7-1. 主役は「食事・運動・睡眠」サプリはオプション

ライザップで33キロ以上ダイエットした経験から振り返っても、
本当に体が変わっていった理由は、

  • 食事の内容とリズムが整ったこと
  • 定期的な筋トレで筋肉量が増えたこと
  • 生活全体の意識が変わったこと

この3つが大きかったと感じています。

サプリメントは、あくまで「整えた生活を、さらに少し後押しする存在」くらいの距離感がちょうど良いと感じます。
その方が、サプリに一喜一憂せず、長く安定したボディメイクを続けやすくなるはずです。

ライザップでの実際の体験談は、リバウンド経験者がライザップで変わった体験談【和久井編】にもまとめていますので、「生活全体をどう変えていったのか」に興味がある方は、そちらも読んでみてください。

7-2. 自分のタイプを知ってからサプリを検討する

そもそも、

  • 「本当にサプリが必要な状態なのか」
  • 「まずは生活習慣のどこから手をつけるべきなのか」

といったことは、人によって違います。

自分のダイエット傾向や、結果が出やすいパターンを知りたい方は、RIZAP向き度チェック診断を使って、自分のタイプを客観的に整理してみるのもおすすめです。
タイプが見えてくると、「今、サプリにお金をかけるべきか」「まずは別の部分を整えるべきか」が判断しやすくなるはずです。


8. まとめ:サプリメントは「賢く、ほどよい距離感で」

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • サプリメントは、本来「栄養を補う」ための食品であり、ダイエットや治療の主役ではない
  • 「飲んでいるから大丈夫」という安心感が、生活習慣の見直しを遅らせてしまうこともある
  • 過剰摂取や薬との飲み合わせには注意が必要で、公的機関の情報も参考にしながら選びたい
  • まずは食事・間食・休日の過ごし方など、毎日の習慣を整えることが優先
  • サプリを選ぶときは、ラベル表示・問い合わせ先・認証マーク・公的情報をチェックする
  • いきなり多種類に手を出さず、目的と評価ポイントを決めて、期間を区切って様子を見る

サプリメントは、使い方しだいで心強い味方にもなりますし、頼りすぎると遠回りになることもあります。
大切なのは、「サプリの前に、まずは生活習慣」という順番を忘れないことだと思います。

休日の食べ方を整えたいときは、休日に太るのはなぜ?|RIZAP式「2〜3食ルール」でダラダラ食いを終わらせる
間食を見直したいときは、【保存版】間食が止まらない人へ|RIZAP式“置き換えテンプレ”で夕方の爆食を止めるなども参考にしながら、
「サプリに振り回されない、美ボディづくり」を一緒に続けていきましょう。

なお、本記事の内容は一般的な情報であり、特定のサプリメントや成分を推奨・否定するものではありません。
体調に不安がある方や、持病・服用中の薬がある方は、自己判断でサプリを利用する前に、医師や薬剤師などの専門家に相談するようにしてください。

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